【北海道2021冬】⑱ 40th Anniversary 麓郷 | レムの里山紀行

レムの里山紀行

時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

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厳冬期の車内泊で驚きの経験をした北海道2020冬の旅。

 

あの時の感動の景色をカミさんに見せたいと思って

 

再び真冬の北海道を目指します。

 

果たしてカミさんは寒さに耐えられるか!

 

北海道2021冬の旅は、21/12/17から出かけてきました。

 

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秋にも記事にしたが、2021年は『北の国から 放映40周年』の年です。

 

番組にはアンチな方もいるようですが、自分には北海道へ通うきっかけとなった番組でした。

 

だらし無く見っとも無くても自分の子供と必死に向かい合う父親としての五郎さんの姿に共鳴し、またドラマの中の随所に散りばめられて北海道の風景に感動しました。

 

特に四季折々の自然の風景は自分の生活圏とは異質であり、引き込まれるものがありました。

そこで受けた衝撃が原点となって、まだ見ぬ風景を求めて歩くようになったのだと思います。

 

求めるものが自然の風景なので、都市部にはあまり興味がありません。


例えば普通の方なら旅の拠点となる札幌は観光したことはなく、通過する際に2度だけラーメンを食べたくらい。あ、ビルに囲まれた時計台を見たことがありました。

 

まだ見ぬという意味では、『冬の北海道』というジャンルはずうっとハードルが高くて実現しませんでした。

 

ですが、やっと最近になって厳冬地を歩き回れるようになり、放映40周年の年に、ロケ地の『麓郷』を真冬に訪問することができました。

 

 

さて、新得から雪の狩勝峠をスルーし

 

雪に埋もれた道の駅『南富良野』もスルーし

 

富良野市へと入っていきますと

1/15日現在約100cm、2月2日で66cmの積雪の富良野ですが、年末に訪れた際は30cmほど。

それでも写真のような重機で道路の除雪作業が行われています。

 

富良野から美瑛、旭川、幌加内、名寄といった上川地方は豪雪地帯として知られています。

豪雪地帯の方から見れば首都圏で5cmの積雪で交通が混乱することが不思議のようで、批判的な言葉がネット上で言われることが少なくありません。(そういう声を、『雪マウント』というらしい)

 

富良野市の除雪費用はどれくらいか調べてみると、市の予算の1割ほどで年間13憶円、市民一人当たり約6万円にもなります。財源の多くを国にたよる地方自治体は見方を変えると除雪費用を首都圏の人に出してもらってることになります。

 

自分も出してる口ですが、その恩恵を直接感じた次第です。

(市は市道を、道は道道を、国は国道の除雪を担当してる)

 

さて富良野市の端れには『北の国から』のスタート地点があります

脚本家による直筆の書体で『此処に始まる』と明記されたJR根室本線の布部駅です。

夏にも来たことがありますが、雪の時期は初めてです。

 

ここから道道544号(麓郷山部停車場線)を駆け上がります。

久々に走りますと道幅が拡張されて立派になっていました。

 

さすがに40年も経つとロケ地の多くの建物は減ってしまいます。

 

ここは中畑木材工業として登場した麓郷木材工業。

まだしっかり残ってます。小野旅館や小学校もまだあります(写真は割愛)

 

そうそうこの麓郷地区は開基百周年。

1921年(大正10)に東大演習林の林内殖民により開拓がはじまったとのこと。

 

冬の麓郷の風景として1枚だけ紹介します。

夕日に染まる前富良野岳、奥に富良野岳。

もちろん一面が雪原です。

 

当時のロケセットが分散して3か所にあります。

 

まず行ったのは『拾ってきた家』。

ありゃ、定休日。駐車場から眺めます。

 

入り口には昨年亡くなられた田中邦衛さん。

 

 

 

続きまして麓郷の森に向かいます。

 

到着してみますと、除雪されてなくて、、

もしや冬季閉鎖?

まだ16時過ぎだというのにあたりが暗くなってしまいました。

 

ロープが張られているところまで行って雪に覆われた森の中を見ると

うっすらと丸太小屋らしき建物が見えますが、、、

雪まみれの木々の枝に邪魔されて建物の写真が撮れません。

 

この形っぽく見えたので間違いないでしょう。

(2004年夏)

 

ニ番目の家の丸太小屋ですね。

丸太小屋や薪ストーブでの雪の中での生活が描かれてました。

自分も薪ストーブに憧れがあります。

これもドラマの影響です。

 

 

駐車場は除雪されてませんが、ロープも張られてないので駐車できます。

あんな寒そうなところで貧弱な家では生活できるわけないという人もいます。

 

では、貧弱な車で一晩泊って生活できるかどうか身体を張って試すのも一興でしょうか?

 

(つづく)

 

 

 

 

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