くっそおもろくって参った!
一年以上待たされてたけど、あの10年に比べたら些細なもの。
今泉力哉監督の巧みな笑のベクトルと切なさの罠に囚われ、海に向かう誘いに抗う術なし!
『サッドティー』、またもや新たなる代表作!
あの“好きになってもらえなくってゴメン”があとを引く…
痛い程に残酷な言葉だけど、深く頷いてしまう自分がいた。
それにしても今泉監督、ホント女の子の“可愛いさ”と“残酷さ”を表出させる術が巧みだ。
登場する女の子、みーんな愛おしくなる一方で、関わりたくねぇーなぁーとも思わせちゃう。でも、きっと、惚れるんだ、僕らは。
ふわっふわのキャラな棚子演じた青柳文子ちゃんって全然知らなかったけど、今作のトーンを見事に体現してて面白かった。
あの店長に向けた“はぁ?”に縮み上がるけどね(笑)。
ラストの海岸、サイドミラーに名残り惜しく映る手が美しかった。
あと、『恋の渦』以来ご贔屓な國武綾ちゃんにも、またもや心奪われた。
ミシン使う後ろ姿とか…
一切部屋から出るシーンないのがまた良い(笑)!
あそこでの二ノ宮隆太郎監督の使い方はズルいです。
あの壁掛け+ソファーにもニンマリ。
そして、カフェにはあの映画のポスターでニンマリ。
あと、各登場人物の部屋のキャラの作り込み具合が楽しくって、面白くって、やがて哀しい…
あのオープニングのボンさんの部屋の本棚にはAKIRAとナウシカ(?)。
アジア系雑貨屋で揃えたかの様な園子ちゃん。
緑ちゃんの部屋の壁のぶっ飛んだコラージュとか素敵。
嘗ての私の部屋(実家)もあんな風にパンパンに自意識過剰の坩堝でありました。


