木村秋則・奇跡のりんご | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと
『奇跡のりんご』、NHKで取り上げられ、
書店でも平積みにされていたため、
存在は知ってましたが、今まで読まずにいました。
木村秋則氏の話では、龍、UFO、宇宙人、
霊、マンダラ、臨死体験等が出てきて、懐疑的という
人もいますが、証言者が木村秋則氏だけというのは、
案外少なく、むしろ他人の指摘によって気づいたり
ということもあります。
自分自身、写真展で心霊写真(若いカップルが、
夜のスケートリンク上で滑っている)があるのを、
案内人に教えてもらったことがあります。
木村秋則氏の場合は、おそらくシンパシーが強く、
非言語、物質等への感覚が鋭いのでしょう。
りんごの木に話しかけたりというのも、
植物がクラシック音楽でよく生長したり、
また、水の結晶が水に触れた人の感情によって、
そのエネルギーが伝播し、結晶の形が異なるといいます。
そもそも木村秋則氏が、自然農法を始めたのは、
奥さんが農薬に弱く、散布する度に寝込んでしまうのです。
「未来の食卓」
というフランスの
ドキュメンタリー映画がありますが、農薬により、
購入した食べる人もそうですが、それ以上に、
農家自身が農薬によって発病しているのをレポートしています。
自然農法が結実せず、35歳になり、
自殺しようと夜、ロープをかける木を探すために、
野山をめぐっていると、野生のりんごの木を発見し、
五体に電撃が走ったといいます。
(実際は、どんぐりの木だったと後日談)
農薬は、虫を寄せ付けない分、
バクテリアも殺してしまい、土がどんどんやせていきます。
それにどんどん化学肥料を追加していくという構造で、
「未来の食卓」
では、メーカーが販促するために、
そういう風にせしめていると指摘しています。
木村秋則氏も11年かけて試行錯誤の上、
ようやく実を結んだように、特に無農薬による
りんごの栽培は、困難であるとされています。
ちなみに自分も、毎朝、りんご1つ、
そのままかじって食べており、
「りんごは医者を遠ざける」といいますが、
皮ごと食べるため、時には農薬がきついと
食べて感じることがあります。
お酒でいえば、シードルやカルバトロスなど、
りんご酒は体によく、かつおいしい。
この農法が一般的に汎用できれば、
素晴らしいことだと思います。
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