道玄坂で働くベンチャー課長だったひと -31ページ目

道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

先日、中学時代の友人宅を訪問しました。

JR宇都宮線に乗り、小山駅で下車し、車で彼が迎えに来てくれました。

小山で人気のある韓国レストラン「喜楽」にて、
焼肉やら韓国料理を堪能し、コンビニでお菓子を購入して、
家に向かいました。

車中、彼が「家、大きいから」と自ら公言していたため、
どんなものかと思って到着したら、田んぼに囲まれた場所にも
関わらず、レンガ模様の和洋を合わせたような家でした。

自営業をしていた父親がこだわって作った家ということもあり、
いわゆるペンション風な感じで、広々としており、
クラブの合宿にでも使えそうなほどです。

その中で特に自分の気に入ったのが、薪ストーブです。

$道玄坂で働くベンチャー課長-photo.JPG

暖炉とは異なり、暖炉はむき出しなのに対し、
薪ストーブはオーブンみたく開閉式になっています。

その日は薪ストーブを使うほど寒くはなかったのですが、
あえて実演してもらうことにしました。

家の裏に薪置き場があり、そこから手頃な大きさのものを
いくつか自分も手伝って運びました。

薪は知り合いから廃材をもらっているらしく、
そのままでは大き過ぎるので、斧で薪割りをしているそうです。

初めは薪と一緒に紙を混ぜて、着火しやすいようにします。

上下に空気弁があり、それによって、
火力を調整することができます。

実際に薪が燃え始めると、ススの焼けたような匂いが少ししますが、
それもそれで味があります。

薪ストーブはすぐに温かくなるというものではなく、
ジワジワ温かくなるものです。

なので夜など寒くなる前の夕方の時点で準備をすると
ちょうど良いいことになります。

ただ薪ストーブは一度温まると、ずっと暖かいので、
持久性にはすぐれており、煙突は屋根までつながっていますが、
暖気が上階にも流れるような設計になっているので、
薪ストーブのある部屋だけでなく、家中暖かくなるようです。

薪をつかって作業するというのも味がありますが、
それだけでなく、廃材を使えば燃料費がタダなので、
その点はガスや電気に比べると非常に魅力的です。

また、薪ストーブの窓越しに、赤く燃えているのを眺めて
いるだけでも、結構いやされます。

都会でというのは難しいかもしれませんが、
カントリースタイルの生活をするのであれば、
結構薪ストーブもありかと思いました。

そんな薪ストーブのお話でした。。



自分がフランスにいた時に、非常に愛飲していたのが、
シードルです。

シードルはりんごを発酵させた発泡性のお酒ですが、
アルコール度数が低いため、ジュース感覚で飲めます。

味は酸味の強いブリュットと、甘いドゥがあり、
ブリュットはシャンパンに近いサッパリした感じで、
ドゥはりんごの甘みを活かしながら炭酸があります。

日本でも成城石井など外国の食品を扱っているショップで販売していますが、
ドゥの方が人気がありますが、問題なのがけっこう価格が高いことです。

フランスだとスーパーで安いと1ユーロぐらいで売っていますが、
日本だと千円ぐらいします。

輸入コストだったり、需要・供給のバランスだったりしますが、
シードルはりんごなので健康にいい上、女性にも好かれるような
自然を活かした甘味があります。

自分はきちんと仕掛ければ、日本でも必ずやヒットすると思っているのですが、
最近、日本でも国産シードルなるものがあることを発見しました。

JR東日本が、青森新幹線開通にあたり、
青森のプロモーションをしていて、たまたまその1つに
青森の国産シードルも含まれていました。

味がどうなのかはしりませんが、個人的にはとにかく、
安く供給されることを望んでいるのですが、
軽く調べたところ、大量生産しているわけではないため、
結局1本1000円ぐらいするようです。

日本はこれだけ良質なりんごが栽培されていながら、
シードルが大量生産されていないのは非常に残念なことです。

りんごを販売するときは、等級であったり、
傷ものは除外するようにしますが、シードルのためであれば、
結局潰すので、傷ものでもまったく問題がなく、
かなりりんごを安く仕入れることができると思います。

日本のりんごは赤いのに対し、ヨーロッパのりんごは青りんごで、
りんご単体で食べるのであれば、絶対に日本のりんごの方がおいしいわけです。

そう考えると、既存のシードルとは異なる日本のシードル独特の
甘味、風味というものが出来るかもしれません。

また、女性がいるホームパーティーに呼ばれたら、
シードル(特に甘い方のDOUX)をもって行けば、きっと喜ばれます。

ちなみに10月にフランスいった時も、
夕食時は必ずシードルを飲んでいました。

以前は日本でシードルが流行るためには、どうすればいいかと
考えていましたが、もっと抜本的に国内生産という方が、
利幅がありそうです。

シードルの味は問題ないので、販路をきちんと作り、
タレントなど影響力の大きい人に取り上げてもらい、
C口コミで広げていけば、いけそうな気もします。

こんな国産シードルビジネス、いかがでしょうか。。



かなーり以前ですが、このブログを開始したばかりの頃、
立ち机について紹介しました。

立ち机
http://ameblo.jp/dupondt/entry-10305491779.html

引越したこともあり、現在は使用していませんが、
個人的には画期的でした。

しかし、自分以外で立ち机を使用している人というのに
遭遇したことがなく、歴史上、ユゴーとかゲーテが使用しており、
現在では、アメリカの執務室の超多忙な人々も使用しているようです。

ところが最近になって、自分の職場で立ち机で仕事を
始めた人を発見したのです!

それは誰でもなく、自分の所属するグループ会社のCEOが、
社長室をやめて、一般社員のフロアに、立ち机と普通のデスクを用意し、
仕事をするようになったのです。

本人いわく、仕事の効率が上がり、評判はいいようですが、
まあ、自分が立ち机の先駆者であることを暴露するわけにはいきません。

おそらく自分が立ち机で仕事していたら、
気違いや変人で終わりますが、CEOがやるとさすが、
という風に思われるのが悲しいところ。

もちろん、CEOが使用している立ち机は、
自分みたいな普通の机に折りたたみテーブルを載せたような、
特殊形?ではなく、きちんとした専用の立ち机です。

CEOの場合、MacのPCがその立ち机にあり、
パソコンの作業するときは立つというスタイルです。

今後、人生の中でも、なかなか立ち机を使用しているという人には、
会わないと思いますが、とりあえず一人でも仲間を発見することができました。

みなさんも気分に応じて、立ち机にしてみてはいかがでしょうか。。