ジャンプ11号の感想 | 決闘王F.Kのブログ

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週刊少年ジャンプ、東京放映のアニメや特撮、サッカーの試合(東京ヴェルディのサポです)やライブの感想を書いています。

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「鬼滅の刃」の上弦の鬼の声優陣がジャンプ紙面でも発表されました。
黒死牟の置鮎さんは聞かなくても分かるベストキャスト。半天狗役が若者から老人まで演じられる古川登志夫さんなのは大いに納得。玉壺役が鳥海さんとは考えもしなかった。どんな演技をするのか、今から楽しみ。

「ブラッククローバー」と「僕のヒーローアカデミア」は休載です。

あかね噺
 連載1周年記念巻頭カラー。作者コンビと山崎邦正こと月亭方正さんのインタビュー記事が掲載されました。リアクション芸人から落語家になったのには驚いたけど、あれからもう15年になるのか。時の流れは早い。
 お茶汲みの本質は男と女の意地の張り合いで、廓噺としては色気は少ない。なるほど、まだ色気がある話が出来ない朱音にとって、最適の落語だったんですね。うららはこうなる事を予測していたのか。流石です。
 女にしてやられる男という構図を、現実でも落語でも上手く見せたストーリー構成はお見事。この漫画の勢いは止まりませんね。水面下では色々動いていそう。

ONE PIECE
 パシフィスタ、マークIIIまで造られていたのか。戦桃丸のおかげで今は味方になってくれてるけど、敵にもなりそうで怖い。敵も味方もリモコン次第(by鉄人28号)。
 ボニーがちらっと見ただけでも、くまが壮絶な人生を歩んできたのが分かる。幼い頃から実験体として扱われてきた男が、どうやって国王にまで成り上がったのか。そしてボニーの母親は?
 アトラスが復活したのは良かったけど、研究層から出られなくなった。そしてやはり裏切り者がいる。リーダー格のシャカがちょっと怪しい気が。
 ビビ、やっぱり生きてたーーーっ!! しかしワポルと一緒にモルガンズに匿われていたとは。2人は聖地で何を見たのか? 良くも悪くもマスゴミ体質なモルガンズが、こんな大ニュースを何故報じないのか? 謎が深まり面白い。

呪術廻戦
 伏黒の体を手に入れた宿禰、早速やりたい放題。鵺も巨大モンスターになってしまった。術者の格の差を思い知らされます。
 唯一何とか出来そうだった天使ちゃんも、伏黒への愛情を利用されてしまった。黙されていると半ば分かっていても、好きな人に求められたら飛び込んでしまう。人の性を良く知っている宿儺、恐ろしい。

アンデッド アンラック
 今回で一気に3人の仲間をゲット。相手の能力も性格も良く知っているイージーモードとはいえ、風子は凄く頑張ってる。ニコだけでなく読者も応援したくなります。
 若い頃の友才、気っ風の良い美人で好き。アンディとはまだ会ってないみたいですね。今回のループでは風子がいるから、親しい関係にはならないかな?
 以前のループよりみんなが早く生まれているのは、魂で風子と早く会いたがっているから。ロマンチックですね。いや、それも神の思惑なのでは?と疑ってしまうのは、この漫画に毒された証拠か(苦笑)。

SAKAMOTO DAYS
 スラーが坂本を狙う理由について、改めて考えると確かにおかしい。部外者の意見は参考になりますね。鈴木先生、ここまで考えていたのか。流石です。
 タイに1人で行こうとした坂本。シン達を信じていない訳ではなく、むしろその逆。大切に思っているからこそ、失いたくなかった。行き過ぎた愛情ってやつですかね。そしていよいよ語られる坂本とスラーの過去。面白い漫画の過去話は、更に面白くなる筈。期待しています。

アオのハコ
 夢佳がバスケを辞めた理由、やはり千夏にありそうですね。努力し続けて上手くなっていく千夏に追い抜かれてしまい、追い付こうと頑張ったけど届かず、心が折れた感じ。そして今、裕奈ちゃんが心折れかけている。歴史は繰り返されるのか、それとも……。
 大喜は何とかしたいと思っているけど、彼も「努力し続けるける才能」の持ち主だから、夢佳の気持ちは根本的には分からない。その擦れ違いがトラブルを起こさなければ良いんだけど。

