トマトおでん。具は
大根、ジャガイモ、人参、玉ねぎ、厚揚げ、
さつま揚げ、サバ缶など。



音楽と料理は似ている、という話を
2016年に
朝日小学生新聞に書いて、
2017年にそれが絵本になった。

足立区に引っ越して、
台所が広くなったのをきっかけに、
デタラメ料理を再開した。

気づいたのは、
料理にも
クラシック音楽のように
まじめできちんとしたものと、
ジャズのように
自由なものがある、ということ。

クラシック音楽と
ポピュラー音楽のいちばん大きな違いは
何だろうか?
マイクを使って拡声するかしないか?
ではありません。

一番の違いは
作者主義か演奏者主義か、ということ。
作曲家の作品(楽譜に残されたもの)を
芸術として
それを再現するのがクラシック。
演奏家の独創的なアレンジや
独特の音色や
技術に価値をおき、
演奏の個性を楽しむのが
ポピュラー。

「クラシック」の本来の意味は、
「クラス分けされた」ということ。
Class=階級/等級
つまり「等級分け」されて価値が
定まったもの。

つまり、価値の定まった
スコア(レシピ)の通りに
楽器(素材)をそろえて、基本的に
スコア(楽譜)の通りに演奏(調理)するのが
クラシック。
楽譜が芸術だから、それを弾ける技術さえ
備わっていれば
子どもが弾いてもそれなりに様になる。
芸術として価値が定まった楽譜を
再現しているから。
しかし、
同じ楽譜を使っても同じ演奏には
ならない、という奥の深さがある。

ハイドンの弦楽四重奏曲
(第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、
ヴィオラ、チェロ)を、
3人で生演奏することはできない。
それがクラシック。
オーケストラの名曲の中には
普段はほとんどオーケストラには使わない
珍しい楽器をさんざん使って
さらに、各楽器の演奏者の人数まで
きっちりと作曲家が決めているものもある。
「第1ヴァイオリンは16人」みたいな。
その場合、作曲者の指定通りの楽器と人数を
そろえなくてはならない。
リヒャルト・シュトラウスの
《アルプス交響曲》は、
25人のホルン奏者が必要だ。

ポピュラーな音楽では、
そこにある素材(楽器)で
何をつくれるか(演奏できるか)を考える。
作曲家の書いた通りとは限らず、
演奏家が自分なりのアレンジや即興を加えて
その人にしかない表現法で演奏する。

例えば《コンドルは飛んで行く》なら
ケーナ2本、チャランゴ、ギター、
ボンボ(低音の太鼓)、
チャフチャス(羊爪の打楽器)。
この6人の演奏家をそろえれば作曲家が
イメージした理想の演奏ができる。
しかし、そういう曲でも
ケーナとギター、または
ケーナとアルパの二人で工夫して演奏するのが
ポピュラー音楽。

だからポピュラー音楽の世界では
作者(作詞家/作曲家)の名前はどんどん
忘れられる。
ダニエル・アロミーア・ロブレス作曲の
《コンドルは飛んで行く》と意識して
聴いている人はいない。
ロス・インカスの《コンドルは飛んで行く》。
サイモンとガーファンクルの
《コンドルは飛んで行く》。
やぎりんの《コンドルは飛んで行く》と
演奏者名でインプットされる。

三岳章・作曲の《川の流れのように》と
意識して聴いている人は日本にはいない。
ほとんどみんな
美空ひばりの《川の流れのように》と
思っている。
それが自然なことで、ポピュラー音楽とは
そういうものだということ。

ケーナとギターとアルパで、
何をどうやったら面白いだろうか?
ケーナとギターにヴァイオリンが
加わったらどう料理するか?
ケーナとクラリネットとギターなら
どうするか?
こんなふうに、手元にある素材を
どう料理したらより美味しいか?を
考えて実践するのが
ポピュラー音楽。
ボクの場合は、これを
民族音楽ではなく
「地球音楽」と呼んでいる。
多文化共生音楽だから。
決まったレシピはなく、
素材を見て、レシピを思い描く。


