ジャンプ10号の感想 | 決闘王F.Kのブログ

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週刊少年ジャンプ、東京放映のアニメや特撮、サッカーの試合(東京ヴェルディのサポです)やライブの感想を書いています。

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「ONE PIECE」は予定通り、「僕のヒーローアカデミア」は急遽の休載です。
堀越先生、クライマックスに向けて力を溜めているのでしょう。お体を大事にしてください。

「黒子のバスケ」と「銀魂」のコラボイベントがナンジャタウンで開催されます。
そういえば空知先生、連載が終わって3年も経つけど新連載どころか読切さえ発表してない……。それでも新作、待ってます。

ウィッチウォッチ
 連載2周年記念の巻頭カラーで、第1回人気投票が開催。そういえばまだやってなかった。1位はニコかな?
 篠原先生の前々作「SKET DANCE」とのコラボ編。教師になったヒメコ、近年のポリコレに流されない生き様は実に彼女らしい。性別も立場も関係ない、悪い奴は引っぱたけ! でもこの後、校長や教頭先生に怒られたんだろうなあ。頑張れ社会人。
 同級生とのトラブルを何とかしようという展開は懐かしい。スケット団を思い出すなあと余韻に浸っていたら、ボッスンも出るのか! 大人になっても変わってないみたいだけど、ヒメコとは結婚してほしい。30歳になっても待ち続けているヒメコ、一途すぎるやろ…(涙)。

アオのハコ
 あらら、大喜君、挫折した人間に対する禁句を言っちゃった。確かに青春真っ盛りで、勝つ事も負ける事も成長の糧にしている君から見れば、夢佳は言い訳して逃げているようにしか見えない。彼女の言う通りだとすれば実際、逃げているし。
 でも本人だって、それは分かっているんですよ。それでも立ち上がる事が出来なくて、自分の弱さを思い知らされて諦めたんですよ。そんな心の古傷を抉るような発言、そりゃあ引っ叩かれますよ。漫画の主人公らしい前向きさが故の無理解、どう乗り越えるのか。

僕とロボコ
 私はLINEをやってないので、ロボコみたいな迷惑系LINEの被害は受けてません。良かった。まあLINEやってても、LINEを送り合うような友達がいないんですけどね(笑。その後涙)。
 しかしロボコのメンヘラぶりは本当にウザいというか、怖いなあ。個性が溢れ過ぎているロボコLINEを完璧に理解しているボンド凄い。ここまで来るのにどれ程の失敗を重ねたのか。
 西の都やグリードアイランドには本当に行ったの? 私も行きたいのでロボコ、道順だけ教えて。いや、着いてこなくて良いから。来るんじゃねー!!(ガチ)

イチゴーキ! 操縦中
 おお、9話目でこんなに上位に掲載されるとは。同期の「一ノ瀬家」や「いろは」は勿論、ベテラン勢をも越えている。これは期待して良いのかな?
 この機は逃さないとばかりに、ミサオが元の大きさに戻るという作品的には切り札とも言えるネタを使ってきました。林先生、勝負に出ましたね。そこから更に大きくして、巨人になったミサオとの戦闘という強引な展開にしたのもお見事。古き良きギャグ漫画という感じで、今の読者には逆に新鮮なのでしょう。今年はこの漫画の飛躍の年になるか?

呪術廻戦
 津美紀には昔の呪術師が受肉していたのか。羂索の手先ではないみたいだけど、それはそれで行動が読めなくて厄介か。宿儺との戦いを望んでいるのだから、実力も高いだろうし。
 只でさえ厄介な状況になったのに、ここで宿儺も動いた。今度は伏黒かよ! 姉弟揃って受肉されるとは、何という奇縁か。虎杖よ、覚悟を決めろ。お前が願うようなハッピーエンドは訪れない。自分が消えればOKなんて思うな、宿儺に勝って未来を切り開け。

SAKAMOTO DAYS
 周が仲間入り。戦力としてはシンより劣るけど、それだけに成長する可能性がある。美形だし、生意気で天然な性格は可愛くて面白いし、女性からの人気が高いキャラになりそう。
 晶は京を利用して、スラーを殺すつもりか。確かに京は強いし、映画の為という理由を付ければ協力してくれるだろうけど、こいつだけでスラーの部下を抑えられるとは思えない。晶には切り札があるのかな?

