スノーピアサー/リディック:ギャラクシー・バトル | Electronic Dolphin Eats Noise

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空論上の九龍城

某シネコンではいまいち乗り切れなかった『スノーピアサー』

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2014年2月 

@ OSシネマズ神戸ハーバーランド

での感想⬇︎


しかし、『スノーピアサー』…
あぁぁ、『スノーピアサー』…
息詰まるアクション!と言いたいとこなれど、作品として息詰まりそうな窮屈さ感じてしまった…
初期からのポン・ジュノファンとしては至極無念!


多分普通のハリウッドアクション大作として観れば及第点且つ異色作としてそれなりに楽しめたんだろうけれど、そこに“あのポン・ジュノが、あのソン・ガンホ引き連れてハリウッドにガチンコで殴り込み!”なんて期待値フィルター掛けちゃってたものだから…

そもそも、階級社会の軋轢を列車の走行方向に重ね合わせた原作なんて、そのまんまでも充二分に映画的なのにさ、それがあんま活きてないのは何なんすかねー?
意外にすんなり前行けちゃうし、行ったら行ったで割に想定内な展開だし…
あと、雪国を割いて走る描写が余りに凡庸なんで拍子抜けした。


『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』でのまさに“血でも吸ってんだろう”美貌から一転のティルダのなりきりっぷり

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も空回りな程に、回りが冷めてるんじゃ!?なテンションなのも残念。

ソン・ガンホも、何で彼なの?なぐらいに説得力なかった。 


うーん、ポン・ジュノの器用さと共に、育ちの良さが裏目に出ちゃった!?
不安な要素がほぼ全て好転したパク・チャヌクの『イノセント・ガーデン』との比較は余りに哀しい。


勿論ポン・ジュノらしさもあるし、つまんない訳じゃないけどね。
ジュノらしい色彩感覚(あの黄色いコートとか!)とか、ハリウッドからは出てこなさそうな人体欠損描写であったり、音楽も中々良かったしね。


でしたが、シネマ神戸ではがっつり最前列でその行く末を前のめりで堪能出来た!
何だ、無茶苦茶面白かったじゃないか。


ポン・ジュノがその永久機関の如きイマジネーションで切り拓くのは、凡ゆるモラルやルール、そして権威に凍りついたハリウッドだった?
その痛みや臭い伴う皮膚感覚、密室感、からの開放感はシネマ神戸でこそ! 


そして、劇場に拠って此処迄印象が真逆に変わってしまうのも、映画上映=ライヴたる由縁。


『リディック:ギャラクシー・バトル』
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は、何と前作から約10年振りの続編。

何故今改めて続編?な疑問を吹き飛ばす程の作品かは兎も角、随分規模が小さくなったのもあってか、雰囲気は一作目『ピッチブラック』に近い。か? 
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原点回帰なのか?大人の事情なのか?前作で拡げ捲った大風呂敷を畳み、一作目『ピッチブラック』に感触近いダークな世界。
まぁ、見所は何よりヴィン・ディーゼルの可愛いお目々でしょ(笑)。
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『ピッチブラック』の膝打つ面白さには及ばないものの、これはこれで観応えあったっす。

そー言えば、『リディック:ギャラクシー・バトル』は音楽がグレアム・レベルやった!SPK!