愛の渦 | Electronic Dolphin Eats Noise

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空論上の九龍城

愛の渦
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@ シネ・リーブル神戸。

2014年3月。


とんだドスケベ映画だったぜー!
でも、最高に面白いんだから認めざるを得ない。

唯スケベなだけじゃない!なんて物言いもしたいとこですが、唯のスケベで何が悪い!とも切り替えしたくなる。
要は最高って事! 


唯々SEXが好きな方々がヤリ捲る為だけに集う秘密倶楽部に居合わせた男4女4+α其々の思惑と、それを越える性欲が渦巻く、密室+群像劇。
呆れる程に“スケベ”である事を、スクリーンから何かが溢れんばかりに浮き上がらす術に唸る。 


昨晩WOWOWで放送してた『横道世之介』であんなに爽やかだった池松壮亮くんと、昨年『スクールガール・コンプレックス』で鮮やかな青春の翳りを魅せてくれた門脇麦ちゃんの、衝撃の組んず解れつには何度も目を疑ったぞ(驚)!

あの、ずーっと伏し目がちだった二人が、最後向き合った時に、全く対象的な自己結論に達してたのが巧いなぁ~

あの時、ケータイの画面がUPになって見えた予測変換に“鈴木先生”があったのがツボ(笑)。
彼が何を求めて鈴木先生を見ていたのか?
そう言えば、鈴木先生はゴム着けない主義でありました。

今後の女優人生を心配しちゃう程に門脇麦ちゃん、腰引けちゃう程にヤリ切ってたけどさ、不思議と『スクールガール・コンプレックス』の方がエロティックだったんだよなぁ。


しかし、窪塚洋介さんのチンピラっぷりには惚れ惚れしたなぁー。
流石堂に入ってるし、唯一無比な存在だよ。
あの新井さんも霞んじゃう程。


昨年の邦画裏ベスト級な傑作『恋の渦』も中々に下衆かったものの、そこは大根監督、らしい優しさもあって登場人物に愛着持てたけど、今回は本家本元三浦さんが監督って事で、下衆の極みも甚だしい!最低でサイコー! 

『恋の渦』ではオープニングに鍋パーティーで一同に介する後は、各々の組み合わせに分かれちゃうので、本音と建前の軋みを神の視点で楽しめたのですが、『愛の渦』に関しては服を脱ぎ、身体重ねる毎に建前がボロボロ崩れ本音剥き出しになってく様を直の視点で愉しめた。

どちらも舞台ではどんなアプローチだったのだろう???


劇中出てくる細かい“SEXあるあるネタ”がリアル過ぎて引く(苦笑)。
いや、もう、池松くん&門脇ちゃん、他皆様お疲れ様でした!


『愛の渦』、何気にロケでの撮影が美しいのだ。
オープニングの東京の路地裏が奇妙な異世界に見える街頭の照明の撮り方であったり、エンディングの朝靄の捉え方であったりetc.

まぁ、でも、エンターテイメントとしては超絶級におもろいんで、ビビりつつ観に行くが宜し。
中々こんなんを劇場で皆でヒーヒー言いながら苦笑える機会ないよ!!!