同志社大学ボート部にしかない良さ | 同志社大学ボート部公式ブログ

はじめまして。ボート部新2回生心理学部の木下勇人です。


私事ですが、年始に家族旅行で淡路島に行ってきました。温泉めちゃめちゃ気持ちよかったです♨️ これがその時の写真です。




こんな感じの景色見てたらしんみりするんですよね…


心理ならぬしんみり学部‼️なんつって⁉️



さて、僕は清水大樹くんみたいな熱い文章は書けないので、自分なりにボート部を分析してみました。


まず、僕はボート競技は自分と向き合うスポーツだと考えています。

エルゴ値が全てを決める、高強度有酸素がメインの練習、週10回の練習による疲労。その中で結果が出ないと自分が嫌になってしまう時もあります。

「ボート競技」はとてもしんどいスポーツです。

しかし同時に、「ボート部」はとても楽しい部活でもあります。

今回は、そんなボート部の魅力を大きく2つ紹介していこうと思います。


1.様々な人を受け入れる包容力

部員はみんな言葉で言い表せないほど個性的で、先輩の言葉を借りると「個性のサラダボウル like USA」です。この言葉選びにもセンス溢れてると思います。

どんな個性的な人がいるかと言えば、こんな生活の中で教職とりながらバイト掛け持ちするやつ、部活に集中したいからとかいう理由で女の子を振ったりするやつ、、数え出したらきりがありません笑

僕は、この部活はそんな様々な個性を受け入れることができる稀有な組織だと度々感じています。

部員が多くなおかつ個性的であるということは、必然的に尖った人も一定数いるし、反りが合わない人もいるでしょう。「異質な存在は排斥する」のが人間であって、これがいじめが起こる原因の1つと言えますが、この「集団的な敵対」がこの部活には無いのです。たとえ誰かと喧嘩しても必ず誰かは味方をしてくれるし、誰かがミスをしても必ず誰かは慰めてくれる。そんな人間的な美しさはこの同志社大学ボート部の大きな一つの個性だと僕は胸を張って言えます。


2.誰かを救う快活さ

みな口を揃えて言うことがあります。「同志社大学ボート部だけの素晴らしい点は、とても賑やかでみんな優しいところ」だそうです。僕もそう思います。

ボートは他のスポーツと違って、ポジションなどがない分皆が相談相手になれるし、みんな同じ練習をしている分皆が同じ気持ちを経験しています。「表面だけの共感」じゃなくて、全員が同じ悩みをしてきたからこそ出来る「心の底からの共感」というのがボート部の温かみを支えている一部だと僕は思っています。

たとえ練習の調子が出なくても、ダイニングに行けば誰かがいるし、部屋に帰れば誰かがいる。悩みを打ち明ければ、例外なく誰もが真剣に相談に乗ってくれる。そんな暖かい環境はなかなか無いんじゃないでしょうか?

最近は慶応大学や関西学院大学など他大学のボート部との交流が盛んになってきて、見知らぬ人と1日だけ生活を共にする機会が多くなりました。そういった人達が「同志社の人達は常に雰囲気が楽しい」と言ってくれるのを耳にする度に、やはり僕達の強みは「明るさ」なんだろうなあ、と感じます。


もちろん試合に勝つためには技術も、筋力も必要です。しかし、同志社大学ボート部が掲げるべき強みはそこではないと思っています。部員の大半が右も左も分からないような初心者で、そんな初心者が誰もがきついと思うような練習をこなしているのだから、こんな人間味のあるオアシスがあったっていいんじゃないかなって感じです。


「未経験から日本一」をスローガンとしている限りは決してこの「優しさ」と「明るさ」を忘れてはならないと心の底から思います。


僕も救われたし、みんな救われてきた。なら今度は僕達が誰かを救う番です。