祝日であった9月23日に、ねじ山に登ってきました。
ねじ山とは、AR三兄弟等が中心になって企画している
イベントで、今回は第2回で高尾山のビアマウントにて、
みんなで高尾山を登って飲むというもの。
http://tweetvite.com/event/mtnezi
飲みのイベントにも関わらず、朝9時に京王線高尾山口駅集合という、
とにかく朝が早く、自分は7時半の電車で朝食もままならないまま行きました。
(休日にビールを飲むために、7時半の電車)
さすがに一人で参加するほどチャレンジャーはなく、知人の人と一緒でした。
9時前に高尾山口駅到着しましたが、天候は雨で、
雨具がなかったので、駅の売店でレインコートを購入し、
ついでにパンを買って朝食を済ませました。
主催者の挨拶があり、続いて参加者に小さい旗が配られました。
(ねじ山2010 フラッグ)
(参加者のツイッターアイコン一覧)
三々五々、ビアマウント会場目指して、登山開始です。
終始小雨状態で、傘を差し、レインコートを装着しながら、
登って行き、予定より1時間早く、ビアマウント会場に、
到着してしまいました。
軒下にて雨宿りしながら、寒さに震えながら待っていましたが、
そうこうしているうちに、どんどん雨足が強くなっていきました。
(どんどん天候が悪化し嵐に)
時間になり、順次貸切のビアマウント会場に移動し、
通常はビアマウントなので屋外ですが、
激しい雨が降っていたので、当然屋内でゆったりできることを
イメージしていました。
(いよいよビアマウント会場へ)
ところが、ついたところは屋内ではなく、
円形のテントみたいになっているところで、完全に密閉されておらず、
脇から風がどんどん入る吹きさらしのような場所でした。
(上からも横からも雨が。。)
濡れている椅子を拭きながら、各自席に着きましたが、
屋根はあっても基本的に屋外なので、寒いままでした。
とりあえず乾杯しましたが、自分が座っていた中央よりの席は、
巻上げられた雨が舞い降りてくる場所で、
持ってきた料理もあっという間に、雨によって湿潤しました。
(雨で水浸しになっている料理)
奇妙な光景ですが、何人かは傘を差しながら食事をしています。
(かさをさしながら食事する女性)
寒さに耐えきれず、ビアマウント会場ですが、
冷えたビールを到底飲む気にはなれず、
皆おでんを食べたり、熱燗ばかり注文していました。
(高尾山のカールおじさん?)
どんどん雨・風が強くなり、轟音を立てて雷が鳴ったり、
下山のためのケーブルカーまでが止まってしまいました。
しばらくしてケーブルカーも復旧し、
無事下山を終え、下界に戻ることができました。
雨具を付けたまま、立って食事をしている様は、
帰路を絶たれ、遭難し、救援を待っているような心境でした。
ねじ山という楽しいイメージとは裏腹に、
ある意味、現実を拡張し過ぎたような非常に貴重な体験でした。
高尾山口駅に戻ってみると、ビアマウントは悪天候のため、
中止という案内すらされていました。
(雷鳴、雨、嵐だったのでさすがに会場も閉鎖した模様)
開催が1日早ければ、今年最後の猛暑日といわれるほど暑く、
ピクニック気分でビールもさぞかし美味しかったでしょうが、
こういう悪天候での経験も悪くないものです。
自身、高尾山には何度も登っていますが、
こんな暴風雨、雷鳴はまったくの初めてて、
ケーブルカーがあったからこそ、すんなり下山できたものの、
歩いて下るとしたら、路面が滑りやすく、簡単には、
下山できなかったであろうと、しみじみ思ったのでした。。。