世の中には、いろんな天才がいると思いますが、
その中の一人に、自分はアサッテ君の著者、
東海林さだお氏がいると思います。
なにがすごいかと言えば、
1万回以上にわたって、
ネタを作り出しているということです。
ブログであれば、いろんな観点から、
ネタをつくることができますし、
これだけ、アメブロをはじめ、
ブログ人口が増えているのも、
決まりがなく、完全に自由であるという点です。
これが、4コマだったら、大変です。
自分が思うに、4コマの大変さは、
次の点にあると思います。
まず、少ない言葉で、視覚的に訴えなければなりません。
また、コマ数が4つときまっており、
その上で、それなりのオチをつけなければなりません。
プラスして、同じネタは、2度使えない、などなど。
アサッテ君も毎日新聞で連載されている以上、
それなりに愛読者がいて、社会的影響力があり、
著者自身、かつてにくらべると、
差別的な表現や、ネタにならないよう、
かなり配慮しながらつくっていると、
1万回のインタビュー時に答えています。
毎日ブログをアップすることは、
自分にとって、なかなか大変ですが、
これが、毎日、4コマをアップせよとなったら、
毎日、相当、もがき苦しむと思います。
芸術の世界には、よくありますが、
「生みの苦しみ」というのがあり、
4コマなどは、その典型であると思います。
そうやって、考えていくと、
4コマ1つにも、なかなか奥深いものがあります。