来年は大不況時代のスタート?!
10代にしておきたい17のこと [プレミア版] (だいわ文庫)
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本田 健
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先週のことですが、本田健氏の講演会「2011年大不況時代のスタートを豊かに生き抜く法」を聴きに、芝公園まで行ってきました。
「アパート経営フェスタ2010」での本田健氏の基調講演の印象が強かったので、もっとお話しを聴いてみることにしました。
なかなかショッキングなタイトルですが、講演の内容は、来年の経済見通しではなく、「逆境に負けずに頑張ろう」というメッセージでした。
日本人は、大不況になっても、責任追及に明け暮れたりせずに、「しょうがない、頑張ろう!」と言って、やり直すことができる!
という、皮肉ともつかぬ冗談から始まりました。
会場は、ほぼ満席でしたが、20代、30代と思われる若い人が多いのには驚きました。
本田氏は、あまりメディアには顔を出さないと自分でも言ってましたから、
「20代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)」や「30代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)」が読まれているんですかね。
柔らかいソフトな語り口で、著作に書かれている内容のエッセンスと思われるお話しをされていました。
その中で、「やりたいと思いながら、怖いこと」が好きなことを見つけるヒントとして、心に残りました。
"Anthony Robbins" をとてもマイルドにしたような雰囲気の講演だなと思ったら、
翻訳もされてたんですね。
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歴史は繰り返す?
時代の変化を読み取りたいという欲求から、何かヒントになるのではと感じて、
「東京からはじまる?」に続いて、猪瀬直樹氏の著作を読み進めています。
「空気と戦争 (文春新書)」は、東工大の学生への講義を元にしたものだけあって、とても読みやすく一気に読んでしまいました。
文章を尽くして説明されていることを簡単に言うのは気がひけますが、、、
この本で説明されている、昭和16年12月8日の真珠湾奇襲攻撃から昭和20年の敗戦までの4年間を除けば、戦前と戦後の日本がシームレスに繋がるというお話しは、とても説得力があります。
漠然と戦前は軍国主義の暗い時代で、戦後は民主主義の明るい時代という印象があり、むしろ戦争に負けたおかげで、ダークエイジも終わったので良かったね、くらいに思っていました。
しかし、戦前もアメリカは流行だったし、中国大陸は投資すれども回収不可能な巨大な不良債権だけど、とりあえず海外の話しだし、止むを得ず南方の油田を盗りに行っても、しょうがないだろうといった感じで、さほど深刻なムードはなかったようで、
官僚主義で手をこまねいている間に、いつのまにか日米開戦になってしまった。ようです。
また、本当に暗かったのは、本土空襲が始まった最後の1年間ぐらいのもんだ。とのこと。
という話しなのですが、子供の頃から繰り返し聴かされてきた戦前生まれの父母の話しも、特別なのは東京空襲のときと昭和16年からの4年間、一番大きいのは戦争に負けて困ったということで、高度経済成長の前くらいまでは、戦後も戦前も生活にはそんなに違いはなかったのでは、とも感じます。
さらに、結果があまりにも重大だったからでしょうか、極めて特殊なことだったように言われていた、軍人官僚の振る舞いも、この本で話されていることを読む限りでは、今のお役所仕事や大企業病と変わらないように見えます。
なんだ、巨額の財政赤字が大変だ!と言いつつ、具体的な対応策が示されない今と、あまり変わらないじゃないか?と言いたくなります。
ずいぶん大きな失敗をしたものだと思いますが、歴史は繰り返す?と言います。過去にどのようなことが実際に行われていてながら、世の中の空気はどうだったのか、みんなはどうしていたのか?ということを学べば、今起きていることを推測するのに役立つのではないか、と期待しています。
もう一冊は、「日本国の研究」。
1997年の著作だけに、その後の年数の経過分だけより良く理解できるのでは、と思い読んでみました。
実際の国のお金の流れはとても複雑で、表向き財政赤字でも、下流には特殊法人や認可法人、公益法人などお金や利益をプールする仕組みが沢山あるというのが驚きです。
ナルホド、財政赤字は、上流の国会では制御できない訳だ。
かって郵政省を民営化しようとしたのも、資金の流れの上流に位置する郵貯と簡保を民営化すれば、下流にある特殊法人は自動的に干上がるというのが、問題というよりもむしろ目的だったのかと納得。
でも、そんな説明をテレビで聴いたことないな。
高速道路料金の話しも胡散くさかったし。
テレビで聴いたことは気をつけて考えないといけませんね。
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東京からはじまる?
東京からはじめよう―国の再生をめぐる九つの対論
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猪瀬 直樹
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副都知事 猪瀬直樹氏の講演『「改革」に必要な思考法・視点・行動力とは』を聴いてから、それまで特に読んだことがなかった猪瀬氏の著作を読み始めました。
『「改革」に必要な思考法・視点・行動力とは』
まず、「東京からはじめよう―国の再生をめぐる九つの対論」を読んでみました。
日本で起きていることについていろいろと考えさせられましたが、
なるほど、山手線の内側が24時間都市になって、東京が元気にならないと、日本は元気にならないなと感じさせられました。
ペットブームの背景のお話も考えさせられるものがありましたが、
2,000年代後半から、ペットの数が子供の数の何倍にもなっているという数字に驚きました。
徐々に増えたのではなく、あるとき急に増えています。
アパマン賃貸経営では、長いことペットは無視されてきましたが、これからはそうは行かないのではないかと思います。
続いて、「東京の副知事になってみたら (小学館101新書)」も読んでみましたが、
猪瀬氏は博覧強記の人ですね。講演を聴いたときにも健全な良識を感じさせられましたが、こういう頼りになる人にはぜひ頑張って欲しいと思います。
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