vsレアル・ソシエダ 世界有数の名門チームに、緑の眠れる獅子達が挑む。結果は… | 決闘王F.Kのブログ

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週刊少年ジャンプ、東京放映のアニメや特撮、サッカーの試合(東京ヴェルディのサポです)やライブの感想を書いています。

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 ヴェルディはJ1に昇格した事で観客が増え、マスコミの注目度も上がりました。それは国内だけではなかったらしく、スペインの名門チーム、レアル・ソシエダの日本ツアーの相手として、ヴェルディが選ばれました。


 只でさえスケジュールが厳しいのに、もう1試合増えてしまった。選手の体調を考えたら喜べませんが、試合に出れない選手達に経験を積ませて成長させるには良い機会です。ヴェルディ側はそう考えたのか、ソシエタと親善試合を行う事になりました。


 場所は国立競技場。今年3度目の来訪です。


 水曜日のナイター、しかも19時30分という普通より遅い時間に始まるという事で観客数が懸念されました。チケット代も高いし。一番安いゴール裏で、手数料込みだと1万円越えるってさあ……。
 しかし蓋を開けてみれば、結構来ました。特に久保建英選手のファンが多く集まり、ソシエダのユニフォームを着たソシエダサポは勿論、代表やFC東京のユニを着た人も居ました。リーグ戦がマリノスvs柏の1試合だけで、暇だから見に来たという人も多かったのかも。


 ヴェルディサポも来てたけど、ゴール裏を埋める程ではありませんでした。
 この試合、海外チームとの親善試合だからなのか太鼓を鳴らしたり、チャントを歌う普段のスタイルでの応援は出来ず、静かに見守るか、ゲーフラを掲げるぐらいしか出来ません。入場料が高い上に応援も出来ないのでは、コアサポが来ないのも納得です。


 記念として、この試合限定のマフラーキーホルダーを買いました。出来は悪くないけど、これで1,100円か……。大切に使います。


 ソシエダグッズを求める人の長蛇の列。本当に凄い人気だ。ソシエダの収入、かなりの額だろうなあ。そりゃあスケジュールが厳しくなっても、海外遠征するわ。


 ソシウダのマスコット、チュルディンも来日。リヴェルンとすぐに仲良くなっていました。
 こんな写真が撮れるなんて、そもそもヴェルディがソシエダと戦えるなんて、去年は考えもしなかった。昇格して本当に良かった。


 選手紹介はヴェルディも外国風にしたり、試合前には花火を上げたり、試合を盛り上げようと頑張っていました。
 それでもソシエダの来期の新ユニを発表したのには驚きました。スペインでやらなくて良いのかと。そして肝心のユニ、去年までのとそんなに変わってないように見えたのは、こごたけの話(笑)。


 驚いた事に、試合中に吹奏楽の演奏が行われました。バックスタンドから「ルパンIII世のテーマ」が聞こえた時は思わず笑ってしまった。選手達もビックリしたかも?




 試合中の久保選手。走っているだけでも目立っていました。


 ゴール裏のカメラマンの数が凄いけど、これはヴェルディ側のゴール裏、つまりソシエダの得点か入る側のみの配置です。


 後半、陣地が入れ替わると、同じ場所なのにこんなに減りました(笑)。


 ピッチサイドの観客にもサービスするリヴェルン。親善試合だからって、手は抜きません。

 

 リーグ戦でもカップ戦でもない、単なる親善試合。相手チームのゴール裏に行けたり、普段の試合とは緩やかというか、異質でした。
 肩の力を抜いて見れたけど、少し物足りない。そんな不思議な試合の感想を。
 親善試合で大事なレギュラーを疲れさせたり、怪我させる訳にはいかない。なのでヴェルディもソシエダも、普段の試合では使わない選手を主軸にしました。
 流石に久保建英は出場させましたが、前半のみ。ヴェルディ側も事前の広告に出ている選手は1人も出ていなという、広告詐欺で訴えられそうな事をやっています。
 そういう訳でヴェルディの陣容は、控えどころかベンチ入りさえしてない者と、学校の卒業を控えた大学生や高校生の選手ばかり。レギュラー陣で入ったのは深澤大輝と山見大登、木村勇大だけで、木村は後半途中からでした。
 双方ともに控え中心。それでもソシエダの面々はヴェルディを圧倒します。流石は欧州の強豪、控え選手もレベルが違う。
 前半はハーフコートゲームで展開。GKの長沢裕弥はピンチを何度も防ぎますが、前半終盤に失点しました。この日は絶好調で決定的な場面を何度も防いだのに、残念です。
 後半はヴェルディもチャンスを作りますが、あと一歩が足りず得点ならず。それどころか後半ATに追加点を許してしまい、0-2で敗れました。




 ヒーローインタビューは久保選手でした。得点に結びつく活躍はしなかったけど、求められているのは彼の声。サービスサービス。
 久保選手、実は国立でプレイするのは今回が初めてだったそうです。意外だ。


 試合後、チュルディンの人形を持ってはしゃぐリヴェルンをパチリ。敗戦の傷が癒やされました。

 前述したように相手のゴール裏に行ける程、緩い空気で行われた親善試合、いや練習試合でした。たまにはこういうのも良い、かな? でも、やっぱり入場料高かった。
 敗北は悔しいけど、レギュラーは町田戦でこれ以上の屈辱を経験して強くなった。出場した選手達の成長に期待します。
 次の試合は真剣勝負のリーグ戦。相手は札幌。上位陣も手強いけど下位、特に降格ラインギリギリのチームは強いんだよなあ。監督を今年中はクビにしないと宣言して、背水の陣を敷いたし。
 それでもヴェルディは勝たなければならない。強敵を倒して強くなって、J1で生き残りましょう。頑張れ、東京ヴェルディ!!

 しかしヴェルディは新国立で勝てませんねえ。旧国立では割と勝ってたのに。
 J1昇格を決めた地だから、相性が悪いとは思わない。初勝利したら流れは変わりそう。7月28日のアルビオン戦こそ!