一ノ瀬家の大罪
 翼以外は全員、今までの事を覚えていないし、学校でのイジメの件も解決されていない。やはり新たな事故にあったのではなく、世界がループしているのか。翼にとっては2度目の事故だけど、覚えていないだけでもう何回もループしているのかも。
 本物の翔は存在自体が消えたのかと思ったら、割と近くにいました。でも彼は翔だった頃の記憶が無さそう。でもループの謎を解く為には、秘密に気付いたっぽい翔の協力が必要です。次回で思い出してもらおう。あ、こっちもナゲットください。ドリンクはファンタのグレープ味で。

マッシュル
 残る敵はラスボスのみ。そしてここでもマッシュの容赦ないツッコミが入る。まあ父親がイノセント・ゼロだなんてカッコ良いようでダサい名前を名乗ってたら、私だって呆れますよ。いい年して中二病拗らせてんじゃねえ!って。え、お前だってン十歳になっても少年ジャンプ読んでるだろって? 良いんだよ、少年ジャンプは私の永遠の友なんだから。
 いよいよ始まった最終決戦。単純な力押しだけで勝てる相手じゃないので、マッシュも工夫します。筋力だけじゃない、頭も回るのがマッシュの強さの秘密。バカ父にグーパン叩き込んでやれ!

あかね噺
 連載1周年突破記念の2号連続カラー、まずはセンターカラー。
 噺も人も同じ、大事なのはどう付き合うか。落語は今後の人生で長く付き合う、ともだちですか。これは作品を書き終えたり、撮り終えたらそれで終わりという漫画や映画等とは違う、落語ならではの解釈ですね。朱音らしい明るくて前向きな解釈です。
 数ある廓噺の中から、うららが朱音に「お茶汲み」を語らせた理由も判明。未熟な今の朱音に「男を翻弄する熟練の花魁」を演じるのは無理だけど、失敗する未熟な花魁なら演じられる、いや、そういう役ならうららより上かも。作者が落語をしっかり分かっているのも、この漫画の強みか。次回の大喝采に期待。

逃げ上手の若君
 直義、史実通りの敗走。戦に弱いという評価は今後も変わらないけど、相手が時行でなければ勝てたでしょう。時行といい尊氏といい、この時代は英雄・英傑が多すぎる。
 そしてこちらも史実通り、護良親王が殺害されました。「万事よろしく頼む」とは直義に対して、いや兄から弟に対しては最大級の信頼と脅迫に満ちた言葉だな。親王が最後の希望を託した相手が、自分が斬られる原因とも言える敵の大将になるとは、歴史の皮肉よなあ。

人造人間100
 真っ向勝負ではNo.100が最強なので、戦闘は単純なものには出来ない。作者にとってはハードルが高いけど、自分が選んだ道なのでやり遂げてもらいましょう(ドS)。
 敵は人造人間でも見る事が出来ず、影響を受けてしまう音を武器にして戦う。敵も厄介だけど、暴走する危険を孕んでいるNo.100も厄介。あしびも大変だな。だから応援したくなるし、彼が考えた作戦を褒めてやりたくなる。キャラの関係性が上手い。

アンデッド アンラック
 センターカラー。
 次に獲得すべき古代遺物はリメンバー。これで全ての否定者に過去のループの記憶を蘇らせて、大量の即戦力を確保する。だけどリメンバーを使う許可を得る為に否定者を全員集めたい。自分から無理難題を作り、そこに全力で飛び込む風子、危ういけど頼もしいリーダーです。こんな危なっかしいリーダーを見たら、ニコのツッコミも冴え渡りますね(笑)。
 リメンバーがあるのは現在、燃えに燃えてる紛争地帯。しかもここにはビリー達もいる。かつての敵を仲間にするだけでなく、彼らを迎える為に新たな仲間をゲットする。イベントてんこ盛りですねえ。ゲームの攻略チャートを進むような感じは「Dr.STONE」を思い出しました。

暗号学園のいろは
 アメリカンドッグを買うと付いてくる、ケチャップとマスタードを同時に出せるあのアイテム、今はパキッテって言うのか。昔はディスペンパックって聞いたけど…って、欄外で解説されてますね。丁寧な説明に感謝。
 今まで苦戦しながらも多くの困難をクリアしてきたいろはが戦う前から負ける、しかも最悪な負け方をする予感に捉われるとは、多夕は今までの敵とは別格という事か。彼女が提案したゲームも難しいし。西尾先生のジャンプ愛が全く変わってないのは嬉しいけど、今回のゲームはいろはの初敗北になるかも。そう思わせる程の多夕の強敵感が凄い。ワクワクします。