逃げ上手の若君
 センターカラー。
 生まれ育った鎌倉から逃げ出して3年。ここまでの道程は険しかったけど楽しい事も多くあり、寂しくはなかった。それでも人は故郷に帰ったら、涙を流してしまうのだ。心が震えてしまうのだ。ましてや時行はこの3年、命がけの日々でしたからね。感動も感激も人一倍、いや百倍ですよ。
 北条時行、鎌倉に帰還して幕府を再興、ハッピーエンドで完!!……とはならないんだなあ、これが。むしろここからが彼の苦難の人生の始まり。それは南北朝時代の幕開けでもある。史実を知らない読者は覚悟してください。時行の笑顔が見れるのは、これが最後かもしれません。松井先生、どうかお手柔らかに。

マッシュル
 マッシュの理不尽過ぎる攻撃を受けても、クールな表情を崩さないお父様に笑ってしまう。何があっても相手のペースに飲まれない。そういう所はそっくりですね。流石は親子だ。
 足で巨大な柱を掴むだけでもビックリなのに、それを次々と投げ飛ばすマッシュ。今更だけど、こいつの体の構造はどうなってるんだ。魔法で作り変えられていると言われても驚きません。
 序盤はマッシュがリード。しかしラスボスがこれで終わる筈が無い。いよいよ本気を出すイノセント・ゼロに対して、マッシュは変わらずマイペース。うん、君達、やっぱり親子だわ(笑)。

ウィッチウォッチ
 「SKET DANCE」とのコラボ後編。あれ程大規模な暗号、犯人は1人や2人ではないなと思ってたけどクラス全員だったとは。動機に悪意は無く、不登校になった子を思ってという優しいオチ。スッキリしました。
 スイッチも来てくれたのは嬉しい。酒を飲めるくらい大人になったけど、スケット団の絆は永遠に不滅。そして友情は次の世代に繋がる。実に良いコラボ回でした。でもボッスンは事務所も構えたんだから、覚悟を決めてヒメコと結婚しろ。

ウパ野ルパ子は一般人
 新人の小園江ナツキ先生による読切。本誌初掲載、おめでとうございます。
 よくある妖怪退治モノと思いきや、ウーパールーパーの霊に憑かれた少女とのラブコメ……と見せかけて、ヘビーだけどスッキリする話に仕上げている。なかなかのお点前ですね。絵も悪くない。
 コマ割りを凝り過ぎたせいで少し読み辛い箇所があったけど、そこは伸び代と見るべきですね。次回作、楽しみにしています。あとロリルパ子可愛い。ウーパールーパーブーム、懐かしいなあ……。

夜桜さんちの大作戦
 センターカラーでベストペア人気投票の結果発表。やはり1位は主人公夫婦。2位は四怨と嫌五。四怨、その台詞は伝説の…(笑)。
 旦の正体と目的が判明。夜桜家と関係があるどころか、夜桜家の始祖とも言える人物だったとは。でも医師としての使命感が強すぎる余り、娘だけでなく子々孫々まで食い潰してきた。人類全体から見れば偉人かもしれないけど、1人の人間としては外道を越えた外道。百と零が倒そうとしていたのも分かるわ。
 こんな悪魔を放っておく訳にはいかない。夜桜家、当然の如く臨戦態勢に入りましたが、ここで倒せるとは思えない。部下もいるだろうし、今回は逃げられそう。

一ノ瀬家の大罪
 翔は記憶を無くしていた。それでも翼は諦めない。この前向きさはジャンプの主人公らしいけど、真っ直ぐにぶつかるだけでどうにかなるものではない。もどかしいなあ。
 偽の翔は医者か科学者? ループに関係しているのは間違いないですね。そして翔と美奈子夫婦の闇が明かされる。翔は現在のループでは独り身だけど、元の世界では浮気していた? 食べ物で埋め尽くされた美奈子の部屋は、ストレスによる過食症だったって事? 夫婦の問題は子供でも迂闊に踏み込めない。どうするんだろう?

