さて二次的創作のことなど
ここからは、わたくしが感じ取りました「妄想」です
ほぼほぼ、本編にそういうセリフも設定も出てきておりません
よろしゅうに
でもまあ思うに鵜飼さんが悪い!!!(言い切った)
鵜飼さんの発する「音」が非常によろしくて
慄きながらもうっとりした夢物語
さすが私のコッペリア(作品違います)
今回私が一番涙したのは、このおばあさまとお面屋さんとの「恋」でした(妄想妄想)
彼女がお面屋さんに初めて会ったのは5つくらいの時でしょうか
お父さんとお母さんに両手を引かれて
これがいいと指差せば買ってもらえたそんな頃
だけど7つになった時、彼女はお面を買ってもらえなくなった
両手を引かれてお面を買ってもらう子を、ただただ見つめるそんな夜
ふいにお面が目の前に
「もってきな、もう仕舞いだから売れ残りだ、だから御代はいらねえよ」と
次の年、もらったお面を額にかけて、彼女は祭りに出かけます
次の年も、次の年も
ただ見つめ、ぺこりと頭を下げるだけ
ほんの一瞬
眼差し交差するその一瞬
それだけが彼女の一年のよすがとなりました
さて、それから10年もたちますと
彼女の身の上にも縁談などがまいこみます
気立ての優しいお百姓さんであったのか
ちょいと女癖は悪いものの、お金には困らないボンボンであったのか
そこらへんは全く想像つきませんが(ここはどうでもいいらしい)
まあそんなに悪い縁談ではなかった
いやむしろ良いご縁だと回りは思う
親のない身、お世話になっている身で
なんでいやよが言えましょう
だけれども
だからこそ
その年のお祭りの日、彼女は一歩を踏み出した
小さな小さな声で
「一緒に行ったらあかん?」
返事はなかなかかえってこなかった
ごめんなさいと
きびすを返すそのほんの手前
涙がぽろぽろとあふれ出したその刹那
駆け出す彼女の手がつかまれた
「そうやない」
またしばらく黙って
「言ってなかったことがあるんや」と
お面屋さんはそう言って、かぶっていたお面をはずしました
そこにはあるはずの目も鼻も口もありませんでした
「怖いか?」と聞くまでもなく
彼女はぺたんと地面に崩れ落ちた
そしてお面屋さんは風のように消えた
彼女はその後、お嫁に行きます
子供も生みました
そして
その子供が生んだのが「おばけ」と呼ばれた男の子です
子供を捨てて逃げてしまった親の親は
「おばけ」と呼ばれた男の子を育てます
全く怖くはありません
怖いわけがありません
きっと
お面屋さんもそうだった
そうなった
彼女は何度も何度もあの時のことを思い出します
そうじゃないの、ごめんなさい
だけど祭りに行く勇気はなかった
それくらい胸がきりきりときりきりといつまでも痛かった
あの人を傷つけた、そのことがいつまでも胸をしめつけた
お面屋さんも毎年毎年お祭りにはやってきた
あの娘が「あのお面屋さんはのっぺらぼうだ」と話しているかもしれないけれど
最初の年はそんな危険をおかしてまでも
だけどあの娘は誰にも言っていなかった
そのうち、あの娘の家の子供の子供の話も聞いた
何年も何年も見守って
でもお面屋さんも会いに行くことはしなかった
それくらい胸がひりひりとひりひりといつまでも痛かった
あの娘を怖がらせた、そのことがいつまでも胸をしめつけた
お面屋さんが町を去ったのは、男の子を逃がすためでもあったけど
もうあの町にいる必要がなくなったからだと思うのです
きっと風にのって声がした
あの子をよろしくお願いしますって
お面屋さんはその後、男の子を探していたんだけど
どの町でも出会えなかった
人間に戻ったのか、妖怪になったのか、それすらもわからなかった
その後、お面屋さんは美目さんのお母さんに出会います
ワラシちゃんは「ヤクザなおかん」言うてましたけど
的屋のお嬢さんだと思われる
このおかん、たいそうきっぷの良い女性でありまして
お面屋さんが正体をあらわした時
その前のやりとりでめっぽう怒っていた時でもあったので
「じゃかぁしい!!!口描いて奥歯ガタガタ言わせたろうか!!!!」
と啖呵をきったのは有名なところ(ほんとか)
こんなお嬢さんだったから、お面屋さん、この人と結婚しようと
この人とだったら幸せになれると思ったに違いない
そのうち、美目も生まれて、とても幸せで
だけど「ともだち」のことは1日も忘れたことはありませんでした
そして
その日は突然やってきました
住民達がハロウィンを勉強しようとお呼びしたジャック先生
「読み芝居」を見学したジャック先生はびっくりします
「これ、僕のお話だ」
そこからの住民達は早かった
はようはよう、ということで
