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厳冬期の車内泊で驚きの経験をした北海道2020冬の旅。
あの時の感動の景色をカミさんに見せたいと思って
再び真冬の北海道を目指します。
果たしてカミさんは寒さに耐えられるか!
北海道2021冬の旅は、21/12/17から出かけてきました。
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前回の記事のように春国岱で夕日の風景を撮りました。
トップシーズンなら、道の駅スワン44で仮眠して近くの温根沼で朝日を見たあと、
風連湖畔某所のオジロワシらの朝食シーンを周れるのですが、年末じゃまだ早すぎでした。
(念のため、電話で確認しました。年明けてからですね)
この朝日と朝食シーンは次回旅以降にして、今回は納沙布岬の日の出に賭けることにします。
■納沙布岬
日本で一番東にある納沙布岬。
一番早い日の出が拝めると信じて納沙布岬に向かいます。
(実は南の方で日の出が早い場所があるんですけど)
納沙布岬の日の出は10年前の夏に拝んでおります。
この時は地元の方に10日ぶりだと聞きました。
また、道東から日高にかけての沿岸部は霧が出やすく日の出はハズシやすいと、
名寄で知り合ったネイチャーカメラマンからご教授頂きました。
さて、天気予報では晴れマークですがどうなまりますやら。
途中で買い物してたので到着は真っ暗になってからです。
岬には交番もあるので治安も悪くないと期待して仮眠します。
すやすやと。。。
朝です。外気-2.4℃、車内+4.8℃。
水平線が赤いので期待して待ちます。
強風が冷たい。
日が上がったようですが、、、
う~ん。残念
さらに、ブロ友さんご用達の『鈴木食堂』も営業してる気配がありません。
仕方ないんで、早朝狙いのもう一つの場所に移動です。
■ヨンネモト・チャシ跡 一番東にある百名城
チャシって。
--ネットから引用------
「チャシ」はアイヌ語で「柵囲い」を意味し、砦、祭祀の場、見張り場など多目的な用途で使われていたとされます。 北海道内でチャシ跡は500ヶ所ほど確認されており、根室市内には32ヶ所のチャシ跡が残り、うち24ヶ所は「根室半島チャシ跡群」として国指定史跡に指定されています。
室市内のチャシ跡が築かれた正確な年代は不明ですが、16~18世紀頃とされています。
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戦国時代から江戸時代に作られたアイヌのお城の跡なんですね。
あの姫路城などと同じ百名城の一つ。
一番北、一番東にある城跡です。
今回はヲンネモトチャシ跡とノツカマフ1・2号チャシ跡に寄りました。
アプリゲームの『ドラクエウオーク』でもちょうど百名城イベントをやってますので期待して、、、でも電波が。。
ヲンネモトチャシ跡です。ここが本丸?
うーん、感動は、、、
城マニアの北陸のブロ友さん、秋には北海道をひと月以上巡ってアイヌ関係も回ってましたが、チャシ跡は未到達だったような。
お先に失礼しました~
で、実は、今回の訪問の本丸はこのチャシの100mほど隣にあります。
これです。
ハイドと言います。観察舎とも呼ばれます。
ここは納沙布岬ハイド。
根室にはこういった観察舎が7か所ほどあります。
要はバードウオッチングする場所です。
今回は3か所寄りました。
なかはこんな感じです。冷たい風を遮って小さな窓から観察できます。
(左下がカミさんの望遠ズーム、右が20年前の300F4に×2テレコンのレムの望遠)
観察舎の前に餌台が設置されてました。
しまった!
えさを持ってくるのを忘れました。
しかたありません。手持ちの食料で一番鳥が好みそうなモノを並べます。
東の端の場所ですし、『東鳩のポテコ』がベストとカミさんに主張して様子を見ます。
時折水面をシノリガモ?やクロガモ?らしき団体が泳いでます。
更に・・
え?これは飛びそうにないですね。
アザラシ?
気が付くとハイド手前の断崖絶壁に舞い降りたり飛び立ったりしているのがオジロワシ。
羽の長さは2mはありそうです。
強い風を巧みに受けて雄大に飛ぶさまは王者の風格です。
3時間ほど納沙布岬ハイドで観察してましたが、東鳩は不人気でした。
おかしい、東京の上野公園ではハトに大人気だったのですが。
■北方原生花園 と その近傍
冬なんで原生花園は期待してませんした。
北方原生花園付近の車を走らせます。
カメラはカミさんが握ってます。
あ、あそこにいますね。
オオワシのつがいでしょうか。
向こうにも。
絶滅危惧種に指定されているオオワシやオジロワシが我々の前を何羽も雄大に舞っています。
タンチョウや白鳥とは風格が違いますね。
ずっと見てても飽きないです。
つづく