空飛ぶ自動車、そんなのSFの世界だけだと思っていませんか?
実は最近、アメリカで空飛ぶ自動車をテラフージア(Terrafugia)社が
実用化しています。
価格は日本円で2000万円ほどですが、すでに多くの予約。
運転・操縦するには、自動車なので自動車免許と、
スポーツ用小型飛行機の免許が必要みたく、こちらは2週間ほどで、
取得可能であるとのこと。
個人的に疑問なのが、なぜこの時期(2010年)になって、
開発が成功したのかという要因です。
飛行機における航空力学は、ほとんど研究しつくされていると思いますし、
特殊な技術が加わっているのでしょうか?
1つ考えられるのは、翼の部分を自動車として走行するとき、
収納させる必要があり、一番はその点かもしれません。
(30秒ほどで収納可能)
しかしながら、初めてテスト飛行したパイロットが、
離陸した瞬間、どんな気分だったかと思うと、ライト兄弟を
思わずライト兄弟を思い起こしてしまいます。
アメリカの場合、国土が広いので、個人でセスナ機を所有していることは多く、
純粋に移動手段として利用しています。
セスナの場合、当然一般道を走行することはできないので、
指定された場所での離着陸になってしまうわけで、
そこからは、車を利用して移動という使い分けをしないといけません。
この空飛ぶ自動車を日本で使用できるかといえば、
法律の関係上、かなり難しいようです。
翼こそはありますが、空飛ぶ車という観点からすれば、
ハリーポッターと同じです。(さすがにホバリングはできませんが)
走りながら翼の開閉というのは、仕様上、
できないようになっていると思いますが、
もし、可能あれば、トランスフォーマーみたいなのも、
夢ではないかもしれません。
もし、仮にパトカーに追いかけられても、
ルパンではありませんが、そのまま離陸して
さようならみたいなのも。
自動車とセスナが組み合わさることで、
これだけいろんな可能性が広がっていきます。
是非とも実際にレンタルでもいいので、
免許を取得して、運転・操縦してみたいものです。。