プロ家庭教師の先生から聞きました。
このタイプの生徒は勉強のし始め、例えば小学校1年生の時に宿題をやるのに気が散ってばかりいて、
「ほら、ここ」とその都度注目させてやらせていた子が陥りやすい状態というのです。
注意が散漫になる→親が注意をして集中させる→1問終わると注意が散漫になる
この繰り返しをしていると、パブロフの犬よろしく、きっかけを与えないと問題を解き始められない条件反射ができてしまうわけです。
そのため「ではこれをやりましょう」と問題に向き合った時に、アイドリングに入ってしまいきっかけ待ち状態になります。
特にママが家事をしていて、その合間合間に子どもの前にやってきて、トリガーをかけるスタイルが最悪だそうです。
これを何年かやってしまうと大変です。
独力で勉強できない子どもになってしまいます。
するとたとえ個人教授を受けたとしても、先生に指示された時しか勉強せず、勉強がはかどらず成績向上が望めません。
家で勉強をさせる時は、砂時計などを用意して時間の経過を目に見えるようにし「これが落ちるまでに、この問題まで終わらそう」と目標を示してやらせるようにして、つきっきりはよしたほうがいいですね。
先の先生は、6年間教えても先の状態から抜けられず、全く成績が上がらない生徒が過去にいたと言っていました。(羊)
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