多分こんな感じなんだろうなぁー、な、こちらの予想を全然裏切ってないのに、何この味わった事ない後味の良さ!
フランシス全肯定!!!大好き。
『フランシス・ハ』、シネパスで観直したばっかの『ゴースト・ワールド』
その後みたいな話なんだけど、皮肉たっぷりだったあちらとは違い、こんなにも映画の格好良さやお洒落さを、その空回りすら愛おしむ様にこの時代に表出させてくれたら、ありがとうとしか言葉が出ない…
何が心地酔いって、完全に字幕(咀嚼)追い越すスピードで捲くし立て、空気読めないないどころか、場の空気全部吸い込んじゃう程なフランシスの独舌である。
そっか、フランシス演じたグレタ・ガーウィグは共同脚本担当してんのね!成る程。
今作観てたら、そうだ、そうだ、映画ってこんな風にカッコ良かったし、お洒落だったじゃん!って、思い出すと言うより、改めて実感した。
モノクロームの陰影の鮮やかさ。
サクッサクと心地酔いグルーヴの編集。
憧憬する情景。
モノクロの撮影、そして照明設計がまぁ、素晴らしい訳ですが、グッと来たのがフランシスが窓枠に座ってソフィーと喋ってるとこの黒Tシャツのあの質感。
あそこの構図もちょっと憎たらしいぐらいかっちょいー!
半年程前に初めて本作を知った時、その“デヴィッド・ボウイの「モダン・ラヴ」をバックに街中疾走するシーンがある”な情報なんかに頭抱えそうになったものの(笑)、80年代のインディペンデンスな映画群への無邪気な憧憬は、全然衒いもなく機能する。
監督のノア・バームバック、もっと若い監督かと思いきや、年上だったし、しかももう20年選手だ。
あと、個人的にはベンジーお気に入りだし、あのスタンスはよく解る。