夜桜さんちの大作戦
 つぼみは旦の元から逃げてきたみたいだけど、かなり弱まっている。これなら害は無い、のかな?
 旦の手元には百と零の心臓があり、太陽達も狙われていた。この男、夜桜家を株の苗床としてしか見ていないのか。静かだけど恐ろしいまでの悪だ。
 爺ちゃんと婆ちゃんも狙われていたけど、無事て何より。万じいちゃん、鍛えすぎてね? 2人が捕まる心配は無さそうだけど、これで2人が助けに来る事も出来ない。そしていきなりのラスボス襲来。狂った悪魔が相手では夜桜家総動員でも厳しそう。誰か連れ去られるかも。

おねがい! 流れ星
 「ヒロアカ」の代原読切。作者は新人のかみだしゅういち先生。先生、本誌初掲載おめでとうございます。
 17ページという短いページ数で作者の描きたい事をきちんと纏めているし、コメディと見せかけて実は感動的なストーリーも、優しいタッチの絵もなかなか良い。連載レベルではないけど、将来が楽しみな漫画家がまた1人現れました。ジャンプの、いや日本の漫画の未来は明るい。

ブラッククローバー
 いや今回は完全にシスターがヒロインだわ。アスタが惚れるのも分かるぐらい可憐だし、守ってあげたくなる儚さも持っている。ずっとアスタの心の支えになってきたシスターを、アスタが救うという熱い展開は素晴らしい。
 ルシウスの目的が判明し、倒すべき敵が定まりました。こうと決めたアスタは強いぞ。強大な五頭龍も敵じゃない。サクッと片付けて、いざ最終決戦……と行きたかったけど次週は休載。あうう。残念だけど、おまけの4コマは面白かったです。私はバターだけでなくジャムもたっぷり塗ったパンが好き(太るぞ)。

大東京鬼嫁伝
 最終回が近づいており、話を盛り上げようとしているのは分かるし伝わるんだけど、いかんせん漫画としての出来が悪い。ベテラン勢はともかく、新人の作品にも劣るのはちょっと……。
 コマ割りとか構図とか、漫画としての基礎のレベルが低い。キャラクターの絵は悪くないので、仲間先生は漫画よりイラストの方が得意なんだろうなあ。イラストレーターを本業にした方が良いかと。

パセリ農家が最強なら、つまり最高の野菜はパセリ
 久々のジャンプ・ショート・フロンティア枠。原作はたけぐし一本先生、漫画はみたらし三太先生。お菓子を武器にしたバトルヒロイン漫画「アメノフル」を描いたコンビが帰って来ました。
 食べ物を使ったバトル漫画という形は前作と同じですが、イカれっぷりは前作を上回ってます。絵も上手くなっており、戦闘シーンの迫力もアップ。次の連載に期待が持てる読切でした。でも、ごめんなさい。私もパセリは食べません。日本のパセリはハーブのような香味野菜だと思います。

PPPPPP
 ドンはベートーヴェンだけでなく、全ての作曲家を愛しており、彼らの曲が弾かれなくなってはいけないと考えている。あれ? ドンの問題、解決しちゃいましたね。これでドンの話は終わりなのか、それとも更に深い話になるのか。
 ドンより危ういのはシカト。性格が悪くて、ファンタからクソ扱いされてる。闇を抱えていそうな後ろ姿が怖い。母親の死をどう思っているのか。
 夏休みの補修が終わっても、ラッキーの動向は未だ不明。DADA先生、そろそろ動いてくださいよー。本当に一体どこで何をしているのやら。

高校生家族
 一郎を先生だと勘違いするのは分かります。むしろ当然の反応。一郎は教師になっても同じような行動をするだろうし。
 洲崎は復帰し、渋谷にサロンパソを買ってあげて、新たな黄金時代が始まる。親の友達って子供にとっては難しい存在なんだよなあ。とにかく頑張れ洲崎。

ギンカとリューナ
 あっさり捕まったなあ。ギンカがノスフェラトゥを倒したら話が終わっちゃうから、こうなるとは思ってたけど。でも掲載位置は危険領域のまま。この話で連載打ち切られそう。
 ギンカの信頼を受けたリューナはロックと組んで、花を踏みにじる外道どもと対決。凸凹コンビになりそうな2人の初戦闘、面白いものになれば良いんだけど。