2週間前に雪上訓練に出かけました。
外気が氷点下の車中泊でもそれほど寒さを感じずに過ごしました。
ところがその後、腰痛等が出て、気持ちに身体がついてこないのかと心配になりました。
そこでこの週末は防寒対策を打って寒中訓練に行ってきました。
■防寒対策
まずは、底冷え対策として、ベッド部の床板と低反発マットの間に銀マットを入れます。
ベッドは25mmの床板の上に、ニトリの低反発マット25mm+ニトリのウサギラグを敷いていました。
そこに手持ちの8mmの銀マットを入れました。
そして、前回雪上訓練ではまだ使わなかった『電気毛布』と『湯たんぽ』があります。
電気毛布は何年も前から使用しています。
ただ気温が下がるとポタ電が働かなくなるので、昨年の厳冬の旅では湯たんぽを導入しました。
厳冬の旅に行かなかったカミさんは湯たんぽの効果を知りませんので一度経験してもらいましょう。
■寒中訓練のトラブル
といことで、この週末、前回と同じ赤城の鳥居峠(標高1390m)まで寒中訓練に行ってきました。
夜景と星空も期待してますが到着すると夜景や星空には雲が多くて、、
諦めて宴会の準備を始めようとしますと、ベッド(ウサギラグ)の上が湿っぽい。
峠道で棚から落ちてひっくり返しになった湯たんぽから漏れたようです。
幸いウサギラグが水をはじいて吸ってませんのでタオルで急ぎ拭き取りました。
カミさんはから『蓋をしっかり締めないから!』と叱られましたが、蓋はしっかり閉まっています。
何が起きたのでしょう??
湯たんぽの蓋には、小さい栓(=気圧弁)がついています。
湯たんぽは火にかけて70℃にしてから蓋を閉めます。
冷えいく間に中の気圧が下がり、次に温めるときに蓋が開きにくくなります。
この時、この栓を引くと中に空気が入って蓋が開きやすくなります。
この栓から水が漏れた?
湯たんぽを逆さにして振ってみますが栓から水が漏れません。
栓を引けば滴る程度。。。
摩訶不思議な、、
自分はすぐに理由に気づきました。
カミさんも、栓=気圧弁と教えるとわかったようです。
ポテトチップの袋も膨らむ標高1400mですから、
湯たんぽの中も同様に相対的な気圧差が生じて中から漏れ出したのでしょう。
■寒中訓練の成果
そうとわかれば、標高が高い所に行くときは
・湯たんぽの水を少な目にする
・ひっくり返らないように保持する
という対策は大事。
湯たんぽを暖めてから標高を上げても良いでしょう。
え?
寒い時には山には行かない?
それが一番正しいですね。
外気は-3.7℃までさがったようです。
車内は+4.2℃と温度計に記録されてました。
前回よりも暖かく、カミさんも快適に寝れたようです。
自分にはちょっと熱めでした。
さあ、真冬の旅が楽しみになりました。
いつもありがとうございます。
お帰り前の一発クリックお願いします。