意外な程に普通やった…
面白いんだけど、個人的には引っ掛るとこなかった。
やっぱ、期待し過ぎたかなぁ~
70-80年代のスペースオペラへのストレートな愛が溢れた、微笑ましくも熱ーい一本。
兎角ダークにヘヴィーに突き進む近年の一方通行の中で、その寄り戻しの様な本作が好意的に受け入られたのも解る。
カセットテープに詰まった愛が象徴するのは、監督の本作への心意気そのものなんだろうな。
“無骨に・不器用に・手探りに、この熱い(スペースオペラへの)想いを貴方に届けたいんやぁ!”
憎み合うアイツやコイツが、やがて共通の目的の下に歩み揃え立ち向かう。って構図や、様々に思い渦巻く勢力図。
背負う過去。実は…な過去。
スペースオペラの常套句並べつつも、それを軽やかに70-80年代の洋楽のビートやメロディで駆け抜ける。
でもなぁ、どうにもそれぞれのキャラが立ち切らなくって、僕の中では燃焼不足。
もっと、もっと、そのヴィジュアルインパクトがエグく取っ組み合って欲しかったぞっ!
ジェームズ・ガンって『スーパー』の監督なんだよねぇ。あの苦さがもちっとスパイスとして効いていたらなぁ…
これはもう!最高に最低!行き着く処まで行っちゃった感あるけれど、これが今の現実だ。
大人版『キック・アス』かと思いきや『ダークナイト』に近い感触だった。

