【北海道2021冬】⑨根室十景 春国岱 | レムの里山紀行

レムの里山紀行

時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

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厳冬期の車内泊で驚きの経験をした北海道2020冬の旅。

 

あの時の感動の景色をカミさんに見せたいと思って

 

再び真冬の北海道を目指します。

 

果たしてカミさんは寒さに耐えられるか!

 

北海道2021冬の旅は、21/12/17から出かけてきました。

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■道東沿岸部の自然風景

 

根室半島から尾岱沼、野付半島、そして羅臼に至る道東の沿岸部は開拓されていない森林が残り、多くの野生動物が生息しています。

 

内陸部ほど積雪もないため、雪に埋もれずに残った草木を求めて野鳥や動物たちが移動してきます。

 

また、沿岸部で魚を狙う野鳥も多く生息しています。

 

冬になると樺太や国後からもオオワシやオジロワシ、白鳥などの大型の野鳥も越冬のためにやってきます。

 

こうした自然風景は、アラスカや北欧とも十分に渡り合えるもので、国内外から観光客が訪れています。

 

特に、絶滅種に指定されているオオワシやオジロワシは全世界で僅か5000羽ほどしか残ってないのですが、その3割ほどが、冬季にこの沿岸部にへ飛来します。

 

 

オオワシやオジロワシの雄姿を捉えようと国内の著名なカメラマンがこの地で活動するため、アマチュアカメラマンにも人気で、撮影ツアーも行われています。

 

トップシーズンは超厳冬期の2月のようで、羅臼では観覧兼撮影の船が出ますし、根室では観望所も開設されます。

 

 

ホントはレム夫婦もオオワシやオジロワシを撮りたく2月に行きたいんです。でも現役中は時間が。

 

今回は12月の厳冬期に寒さに慣れようかと。

さらに野鳥以外にも冬の風景も見たいし。

 

いろいろ探して歩こうと思います。

 

■春国岱

根室十景と呼ばれる景色があります。

今回はこのうちいくつかを周ろうと思います。

最初に出向いたのは根室半島の付け根の春国岱(しゅんくにたい)です。

風連湖はご存じのようにラムサール登録湿地です。

ラムサール登録湿地がお気に入りのレム夫婦としては、今回この風連湖は注目です。

 

春国岱は、風連湖を囲む南側の半島です。

ちなみに北側の半島は走古丹(はしりこたん)と言います。

 

 

春国岱の入り口にはネイチャーセンターがあって、ここで野生動物の情報を頂きます。

 

ここでは日本で見ることが出来る野鳥の半分以上、約330種が観察できるんだろうです。

 

やはり朝、そして日の出前後に色々と出没するようです。

春国岱は4時間あれば全域を歩いて周れるようです。

しかし木道の損壊部があって今回は全部は無理そうです。

 

 

湖面に氷が張り始めています。

 

右側からの見る木道は一部損壊で通行止めでした。

 

湖面を横切る水鳥たち、ねぐらに向かうのでしょう。

 

おっと、驚かせてしまいました。水面から急に飛び立り、日の方向へ消えるように飛んでいきます。

 

遠くには獣、エゾシカでしょう。

 

ん?オジロワシ?ちょっと遠くで良くわかりません。

 

こちらは鴨の群れですね。

このカモ、白い筋が入ってるので、シノリガモかな?

 

冬なのにカラフルな風景が楽しめました。

 

夏は生態系が違うようです。

時期を変えてまた来たいですね。

 

できれば長期に居座って楽しみたい場所の一つになりました。

 

つづく

 

 

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