AR.Drone(ARドローン) | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

9月18日(土)、幕張メッセにて東京ゲームショーに行ってきました。

何か新しいテクノロジーがないかと思い、行ったわけですが、
実際、会場に入ってみると、ゲーマー向けの展示が多く、
自分みたく、ゲームをやらない人間にとっては、さほど見るものがありませんでした。

しかし自分にとって唯一の救いだったのは、
AR.Droneのブースがあったことです。

$道玄坂で働くベンチャー課長-photo 1.JPGphoto 1.JPG
(AR.Droneのブース)
 
AR.Drone公式サイト
http://ardrone.parrot.com/parrot-ar-drone/jp/
 
$道玄坂で働くベンチャー課長

AR.Droneとは、先日のワールドビジネスサテライトでも、
AR特集にて取り上げられていましたが、フランスのPARROT社が発明した
リモコン型ARビデオゲームです。




一応、AR通である自分はAR.Droneの存在は、フランスでリリースされた
当初から知っていましたが、最近になり、
日本に輸入されAmazon等でも販売されるようになりました。

リモコンの役割をするのは、iPhoneで専用アプリがあり、
WIFI環境があれば使用できます。

パロット社(日本語HP)
http://www.parrot.com/jp

AR.Droneの特長はハードとソフトが組み合わさった点です。

4つのプロペラがあって、操縦というのであれば、
iPhoneという端末にこだわらなければ、すでにあったと思います。
 
$道玄坂で働くベンチャー課長-photo 2.JPGphoto 2.JPG
(4つのプロペラ)

ただ、それだけだと一般人に受けるかといえば、
あまりそうではなかったと思います。

しかし、ARを組み込み、ビデオゲームとすることで、
今までにないリアルに飛行におけるビデオゲームが実現しました。

実際に触ってみると、機体は軽く、囲っている部分は、
発砲スチロールでできており、人に当たっても危険性はありません。

$道玄坂で働くベンチャー課長-photo 3.JPGphoto 3.JPG
(発砲スチロール)

また、中心部に小型カメラが搭載されており、
ここからARの画面を取り込んでいます。

$道玄坂で働くベンチャー課長-photo 4.JPGphoto 4.JPG
(小型カメラ搭載)

一応、ゲームショーのブースにいたスタッフに聞いたところ、
操作範囲としてはWIFIが接続可能範囲で、半径50m、垂直6mぐらいまで、
操作が可能なようです。

半径50mというと、かなり操作ができます。

まだ、日本でも発売されたばかりで一部の人しか所有、利用していませんが、
今後、低価格になり、一般に普及した場合、気軽に操作できるため、
いろんな問題が発生しそうな気がします。

例えば、盗撮などがその例です。

このAR.Droneを利用すれば、いろも簡単に盗撮ができてしまいます。

おそらく、いずれ社会問題になり、利用できる場所に規制がかかると思います。

反面、ポジティブな面を考えれば、50mまで操作可能なのであれば、
小学校のグランドや大きい公園でAR.Droneのイベントを開催して、
複数の人数で対戦してみるのもおもしろそうです。

また、例えば人の手が届かないような場所でも、
ヒモやケーブルをAR.Droneにつけて、指定の場所に
かけて来て、戻ってきたり、6mではありますが、
やや上空から見下ろしたときの見え方など、
商業的にも応用ができそうです。

例えば蜂の巣が出来た時に、本人は安全な場所に避難していて、
AR.Droneで攻撃して、巣を落とすということもできます。

他にも飛行機のエアーショーではありませんが、
複数人で編成を組んで、いろんな陣形を空中で披露するという
大会やイベントもでき、今後、AR.Droneの横展開に期待です。。


(プロモーション用)


(シューティングの操作説明)