2025夏 北海道で里山生活 11日目 星空はいずこ? | レムの里山紀行

レムの里山紀行

時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

 2025夏 11日目 (25/08/13)

 

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北海道まで出かけてきます。

山歩と星観 と撮影を楽しもうかと。

暑い時期ですから、標高を上げて涼しい山に籠ろうと思います。

自然に囲まれた山が様々な表情を魅せてくれることを期待してます。

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今回の北海道の里山日誌、
毎日ブログ更新を目指してますが、、一日って何時から何時まで?
夜の出来事を書くときはどっちに書くか迷います。

今回は8/13の出来事を書くつもりですが、出来事的には8/12の夜半から8/13の日没後までの内容となります。



さて8/12は昨日の記事にしたように羅臼岳に登ったあと羅臼国設野営場に戻って夜に備えた、と書きました。

ご存じかと思いますがペルセウス座流星群が8/12の晩前後が見ごろとされ、8/13の明け方(5時ころ)が極大になります。

ただし今年は空に明るい月が輝いているため例年より見られる数が少ないと予想されています。


もう一つ大事なのは雲
狙っていた中標津の開陽台を含め道東地域の雲予報が思わしくなく、唯一期待できそうなのが知床半島の南東部、つまり羅臼界隈でした。
ですから山歩後にわざわざ峠越えして羅臼側に移動した次第です。

北東に視界が開けた場所としてまず選んだのが羅臼展望台
夕方でも町内各所で観光客でにぎあってますが、展望台は札幌ナンバーのハイエースが1台。
現役77歳の旦那と奥様のご夫婦としばし歓談して夜を待ちます。

暗くなると街灯が思った以上に明るく、ハイエースの方向に天の川が見えましたが写真にはできませんでした。



展望台から見下ろした羅臼漁港。


右手から明るそうな月が登り始めてました。


展望台の建屋も足元を照らす照明がかなり明るくて撤退を決意。
やはり知床峠?
知床峠(羅臼から15分)を目指して登っていく途中、暗い峠道で数百メートルおきに現れた若いキツネは兄弟でしょうか?

見返り峠に差し掛かるころにはガスが現れてしまい断念。
引き返して国設羅臼野営場近くの『羅臼ビジターセンター』の駐車場に入りました。
ここでは同業者がすでに設営を終えて観察中。

自分も椅子と簀の子を用意します。
最初は椅子で、流星群の放射点が高くなる後半は簀の子に寝転ぶ作戦。

一応、撮影用のカメラをだしますが、、、1時間に30個程度をとらえるには一眼は適切ではなさそうです。(動画がいいらしい)



早々から時折パッと流れます。瞬間なので祈っている暇はありません。
23時ころにはペルセウス座も天空に上がり、自分は簀の子に寝転んで、、、
ふと気づくと2時でした!


夜露が酷くなり一眼にヒータを巻き付けてインターバルで撮影開始。
あれ?インターバルの設定時間が監視カメラとは違うことに気が付くまで四苦八苦しました。
監視カメラ前の撮影と次の撮影の間の時間、一眼は撮影開始のサイクル時間でした。
200枚くらい撮りましたが、流星が移っているかチェックが間に合ってません。


空が明るくなった日の出間際の4時に観察終了。(4時って前日は起床時間でした)





数時間仮眠をとって近くの熊の湯で朝風呂
そのあと前日のブログを更新。
リモート墓参りに参加
などしてゆっくり過ごします。


そういえば、新しくなった『羅臼ビジターセンター』、まだ見てないので覗きます。


 

するといきなりヒグマ情報が!


『8/12 8:30 弥三吉水から銀冷水間でヒグマと遭遇、撃退スプレーを噴射後も数分間日儀間に付きまとわれた』
自分はその日 6:45~7:20の間に通ったばかりだし、下山時にも昼頃に通りました。
少しタイミングがずれていたら、、、と思うとぞっとします。


知床半島の気候や植生についての説明がありました。


前日私が感じたとおりです。本州の3000メートル級峰に相当するとの説明です。


特別展示の『獣道を辿った先に』(YUMIKO HORIBA)に書かれていたフレーズ。
「十数羽の白鳥がV字に変態を組み・・(中略)・・先頭の白鳥はいちばんエネルギーを使わなければならない。先頭が疲れると後ろに回り、編隊は交互に入れ替わりながら長い旅を続けていく・・(中略)・・先頭に立ち、疲れ切ってしまったさいには後ろに回っても構わないのだ」

白鳥フリークの自分に投げかけられたようなこのフレーズ。
仕事もファームも墓参りも皆に任せて、ここにやってきている自分の心境をそのものに思えました




羅臼ビジターセンターの裏手には間欠泉があります。
いつ出るかわからない間欠泉ってこれまで待って見たことがありません。
今回は時間を気にしない旅なので待ってみようかと。
ネットで見ると羅臼ビジタCで予想時間が公開されているらしい。
戻って確認したら次は16:21、20分後です。

改めて三脚も用意して待ってますと、突然吹き出しました。


三脚の一眼では動画で納めています。
(が、動画をアップするリンク先情報を持ってきてなく、公開できず、、)




雲予報を見て翌日以降は羅臼も道東も思わしくなく比較的良好なオホーツク方面へ向かおうかと。
最後の熊の湯をいただき(8回目?、あの林の中、下は川)、

 

ベースキャンプの国設羅臼野営場(写真で紹介してなかった)で体制を整えて、

 

再三の知床峠越えに向かいます。

 

 


雲予報は微妙でしたが、今回の知床峠の夜、これで4晩連続でアウトです。
(ビジタCによれば8月は特に知床半島の天候は良くないらしい)


代わりに応えてくれたのはオシンコシンの滝です。

昼の滝は皆さんよく見ておられると思いますが、夜は夜でまた違います。
(一応熊ベルつけて歌を歌いながら、、、)

 

 

 

 

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