紀伊國屋書店、丸善の2大書店で完敗した自分は、
ポルトガル語書籍専門店なるものがないかどうか
ネットで検索しました。
ちなみにフランス語では、以前ブログでも紹介しましたが、
飯田橋に欧明社というフランス語書籍専門店があります。
「欧明社」フランス語書籍専門店
http://ameblo.jp/dupondt/entry-10696411756.html
では、ポルトガル語はどうかというと、
ポルトガル語書籍専門店というのは皆無で、
神保町にあるイタリア書房というイタリア語書籍専門店が、
ポルトガル語も(?)扱っている模様。
イタリア書房
http://italiashobo.com/hq/index.php

数日後、さっそく懐かしの神保町に行ってみました。
書店が駅に近かったこともあり、すぐに見つかりましたが、
すでに夜で閉店時間もせまっていたせいか、
店内に客は一人もおらず、ひっそりとしていて、
一瞬ためらわれましたが、さりげなくドアを開けました。
店内はこじんまりとしていて、売り場面積でいえば、
6畳一間のイメージで、洋書が壁際と中央に並べてあります。
その多数の洋書の中でポルトガル語コーナーを探すのは手間だったので、
店主にたずねました。
ちょうど入口から突き当りの場所が、
ポルトガル語コーナーだったのですが、
予想に違わず、棚1つ分のみでした。
ポルトガル語書籍を買いに来たものの、
そもそも論でいえば、自分は原書でポルトガル語を読む力は、
まったくありません。
ただ、すでに内容を知っている本の翻訳であったり、
原書を何かしら手もとに置いておきたいということなのです。
ほとんどが自分に興味のない書籍ばかりだったのですが、
唯一興味をひいたのが、サンテグジュペリの「星の王子さま」で、
とりあえず、購入し帰りました。
実際、店頭でポルトガル語書籍を探していて困るのが、
大抵、スペイン語書籍と一緒においてあり、
ポルトガル語とスペイン語はかなり言語として近いため、
初学者である自分にとってポルトガル語なのか、
スペイン語の書籍なのか区別がほとんどつきません。
そんな時は、商品バーコードを見て、
97 から始まるバーコードであれば、国コードから
ブラジルで発行された書籍であることが分かるのです。
(ちなみに日本は49)
日本の首都で世界的な経済都市である東京でさえ、
ポルトガル語書籍は、ほとんど扱っていない状況なのです。
一瞬、日本におけるポルトガル語のマイナーさに、
絶望しかけましたが、その後、いろいろ試行錯誤し、
クリアしていったのでした。。