今年の連休は、珍しいくらいの連日の好天に恵まれたと思います。抜けるような青空と、目にまぶしい新緑が美しく、どこかに出かけた人はもちろん、出かけられなかった人も、家の周りの景色で十分満足できたのではと思います。

 

私にとって今年の連休は、色々楽しめて満足な連休でした。もちろんいつも連休は法事がいっぱい入ってくるので、遠出はできませんが、それでもやりくりして、隙間時間を探して、楽しみました。

 

前半の4/27~28は、テアトロ合唱団の練習で名古屋へ一泊で行きました。この合唱団は去年の秋は月2回の練習でしたが、本番が近づく4月ごろからはほぼ毎週の練習です。高速道路や駅には車や人が多いので、ああ今は連休中なのだと感じました。

 

5/3は、法事が終わった午後から、息子夫婦と帰省中の大学生の孫と一緒に、一足早い母の日の映画と、食事を楽しみました。毎年この時期に映画に行くのですが、どういうわけかコナン君の映画以外に見たい映画がないので、今年もコナン君でした。

 

5/4~5は、また名古屋へテアトロ合唱団の練習です。金山の音楽プラザというところに行くのですが、この練習は楽しくて楽しくて、この年になって、こんな楽しい思いができるなんて、なんとありがたいことかと思います。この音楽プラザの隣の部屋では、テアトロ管弦楽団が練習していて、開館時間の朝9時になると、合唱団のメンバーと共に楽器を背負ったり手に持ったりした人たちが集まってきます。

 

今まで何回かオケ合わせをしましたが、このオケ合わせは、私にとって至福の時間です。ピアノ以外の楽器はほとんど演奏できない私にとって、管楽器や弦楽器の音は聴いているだけで幸せで、指揮者が登場する前の楽器が自由に音を出す時間も、私に与えられた至福の時間の一部です。

 

これからは、オケのほかにソリストも登場して合わせが入ります。椿姫のソリスト、ヴィオレッタ、アルフレード、ジェルモンは、どんな声で歌ってくれるのか、CDは何度も聴いてメロディーはほぼ頭に入っているけど、生の声が聴けると思うと、これも楽しみです。

 

連休の最後の今日は、息子一家と夫も一緒に5人で、大台町宮川にあるフォレストピアホテルの庭園にあるバーべキュー施設でバーベキューを楽しみました。

5人分の材料ですが、皆お腹いっぱいになりました。

ガスで焼くのですが、下準備も火の調節も、後片付けも何にもしなくていいので、ありがたいことこの上なしです。

 

境内には、6月ごろに咲く花が咲いてきました。

クレマチスです。蕾をいっぱい持っているので、どんどん咲いてくれそうです。

シランです。よく増える花で、どんどん花壇からはみ出してきます。

 

皆さん今年の連休は、5年ぶりとか6年ぶりとか言って楽しんでみえるようですね。交通事故にあわないように、体調を崩さないように楽しんでくださいね。

今年は熊野古道世界遺産登録20周年の年らしく、続けざまにテレビ局が訪れ、タレントさんも一緒で、ちょっととまどっています。

 

まず、先週の土曜日20日の午後、これは突然NHKのカメラマンが数人やってきて、もう少ししたら、熊野古道を歩くという番組で

春香クリスティンがやってきます。花の寺ということですので、花に誘われてきたという設定で、住職さん花の説明をしてもらえませんか?というのです。アポなしの突撃取材です。住職がいたからいいようなものの、いなかったらどうするんでしょうか!