トマトおでんを1回つくると
大体8食分できる。三日間それを食べる。
これが8食目。最後の1杯。



残ったトマトスープを小さな土鍋に移す。

そこに発芽玄米のパックを入れて
リゾットにする。


出来上がり。


朝食にリゾットを食べた12月21日の夜。
ジャガイモが3個余っていたので、
ジャガイモととろろ昆布の煮物を作った。
そんな料理は食べたことないけれど、
いただいたとろろ昆布があったので
試しに作ってみた。
これは大変美味しいものだと確信した。
とろろ昆布は今後常備しようと思う。






ぜひ1月公演にお出かけ下さい。
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やぎりん(文)+小澤一雄(絵)
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自由の風コンサート 川越
やぎりんトリオ・リベルタ/自由三人組
三重奏(トリオ)を極める。
                   
2019年1月14日(月/祝)
午後2:00開演(4:00終演)
ウェスタ川越リハーサル室
川越駅西口、徒歩5分。
●公演開催協力券 (全自由席)
一般¥3500
会員=手紙届いた方¥3000
学生¥1000
●お申込み(主催)
やぎりん
【電話】080-5379-4929
【FAX】(03)6759-3297
【E-mail】yagirin88@gmail.com

自由の風コンサート オペラシティ
2019年1月19日(土)
午前の部 午前11:30開演(1:30終演)
午後の部 午後3:00開演(5:00終演)
東京オペラシティ3階 近江楽堂
(定員120)京王新線初台駅下車すぐ。
カトリックの礼拝堂を模した
素晴らしい音響のホール。
●公演開催協力券 (全自由席)
一般¥4000
会員=手紙届いた方¥3000
学生¥1000
●お申込み(主催)
やぎりん
【電話】080-5379-4929
【FAX】(03)6759-3297
【E-mail】yagirin88@gmail.com


木星音楽団+大前恵子 地球音楽会
愛知県 小牧公演
2019年2月16日(土)午後2時開演
小牧市市民会館大ホール
全席指定 なんと!¥500
お申込み(0568)71-9700
12月7日 午後1時から電話受付

春風を誘うコンサート♪

2019年2月20日(水)午後2:00
港区立芝浦港南区民ホール(200席)
(田町駅東口から10分)
出演
増村寿乃(ヴァイオリン)/清田千絵(ピアノ)
やぎりんトリオ・リベルタ
藤枝貴子(アルパ)/清永充美(ギター)
八木倫明(ケーナ)
★チケット
一般¥2000/高校生以下¥1000
★お申込み
080-5379-4929(やぎりん)
yagirin88@gmail.com


やぎりんトリオ・ケルティカ×大前恵子
アイリッシュ・ハープ×ケーナ×ギター×歌
セントパトリックスデイ・チャペルコンサート

2019年3月16日(土)
午後7:00開演(9:00終演)
千葉市美浜文化ホール
音楽ホール【定員150】
●音響抜群のコンサート専用ホール。
京葉線・検見川浜駅徒歩7分。
●公演開催協力券(全指定席)
一般¥3800/学生¥500
会員(手紙届いた方)¥3000

2019年3月19日(火)
午後2:00開演(4:00終演)
東京オペラシティ3階
近江楽堂(おうみがくどう)【定員120】
京王新線初台駅下車すぐ。
カトリックの礼拝堂を
模した素晴らしい音響のホール。
●公演開催協力券
前売料金(全自由席)
一般¥4000/学生¥500
会員(手紙届いた方)¥3000

●主催/お申込み(電話/FAX/メール)
080-5379-4929 やぎりん
(03)5856-3584 やぎりん(FAX同じ)
yagirin88@gmail.com


やぎりんトリオ・リベルタ×大前恵子
自由三人組
春の立川演奏会  
2019年4月13日(土)
午後2:00開演(4:00終演)
立川市女性総合センター
アイムホール(196席)
立川市曙町2-36-2 立川駅北口徒歩7分
(パレスホテルはす向かい)
料金(全席指定)
一般¥2500/学生¥1000
(ムーサ友の会会員/各席1割引)
●お申込み
★080-5379-4929 やぎりん
★(03)5856-3584 TEL&FAX
E-mail
yagirin88@gmail.com


