Google翻訳アプリ | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

先日、Googleから翻訳アプリがiTunesでリリースされました。

無料ということもあり、さっそくiPhoneからダウンロードし、
利用してみました。

このアプリの最大の特長は、音声認識をする点で、
それを翻訳までしてくれます。

つまり、既存のGoogle翻訳に、
音声認識が追加されたイメージです。

Googleは、今までに機械翻訳と音声読み上げも、
機能として公表していたため、今度は人がしゃべった言葉を
音声認識し、翻訳するというわけです。

大げさかもしれませんが、ドラえもんに出てくる
「翻訳コンニャク」ではありませんが、
相手のしゃべった言葉を音声認識し、
その場でその意味が自分の言語で表示されます。

そうなればと思い、さっそく試してみました。

いろいろ言語を選択できるのですが、今回は、
自分が英語で発音、しゃべったものをアプリで認識してもらい、
日本語に翻訳してもらうという設定にしました。

いろんな簡単な言葉を英語で言ってみたのですが、
なかなか自分の意図した通りに認識せず、
いつも違う言葉や単語が表示されます。

その中で、自分が次のように発音しました。

"What's your name?"

しごく簡単な表現です。

しかし、音声認識され、表示されたのは次の言葉でした。

"mature nude"

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機械翻訳の結果も表示されていますが、
「ヌード成熟」というまったく意味不明です。

ただ、いろいろ考えると、この翻訳結果には、
2つの可能性が考えられます。

1つ目は、自分の発音は正しいが、音声認識が間違っているケース。

2つ目は、音声認識が正しく、自分の発音が間違っているケース。

前者であれば問題ありませんが、仮に後者だった場合、
自分は相手の名前をたずねているつもりが、
突然、成熟したヌードについて語っていることになります。

英会話の広告にも、
「それはいいビジネスモデルですね。私はおもしろいおじさんです」
みたいなのが掲載されていましが、それと同じかそれ以上です。

ただ、こういう認識のブレというのは、
逆手にとると結構おもしろく、Amazonのアプリで、
撮影した商品画像から、該当商品を検索するというのがあり、
それが発表されたときも、まったく関係ない
非常口の走る人のマークを読み込ませたりして、
どんな検索結果が返ってくるか、ゲーム感覚で楽しんでいました。

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Amazon Mobile JP (アマゾンモバイル)
http://ameblo.jp/dupondt/entry-10552973145.html

このGoogle翻訳アプリを実践で使用するのは、
自分の感覚ではハードルが高いと思いますが、
ゲームとしては最高で、合コンなどにはもってこいのアプリです。

iPhoneをお持ちの方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。。