 

しばらくすると本ものの春香クリスティンさんが、やってきました。

クリスティンさんは、色が白くて(日本人の白さとはまた違う)背が高くて(住職は173センチだけど、それより高かった)何ともかわいくて、ドレスを着たらそのまま白雪姫のようでした。

 

突然の訪問者に住職は、十二単の花や右近桜の花の説明をしていました。この録画はいつ放送されるのか、はっきりわかりませんが7月ごろのようです。奥さんも一緒に入ってくださいと言われたのですが、午前中に草取りをして少し汚れたパーカーを着ていたので、いかにもみすぼらしくて、カメラマンの後ろからスマホで撮影していました。

 

そして今日は、前から依頼のあった三重テレビの取材で、タレントの照英さんがやはり熊野古道を歩くということでやってきました。こちらは前もってテレビ局の人と打ち合わせがしてあり、本堂に上がって坐禅体験をしてもらいました。照英さんは坐禅の基礎知識は勉強してもらってあるようで、とても喜んで坐禅の説明を聞いてみえたそうです。

 

今日は私は寺族会総会で松阪に朝から行っていたので、照英さんにお会いできませんでした。デジカメで写真を撮ってもらうように頼んでおきましたが、動画モードで撮影されたようで、ブログにうまく入れられません。仕方ないのでデジカメをスマホで撮影しました。

 

また放送を楽しみにしています。クリスティンさんの時は曇り空で、暖かい日でしたが、今日は朝から雨で、景色を見てもらうには残念な日でした。もうすぐゴールデンウイークですが、お天気はなかなかうまくいかないかもしれませんね。

 

 

昨日、明和109シネマズで、「オッペンハイマー」を観てきました。

 

最近話題になっている映画で、日本で公開してもいいかという議論もあったというので、ぜひ見たいと思っていました。

 

オッペンハイマーというのは原爆の父と言われる、原爆製造の中心になった人の名前です。私は以前に日本人の作家によるアメリカの原爆の秘密みたいな本を読んでいたので、その時代の背景は大体わかっていました。マンハッタン計画という名前も、ロスアラモスという広大な土地に、原爆製造のために研究者を家族ごと集め、街を作ったということも知っていました。

 

それでも、アメリカが原爆を作るために、大変な思いをしていたのだという事、人類の未来のためというならいいですが、ドイツやソ連に先を越されないやめに、莫大な予算を組み、研究者を集め必死で造っていたのです。

 

完成まじかになったころ、ヒットラーが自殺し、ドイツが降伏、ソ連はまだ作れていないだろうからと、アメリカが独走状態になりますが、まだ安心できません。ポツダムの前に何とか実験を成功させようとします。実験は成功し、じゃあこれを日本に使うかという感じになりました。

 

よく言われたのが、日本が降伏しないので、やむに已まれず原爆を落としたという言い訳は、全くの嘘です。日本は負けるとわかっていても、戦後の世界の中でどの国が軍事的覇権を取れるか、躍起になっていたのです。ソ連との先陣争いです。そのためにも、実際に使った結果が欲しかったのです。

 

日本に神経を使っていない映画だということはよくわかります。「日本は嫌だろうが…」と言いつつ、22万人も殺せたことに、大喜びしてアメリカは歓喜の渦の中にありました。

 

しかし、物理学者として作ったのはいいが、その結果にオッペンハイマーは青ざめます。良心を持った一人の人間として、当然の反応だと思いますが、超軍事機密を知る一人として、もうやめると言い出せません。あの手この手で、彼は貶められます。挙句の果てはソ連のスパイだろう、機密をソ連に流しただろうという言葉さえかけられます。

 

私はこの時代、日本はこんな情報をどこまで知っていたのかと思いました。終戦間際のころ、若い兵隊さんをゼロ戦に乗せ突撃させたり、女子供らは竹やりの訓練やら、バケツリレーさせられたり。アメリカの世界覇権に対する強欲さと豊富な資金に圧倒されますが、反対にお金もないのに国民を戦争に駆り立て、情報を入れることもできない無能な指導者たちに腹が立ちます。

 

3時間を超える大作でしたが、一気に見てしまいました。今日も朝から時々思い出しては、あれこれ考えています。

 

境内は次々と初夏の花が咲いてきます。

アジュガの花です。

コデマリです

右近桜は花の芯がピンク色になってきました。

 

草取りシーズンの到来ですね。まだ暑くないので、気持ちのいい仕事です。昨日は黄砂が空を覆っていました。春らしい日がもう少し続いてほしいなあと思います。