大前恵子×木星音楽団 セカンド・アルバム
鳥たちの詩、海の詩

1.くじらの子守歌  
 小笠原育美・作曲/相馬邦子・編曲
2.海はふるさと【大海啊故郷】
 王立平・作詞作曲/やぎりん訳詞
3.浜辺の歌
 林古渓・作詞/成田為三・作曲
4.アメイジング・グレイス
 英国賛美歌
5.ロッホ・ローモンド
 スコットランド民謡/相馬邦子・編曲/やぎりん訳詞
6.ふるさとのナナカマド
 スコットランド民謡/相馬邦子・編曲/やぎりん訳詞
7.聖母の御子
 カタルーニャ民謡
8.鳥の歌
 カタルーニャ民謡/やぎりん訳詞
9.つばめよ
 ナルシソ・セラデル・セビージャ作詞作曲/やぎりん訳詞
10.海はふるさと【大海啊故郷】
 王立平・作曲(インストゥルメンタル)
2017年8月25日
東京文化会館小ホールでのライヴ録音
11. 童神(わらびがみ)
 古謝美佐子・作詞/佐原一哉・作曲
12. コンドルは飛んで行く
 ダニエル・アロミーア・ロブレス作曲/やぎりん作詞

歌:大前恵子
演奏:木星音楽団
 小野美穂子【箏:十七絃/十八絃】  
 藤枝貴子【アルパ】
 三塚幸彦【尺八】  
 八木倫明【ケーナとナイ】
ゲスト
金亜軍【揚琴】 
古谷真未【チェロ】
★定価¥2600(+税)
★通販価格¥2980(送料¥180込み)
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★いちよ・たかこ・やぎりんトリオ♪You Tube
ファーストアルバム(ゲスト・チェロ:古谷真未)より
思い出のサリーガーデン/人生よ、ありがとう
https://youtu.be/RxF1mzIoygs


★木星音楽団 東京文化会館公演 動画(2016年)
思い出のサリーガーデン+広い河の岸辺(女声合唱)
http://amba.to/2e9ULJR

★木星音楽団 東京文化会館公演 動画(2016年)
つばめよ〜ジュピター(+アンコール)
http://amba.to/2dNgJWW


★木星音楽団 東京文化会館公演動画(2013年)
http://youtu.be/GQAou2lVXok


◎エッセイ『広い河の岸辺』
大変好評で、販売中ですドキドキ


クローバー必然と偶然が時を得て生み出した、
大いなる奇跡!
この歌は今後50年、
100年と歌い継がれて
日本の歴史に残るでしょう。
         湯川れい子

本の表紙
ドキドキやぎりんBOOK『広い河の岸辺』
(主婦と生活社)発売しました!!¥1000+消費税

コンドル合唱譜混声
やぎりん作詞《コンドルは飛んで行く》
やぎりん訳詞《つばめよ》
吉田桂子 編曲
合唱譜が出版されました。
女声三部/混声三部の2種類。
それぞれに、易しい二部合唱の楽譜も
収録されています。
¥1300(+税)全音楽譜出版社


合唱譜女声
ドキドキやぎりん監修の合唱譜が発売(全音楽譜出版社)。
小川類・編曲
☆女声三部/二部
★☆混声三部/二部

《広い河の岸辺》(スコットランド民謡)
《思い出のサリーガーデン》(アイルランド民謡)

2曲セット。
定価¥1200(+消費税)


ジャケ写
いちよ・たかこ・やぎりんトリオ♪
+ゲスト・チェロ 古谷真未
アルバム『いのちと平和の音源』
¥2800(+税)通販価格¥3000(すべて込み)

