2008年12月23日
びゅうプラザ古川駅主催
惜別のキハ58 『おもいで号』 日帰りの旅
に参加してきました。
これを持って引退してしまう、キハ28 2174,キハ58 414
修学旅行色編成での最後の旅です。
撮り鉄だった自分が、乗り鉄もするようになったきっかけをくれた
そんな車両でもあります。
正直、撮るか乗るか迷いもありました。
1度も乗った事のない車両なら、”撮影”を選んだと思いますが、
この黄色いのは、自分の中では数多く乗った車両となってしまったのです。
もう乗れなくからには、最後も乗りたいと言う思いが強くなってしまい、
今回の企画に申し込んだという訳です。
この車両達の昔の姿を撮った事もありませんし、乗った事もなかった筈です。
黄色くなってから気になり始めましたが、
そんなに頻繁に撮影に通った訳でもありません。
乗るようになったのも、さよなら間近になてからです。
でも、最後だと思うと、放ってはおけなくなってしまっていたのです。
前置きが長くなってしまい失礼致しました。
それでは、レポートに移ります。
仙台着6:34分の電車で向かいました。
仙台駅では、アメーバーな皆さんと合流しまして、
びゅうプラザへ行って乗車券の配布を受けました。
結構、仲間内は近くの席のようです。
で、今回は、暖房の弱いキハ28ではなくて、暖かいキハ58です
今回は、1番線からの発車となると言う事を確認してから、
みんなで、5番線ホームの立ち食いそば屋で朝食?
朝食後、送り込み回送を2番線の先から狙う事にして陣取りました。
露出やら構図らや考えているうちに、あっという間に時間になり、
本日の主役が登場です
1番線なので、停車位置は暗いのです。
でも、1番線って優等列車の発着番線ですよねって事で、
車内へ乗り込むと、隣の席の方が知り合いなのでという事で、席を交換する事に・・・
実は、こちらとしても隣が知り合いになるので好都合だった訳です
乗車記念のペパークラフト、みのりの中間車の顔の写真が配られました。
(レアものだと思うので、敢えて画像は載せませんのでご了承下さい。)
色々話をしているうちに、あっという間で最初の停車駅松島に到着です。
松島を発車後、乗車証明書が配られたのですが、
今日はD51の回送があるらしく、皆さん58の運転席に被り付きです。
そのまま被り付いていると乗車証明書が貰えないかと思い、座席に座って待機。
しかし、その間にD51の回送が来てしまうのではないかと、ドキドキです
自分の番になり無事に証明書を頂き、再度被り付きです。
が、、ちょっとの隙間から見るのがやっとです。
でも、仲間内が殆どだったので何とかなりそうなんです。
それよりも問題になるのは、ガラスが曇ってしまっているのです
それで、後ろに行った方が良いかな?って悩んでいたら、
もう前照灯が見えて来ちゃいました
結果は、↓でした
どうでしょうか?
スライドした場所は松山町辺りだったと思います。
D51の回送写真の失敗で凹んでいるうちに、小牛田に到着です。
デッキ出入り口上に貼られていました。
窓ガラスに貼られています。
跨線橋からの俯瞰
文字が反対なのがお分かりでしょうか?
前谷地から女川までの区間は、黄色いのの初入線となる区間だそうです。
しかし、車掌さんからのアナウンスでは、最初で最後の入線ですと・・・
女川駅に着く前に弁当が配られました。
『おもいで号』を発案された車掌さんデザインの掛け紙だそうです。
これ2人分です。
万石浦では、美しい海も車窓に広がります。
凄く天気が良いので、風景も鮮やかで綺麗なんですよね
前谷地から女川までは、自分も初めて鉄道利用で来たので、
このタラコを見るのも初めてな訳です。
微妙に黄色いのと絡めて撮っているの分かりますかね?
色々なサボにしての撮影会。
自分は詳しくないと言いますか、まるで分からないので、
ガラスに反射したタラコ、
あまり人影がなく、タラちゃんの顔を綺麗に映したかったので、
再チャレンジです。
あれ
女川駅で約35分間の停車をし、折り返します。
次の停車駅は、鹿又です。
青空も綺麗なので、少し意識してみました。
沿線の田園地帯には、白鳥が沢山いました。
そしての皆さんも・・・
再度、前谷地駅に戻ってきました。
今回は3番線に到着です。
またまた鮮やかさを強調した感じで・・・
休日なので、こがねも走る日でした。
なかなか人が入らないようにするのに苦労ッした結果、
ホームでウロウロしていると、
駅員さんに貨物が来るからと言われスタンバイ。
DE10も撮れるスペシャルな旅ですよね
全部ディーゼル車だし。
下りも来るというので、またまた跨線橋から俯瞰。
DE10貨物には、何やら変な?荷物が積載されていました。
この後は、気仙沼まで行きます。
その間に、先程配られた弁当をいただきました。
すみません、中身の写真を取り忘れ食べちゃいました
肉が駄目な自分にも、残さず食べれた内容で少し嬉しかったです
気仙沼線内では、歌津駅で少し長く停車します(約7分)。
ですが、この駅、反対側のホームに行こうとすると、
跨線橋が無いので、長い坂道を降りて下の道路のトンネル
(橋でしたっけ?)を通って、また長い坂道を上る事になるのです。
時間も余裕って程ではないので、やりましたよ、運動会
ここから先の区間で見える海も綺麗でしたよ!
