コケも化学? | レムの里山紀行

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時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

夏の長雨の後、食害と病気の他にもう一つコケの広がりに悩まされています。

 

特にまたもゼニゴケがまん延してきました。

 

ファームのゼニゴケの姿が顕著になったのは昨年で、昨春〜夏までに焼いたり煮たりした攻防は何度も記事にしました。

 

手間暇と費用をかけた甲斐があり、昨年後半は姿を殆ど見ませんでした。

 

また、昨年も記事にしましたように、ゼニゴケの発生源は隣家です。

 

ご高齢者の方でお庭手入れはまあそれなりなんですがゼニゴケは完全放置されてます。

 

一度お話したこともありますが、残念ながら。

 

 

 

昨年のようにバーナーで焼くのは時間とガスボンベ代が半端なく、今年は草取りしながら小さなゼニゴケは取り集めて、穴に入れて高濃度の木酢液をかけて来ました。

 

梅雨まではそれで十分防除できてました。

 

しかし真夏の長雨と高温のためか、ば〜っと広がって来てます。

 

 

 

ゼニゴケはpH4.5~7.0の弱酸性から中性が好きらしく、一般的なコケ除去材は強酸性の酢酸などが使われてます。

 

作物に気を付けて、木酢液10倍を散布してみました。が効果薄でした。

 

そもそもファームの土の酸度は?

 

昔購入したデジタル酸度計で測ると針が触れずpH7を示します。

 

中華製で壊れたか?

 

新しいデジタル酸度計を買おうかと思いましたが、デジタル式は2つの金属の電位差からpHを測定する原理で、プローブの酸化などによる精度劣化は同じだろうと予測。

 

それなら原理が異なる方式で調べてみましょうとこれを購入。

 普通のpH試薬。

 

土を1、水を2混ぜて、よくかき混ぜせ、沈殿させ、上澄み2.5㏄に試薬3滴。

 

ただ指すだけのデジタルよりも面倒だと敬遠してきましたが、いざやってみるとそれほどでもなく。むしろ、器を増して同時に何箇所も調べることが出来て効率的。

 

デジタルは一箇所30分待ちとかかかるからね。

 

今回6ヶ所調べると、概ねpH6.5~7.0。

 

ありゃ中性じゃん。

 

 

こりゃ木酢液で酸性に引っ張るには無理があるな〜と。

 

ということでアルカリに引っ張ってゼニゴケが枯れるか調べてみましょう。

 

有機石灰は効きが遅いので、重曹で実験。

 

隅っこ数カ所のクラスタに重曹20倍液をかけ、穴にはそのまま振りかけてみました。

 

結果は次週末。

 

 

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