ジャック先生を美目ちゃんちまでご案内
お面屋さんはジャックを見て
「よう、ともだち!」
ただそう言って
大きな大きな体で
小さな小さなジャックの体を包み込んでくれました
ジャックの目からはビー玉がポロポロポロポロこぼれおち
お面屋さんがくれたビー玉の何倍も何十倍も
お面屋さんの胸にたまっていきました
ジャックはようやくお面屋さんとの約束がはたせたのです
実はビー玉って「嬉しい涙」でできているものなのですもの(ほんとか)
きっぷのいい美目のおかんも、にっこり笑ってこう言います
「うちは朝ごはんだけは皆で食べるんだ、寝坊は許さないよ」
こうしてジャックくんはお面屋さんちに住むことになりました
そう、ジャックくんは地獄町の住民になったのです
ジャックくんはとても良い子でした
きっぷのいいおかん
「もういっそ本当の息子になっちゃえばいいのに」(含みあり)
お面屋さんも
「そうだなぁ、どうでい?うちの娘は」(含みあり)
妖怪って年齢・見た目、そも関係ないと思うのよね
種族によって成長の過程はそれぞれで
まあ私の妄想通りなら、ジャックくんは美目ちゃんよりはずっと年上ですよ
だって美目ちゃんのお母さんと知り合う前に、お麺屋さんに出会ってるんですもの(妄想妄想)
ここで美目ちゃん、アライさんに相談します
「こういう話があるのよ。どうなの、平助くん?」(含みあり)
男の子でしょ!!!ってことで、とんとん拍子に話は進み
今日は美目とアライさんの結婚式
涙にくれるコマオくんの前に現れたのは
美目とアライのためだからと説得され
オニコさん一世一代渾身のメイクをほどこされ式場に現れたワラシちゃん
この後、コマオくんは「ワラシの犬」と呼ばれることとなり
ワラシちゃんは「慣れるとかわいい」と言い切った美目さんの偉大さを知ることとなるのでした
で、いささかダシにされた感のあるジャック先生
わたくし、アンケートに
「10年くらいたったら町一番のイケメンになる(予定な)ので
オニコさん、それまでお待ち下さい」と書きました
バケ、モノガタリでワラシちゃんと
地獄町の男どもはダメだと嘆いていらっしゃったので
いやだがしかし待てよ
とんだ伏兵おりました
コマキちゃんですよ
コマキちゃん、ジャック先生を見て思います
この顔、このスタイル、この足
いける、いけますよ
女の子のコマキにはB○など永遠の夢なのですよ…と思っていましたが
このヴィジュのジャック先生となら
「1999年の夏休み」チックな○Lならコマキでもいけますよ
美目さんにウィッグかぶせれば…これも行けます
オニコさんは…きっとこっちの人です、素質あります(爆)
ワラシちゃんは…素質はありませんが、おもしろければのってくれると思うのですよ
いける、いけます
町おこしですよー!!!!!
この後、若干地獄町の町おこしが…変わったのか(大爆)
いや実は
お客様を送り出す時、ジャック先生と
前回弟役をやった方が並んでいらっしゃいましてね
次回は恋人役など見てみたいなぁと言ったら
この髪型だとB○になってしまいます…とジャック先生がおっしゃって
いや、それは○Lにはならんぞ、と思った次第でございます
実は当方そんなに詳しくはないんですが
本物男子と女子演じるところの男子の恋って
アニメ以外だとなんだかなーとか思ってしまうのですよ
だってヴィジュ、女子は女子だもん
でもジャック先生、前回のお芝居の時も「1999年の夏休み」チックなお衣装でございましてね
まあ普通の恋愛、「せつない恋」を所望でございますが
どーしても少年の恋をめざすなら、そっちの方向で動くが良いと思うよ
(特にはめざしてないと思う)
あ、送り出しといえば
最後の最後ににっこり笑った鵜飼さんの笑顔
見た見た、どっかで見た
この笑顔、とっても好きだった笑顔と思って
まあ知る人ぞ知る、あの「もぐもぐおじや」の顔であったと思い出しました
人を幸せにする笑顔でございましたよ
またあのお姉ちゃんに会いたいもんですが
その前に我が愛しのコッペリアをその声で!!!!
それと次回はぜひご出演くださいませね
7Dの男子諸君
私的オリジナルAxleメンバーが湊町イベントの面々だとすると
このユニットにおいては7Dメンバーにそれになるのだと思います
来年の5月、勢ぞろいする皆様をお待ちしております
最後に、えーっと
妄想シーンのお麺屋さんは、なぜかずっとRoot○rの武○さんでしたよ(なぜか伏字)
そんなせつない恋物語を演じるWホワイトさんを観たいと
ずーーーーーーーーーーーっと思い続けているせいかもしれません
夢よ、かなえー!!!