写真を撮っていないので、文章では伝わらないかも知れませんが・・・
陸前階上駅
1分停車ですが、撮影しちゃいました。
逆光で、丸い光が入っちゃってますが・・・
今回、2回目の終点の気仙沼駅に到着です。
皆さんは、限定60食でしたっけ?の特性弁当をGETする為に、
ドアが開くやいなや運動会でしたが、自分は、最初から辞退していました。
特典も気になりはしましたが、GETするに相応しい方の邪魔をしない為にも・・・
東北色のキハとの並びです。
キハ58側は、ちょっと斜めになっちゃいます。
最後なので、記念撮影しました。
急行幕になっていますね
時間的な事は忘れてしまったんですが、
限定の特性弁当を買えなかった人にも、何やら掛け紙だけ配るというので、
少しの間駅前で並び頂く事ができました。
観光協会の皆さんのお心遣いに感謝します。
気仙沼駅停車の約1時間20分もあっという間に過ぎてしまい、
折り返しの時間になりました。
発車時には、別れを惜しむような長~い優しいタイフォン、
自分もジーンと来るものがありました。
返しでの陸前階上は、ホームの端ギリギリに停車だったので、
特性弁当の掛け紙№28と58の方に、気仙沼の地酒がプレゼントされました。
しかし、乗車している方に28番の方は居なかったので、
じゃんけん大会の勝者にプレゼントされる事になりました。
1号車に移動し、観光協会の方とじゃんけんです。
そしたら、何だか自分が勝ち進むではありませんか・・・
最終2人に残ってしまい、2人でじゃんけんすると、
な、なんと勝っちゃいました
いかん、自分が飲めない地酒で運を使い果たしてしまったかも・・・
続いて、乗車証明書の裏に小牛田運輸区の印が押されている方に、
実際に使われていたサボ等がプレゼントされるという事で発表がありました。
仲間内では、誰も該当者はいなかったようです。
該当者が居なかった分については、、じゃんけん大会で決めると言う事になり、
再度1号車へ移動です。
そうしたら、どうした事かまたまた勝ち進んでしまうではないですか
で、ここでも最終2人に残りました。
しかし、世の中そう甘くはありませんよね、今度は負けちゃいました
まぁ、サボ等を自分が頂いても、宝の持ち腐れですから、
相応しい方に渡れば別に構わないんですけどね。
でも、正直、地酒よりも、黄色いのに関連したグッツが欲しかったなぁ・・・
じゃんけん大会で盛り上がっているうちに、歌津駅に到着です。
更に、車内では記念のグッツなどのじゃんけん大会が続きます。
何回か全滅してしまって、仕切直しがありまして、
観光協会の方も声が枯れてしまう位になってしまいました
結局ですが、自分が勝ち進む事もなくなり、
仲間内でも誰も勝てなかったという結果になりました。
そして早いもので、前谷地に到着しました。
デッキのドアに貼ってあったのですが、撮り忘れていたので・・・
前谷地を発車し、いよいよ終わりが近づいて来ました。
別れを惜しんでか、小牛田に近くなったら雨も降ってきました。
小牛田では、通常ではあり得ないホームのない線路に入り停車しました。
貨物とか、回送列車を送り込む際に使う線路だそうです。
これは、貴重な体験でした。
構内に入る所から動画を撮ったつもりだったのですが、
スイッチの操作ミスをしたらしく録画されていませんでした。
発車してちょっとしたところからは録画できましたので、
見辛いかとは思いますが、最後に貼る動画の中でご覧頂ければと思います。
東北本線ないでは、鹿島台駅に停車です。
はい、雨になっています。
鹿島台を発車し、次に停まる仙台で終わってしまいます。
皆さん、それぞれに色んな事を思いめぐらせていると思います。
仙貨の辺りからだってでしょうか、車掌さんから、
おもいで号最後のご挨拶がありました。
本当は、さよなら南三陸で引退だった事、
起案者である車掌さん、そして運転手さんも最後の乗務を担当した事など・・・
内容は、放送設備の関係か途中途切れた所もありますが、
動画の中に含めてありますので、お聞き頂ければと思います。
そして、とうとう最後、仙台駅に到着しました。
最後も、勿論1番線です!
お疲れ様でした。
今日は1日、楽しい旅と思い出をありがとう!
沢山のファン、そして関係した方々に見送られ、
仙台駅から小牛田に向けて回送されて行きました。
動画です。
仙台駅への回送、前谷地、返しの小牛田駅構内、
車掌さんの挨拶、仙台駅からの回送です。
今まで、自分がさよなら列車に乗った事はありませんでしたので、
この黄色いのが初めてだった訳です。
他の車両の走行シーンの撮影はした事がありますが、
その時とは全然気持ちが違います。
ここまで思い入れが深くなった車両は初めてでした。
自分が最初に撮ったのは、2月9日の只見線の時、
初めて乗ったのは、9月6日の新庄から仙台まで、
撮影を始めたのは早かったかも知れませんが、乗るようになったのは遅過ぎ、
でも、何度か乗るうちに大好きになっていました。
新潟までの長旅も出来ました、仙山線での空転と戦う様子も体験できました。
新津駅の奥に一人で留置されていた28の姿も見ました。
他の皆さんと比べると、思い出は少ないかも知れません。
でも、自分の中ではとても大きく大切な思い出となりました。
短い間だったけど、色々とありがとう!
そしてお疲れ様でした。
さよならまで、もう少しだけでも姿を見れたら・・・