先日、スターバックスでコーヒーを飲んでいたら、店内の席に座ったまま携帯電話で商談をしているビジネスマンが目に留まりました。机の上にPCや書類を広げ、当然悪びれるわけでもなく、堂々と話をしていました。まるで自分の会社のデスクで仕事をしているかのごとく・・・


これってマナー違反だと思いますか?


ホームで電車待ちをしている時、携帯で話をしている。そこに待っていた電車が来る。話しを切り上げて電車に乗ろうとするが、話が途中でなかなか終わらない。電車の扉が開く。


さてここでどうしますか?


1、車内の人にも、通話中の相手にも悪いので、次の電車に乗ることにして通話を続ける。

2、強引にその電車に乗る。当然会話は終わらない。車内で話しを続け、発車するタイミングくらいで、「すみません。電車に乗っちゃったんで、電話を切ります。」と言ってきる。

3、そもそもホームで電話すること自体×。せめて、公衆電話の近く等電話を落ち着いてできる場所で話すべき・・・


携帯電話の使い方で常識・非常識の境界があいまいな気がします。というか、マナーやルールが時代にあわせて変化しているんでしょうね。


そう思って街中を見ると・・・


マクドナルド等ファーストフードでの携帯使用は完全にOKみたいですね。皆んな平気で大声で通話しているのを良くみます。


目上の方と食事をしている時や営業先で、かかってきた携帯電話に出ないべきか、緊急だったら出ても良いか?


私は、ファーストフード店であったとしても携帯の使用は控えるべきだし、自分からお願いしたアポイントメントの場であれば携帯電話には極力出ないべきだと考えます。電車のホーム上も、かかって来た緊急の要件であれば仕方が無いが、これもなるべく手短にすませるべきだと思います。


私が古いタイプなのでしょうか?・・・

人生において別れはいつでも堪(こた)えるものだが、死による永遠の別れが最もつらいのではないだろうか?


私にとっても自社の社員が急逝したのは初めてである。


Mくんは、昨年の4月にイー・コミに入社し、入社後半年位してから本領を発揮しはじめ、CBTの事業開発/営業企画のマネージャーとして活躍してくれた。


ベンチャーの創業期での経験もあった彼は、昨年末からイー・コミの新しい事業ビジョンについても色々と提案をしてくれた。それを元に、今年初め、「ナレッジ・イノベーション」というビジョンを掲げ、大きな目標に向かって全社員一丸となって頑張っていく発表を行った。


その後彼からの提案もあり営業組織を一体化させ、さらに開発/運用チームとも連携したCBT事業の新体制について舵をきった。


また、全社員納会やキックオフ等で率先して笑いをとるように盛り上げ役を買って出てくれて、会社の雰囲気を柔らかくすることに貢献してくれた。先日のボーリング大会での盛り上がりも元々彼が仕掛けてくれたムーブメントの賜物だと感謝している。


そうやってイー・コミのビジョン・組織・風土がいい方に向かい始めた矢先、彼自身を不幸が襲った。


病の床に臥してからも、「一日も早く会社に行きたい!」一心で過酷な治療に耐えた。

つい2週間前には、「9月には復帰できるかもしれない。」と言っていた。

しかし、人生は残酷である・・・


先週天に召された彼は、今は痛みから解放され安らかに眠っていることだろう。


彼が私にまたイー・コミの皆んなに残してくれた「想い」や「夢」をしっかりと受け止め、一歩ずつ実現していくことが、彼への何よりの供養になると思う。


ベンチャースピリットに溢れたMくんの遺志を継ぎ、


「イー・コミを必ずや、いい会社にし、成功するぞ!だから、ずっと見守っていてくれよな!・・・」


と彼の前で誓った。


彼の死を悲しむように、夜雨が降り出し、そのまま梅雨入りした。

海外のレストランに行くと、愛想のいいウエイターがテーブルにやってきて、


「今日はこれがおすすめだよ!」とか、


「日本から来たのか?じゃぁ~これを食べてみたらどうか!」とか、


色々と世話を焼いてくれますよね。


食事の最中も、


「どうだ、おいしかったか?」「もう腹はいっぱいか?」「今日のデザートはこんなにおいしいぞ!」


帰るときも、「明日も来なよ!サービスするよ」・・・


これでもかっ!って話しかけてきます。


そして、えてして、彼のお勧めは的を得ていることが多く、また思い返してみると会話自体も楽しくてそのレストランでの食事が思い出深いものになっていることに気づきます。


対して、初めていくお店でメニュー選びに苦労している時に、メニューを読んでもお店の人に聞いても全然要領を得ずに食べたいものが分からないこともあります。


「オーダーは訊く(聞く)もの」と考えているお店がいかに多いか・・・


最初の例の海外のレストランでは、


「オーダーは取るもの!」という意識が感じられます。


注文の過程自体がエンターテイメントなんですよね!


それが楽しくて、ついつい頼みすぎちゃうんですが・・・