収録曲(★歌入り/☆チェロ入り)
1.愛は花、君はその種子(たね)
  (A.マックブルーム)[高畑勲 訳詞] ★☆
2.黄色い村の門(アイルランド民謡)☆
3.思い出のサリーガーデン
(アイルランド民謡/やぎりん 訳詞)★☆
4.白鳥の停車場(藤平慎太郎)☆
5.ラ・サンドゥンガ
  (メキシコ民謡/やぎりん 日本語詞)★
6.君の影になりたい【アルパ・ソロ】
7.ラピュタ・シチリアーナ
  (イタリア・ルネサンス〜久石譲) ☆
8.よろこびのうた
 (メキシコ民謡/枝元一代ほか 日本語詞)★
9.童神【わらびがみ】
  (佐原一哉/古謝美佐子・作詞)★
10. 蕾【つぼみ】(小渕健太郎)【アルパ・ソロ】
11. チョグイ鳥(パラグアイ民謡)
12. 広い河の岸辺
  (スコットランド民謡/やぎりん 訳詞)★☆
13. コンドルは飛んで行く(D.A.ロブレス)☆
14. 人生よ、ありがとう
  (ビオレータ・パラ/やぎりん 訳詞)★☆
15. 島唄(宮沢和史)★☆


木星CDジャケット
木星音楽団アルバム
Winds & Strings
湯川れい子さん推薦メッセージ
和楽器とラテン楽器による、
実にユニークで魅力的な異文化四重奏団だ。
でも異文化というより、
むしろどこか大昔に
深くつながっていた音と文化だ!
という確信に近い懐かしさであり、
新鮮なアイデンティティの再発見なのだ。
そう、ひょっとしたらこれは、蒙古斑まで遡る、
とんでもなく壮大なロマンかもしれない。
 
   湯川れい子(音楽評論・作詞)
¥2800(+税)通販価格¥3000(すべて込み)

木星音楽団
箏:小野美穂子/アルパ:藤枝貴子 
尺八:三塚幸彦/ケーナとナイ:八木倫明 
1.木星【ジュピター】
2.北飛行(小野美穂子オリジナル)
3.涙そうそう
4.少年時代 
5.アルパ協奏曲《鐘つき鳥》 
6.オリーブの首飾り 
7.コーヒー・ルンバ  
8.芭蕉布 
9.引き潮 
10. イエスタデイ 
11. 明日 
12. 江差(三塚幸彦オリジナル) 
13. 月の沙漠 幻想 
14. 砂山 
15. 雪(三塚幸彦オリジナル)


完成した絵本表紙
ドキドキ葉祥明さんの絵本(文:八木倫明)
『ひろいかわのきしべ』(国土社)
発売しました!!


絵本『ひろいかわのきしべ』推薦文の
帯付きは初版のみです。
クミコさんと湯川れい子さんの言葉が
載っています。

ドキドキクミコさん
いま世界にあってほしいと思うものが
この絵本の中にあります。それは
暗い空をてらす、希望の光です。

ドキドキ湯川れい子さん
この歌は、これからの時代に愛され、
その時代を踏み越えて、
未来に継承されていくと信じています。


クミコジャケ写
合唱のスコアもついた
《広い河の岸辺》CD
You Tubeには載っていない合唱バージョンが
このCDには収録されています。
女声合唱団「青い鳥」が素晴らしい演奏をしています。

★台湾に広がる《広い河の岸辺》
http://amba.to/1z1p6NO


★《広い河の岸辺》の本質
『小さな死』からの出発。
http://amba.to/1oBdnE3


★地球人が渡るべき河のこと
http://amba.to/1t0E3O6

***********************

「なにも知らない。なにもできない。
なにもない。
なのに、なにかを求めている。
自分の微力は、よく承知している。 
とるに足りない才能についても自覚している。

でも、せっかく生まれて来たのだから
感動したい。共鳴したい。
おなじ心のひとに会いたい。

それがせめて
みじかい生命の軌跡の中で
ぼくらが望むものではないか。

ところであなたは・・・。


★『詩とメルヘン』サンリオ刊
1982年4月号 編集後記 やなせたかし  
◎やなさたかしさんの限りない優しさ
**********************

★音楽、落語、ラジオ、読書。想像力が抗認知症?
http://amba.to/1osUvYd

★エーリッヒ・フロムの愛の論理と音楽