僕とロボコ
 パンツ一丁だけで身を隠して、女子会を聞く。何このマニアックなんてもんじゃないシチュエーション。ボンド、将来特殊な性癖に目覚めそう。既に目覚めかけてる気がするけど(笑)。
 相変わらずロボコのフォローはフォローになってないな。うちは兄弟がクローゼットに居たら、私なら絶対確かめるぞ。幻術かけられるなら、むしろ嬉しい。

暗号学園のいろは
 多夕との質疑応答バトル、よくもまあこんなに複雑なやり取りを考えるなあ。西尾先生はやはり天才か。
 制限が厳しい会話の中で、いろはの家庭の事情が明らかにされました。好みのタイプが枢斬暗屯子って、それで良いのか青少年。暗号学園に来たのは父に強要されたから、過去に戦争や暴力の渦中に居た。かなりヘビーな過去があるみたいですね。
 読者にも多夕にも全てを曝け出された上、つまらない形で自滅してしまい、相手に情けを掛けられての引き分け。なるほど、これは単に負けるよりも悔しいし、下手したら立ち直れなかった。だけど、いろはは再び立ち上がる。悔し涙を流せる男は強くなるのだ。

人造人間100
 ロキシーは容姿には恵まれていたけど、難聴で歌手にはなれなかった。なりたいものになれない、人間にとってこんなに苦しい事は無い。人造人間に同情したり、夢の為とはいえ人造人間を庇う優しい心もある。根っからの悪人ではなかったんだなあ。
 だけど彼女は罪を犯した。その報いはあまりにも唐突に。人造人間が人間と心を通じ合う事は無い。何故なら彼らに心は無いから。どれ程信頼して、愛情を注いでも、人造人間はより優れた肉体を求める本能に従うのみ。この現実を知ったあしびはどうするのか。

高校生家族
 確実に盛り上がるバレーの試合をあっさり終わらせて、ギャグ漫画定番の記憶喪失ネタを出してきましたか。これは……連載終了が決まったので、やりたかった話を描いたのかな? 取り敢えず腰は大事にしよう。

ギンカとリューナ
 ロックは魔術師ではないけど、魔封剣という剣技で戦う一門の者だった。だが邪悪な魔術師に同門を皆殺しにされており、魔術師を嫌い、仇を追っている。動機も強さの理由も分かり易いですね。悪くありません。
 リューナとは凸凹な関係だけど、倒したい敵とやるべき事は同じ。敵が普通に悪党だった事もあり、決着は爽快でした。このままギンカ救出なるか?

イチゴーキ! 操縦中
 掲載位置が超・急降下。前回の高順位は、1話だけアンケート結果が良かったから?
 呑気というかマイペースで、やる気が感じられない先生。こういうキャラは実はキレ者だと思わせて、あれ? 単なる天然ボケキャラかなとガッカリさせてからの、やっぱりキレ者だったという構成。手の込んだ話ですね。嫌いじゃありません。
 任侠モノに嵌ったミサオが可愛い。現実のヤクザには任侠なんてありませんけどね。連中はぼったくりファミレスより悪どい商売してるので、皆さんご注意を。

PPPPPP
 指揮者への道を歩き始めたフルス。今までで一番の笑顔を見せて、教師でなくても応援したくなります。この場にラッキーがいればなあ……。
 音上の兄弟では才能が無いと言われていたラッキーですが、実は特別な才能を秘めていた。今のラッキーは本能と良識が責め合っている? 巨匠が期待しているようにステキな人間になってほしい。
 ラッキーの事が気になるけど、ここでDADA先生こと出田英雄の過去編に突入。昔、彼に起きた小さな奇跡がラッキー復活の鍵なのか?

大東京鬼嫁伝
 人間の世界で妖怪が生きていくのは辛い。能力を悪用すれば、もっと稼げるんだろうけど。取り敢えずホワイト企業に就職してください。それは人間でも難しいけど。
 可憐な服を着た愛火とデート。ああ、これは彼女が離れるフラグだなと予想したら、完璧にその通りで笑ってしまった。あと2、3話ぐらいで終わりそう。