電動コミューター EC-03(ヤマハ) | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

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Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

ヤマハが電動コミューター(原付)を発売しました。

EC-03 公式サイト
http://www.yamaha-motor.jp/ev/ec-03/

ハイブリッドでもなく、100%電気が動力となっています。

価格は25万円と十分、購入検討範囲内。

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しかし、電気自動車にしても、この電動コミューターにしても、
よく問題として取り上げられるのが、充電設備が街中にないため、
自宅での充電が前提となっている点です。

このコミューターはフル充電で走行距離40kmをカバーできるようですが、
ガス欠というか充電切れを考えると、まだ憂慮すべきものがあります。

自分は1つの電動コミューターのマーケットとして考えるのが、
新聞配達です。

現在、新聞配達においては、ホンダのCUBが利用されていることが多いですが、
新聞配達は電動コミューターと相性がいいのではないかと思います。

走行距離という点では、1回の配達での距離は常に一定で、
都心部であれば、1回40kmを超えるということもありません。

充電という点でも、一般的に車庫や駐車場に電源コードがあるというケースは、
レアだと思いますが、新聞配達店であれば、業務用の延長コードを購入し、
複数台、まとめて充電が可能です。

メンテナンスという点でも簡単で、ランニングコストを考えれば、
かなり安くなるはずです。

CUBの場合、エンジン音も深夜の配達では響きますが、
電動コミューターであれば、静音で周囲に迷惑がかかりません。

あとは、新聞を載せる荷台ですが、これらは後付けで、
アタッチメントがあれば、対応可能だと思いますし、
ギアも必要ないと思います。

電動の特長は、初動がスムーズでガソリンエンジン特有の、
始めはトルクが強くというようなムラがありません。

一般の人が購入するには、いろんな懸念点があり、
まだ抵抗はあると思いますが、新聞配達店においては、
定期的にバイクの買い替えを行うわけで、試しながら、
徐々に切り替えるということも可能です。

そういう点では、郵便局のバイクなんかもいいかもしれませんし、
そういう業務用としての利用、需要の方がマッチしています。

六本木エリアのタクシーが一部EVであるように、
イメージアップの上でも、新聞配達店や郵便局(日本郵便)での
導入はおもしろそうです。

個人的には、車体が軽いらしいので、ウィリーをやってみたいです。。