今年はちょっと気合を入れたサツマイモ。
と春のコロナ騒動で外出自粛、在宅勤務・テレワークが叫ばれた時期であり、
活動できるのが県内の自宅とファームのみだったことがあります。
気合の第1段は初の挿し穂つくり。
GWの芽出しに始まり、LED照明や電気毛布も投入して育苗は好調でした
そして気合の第2段はサツマイモの畝づくり。
ファームは残肥が多いようで昨年は肥料を控えてもツルを繁茂してました。
土は水分が抜けにくいようでした。
そこで今年は投資もしまして土つくりや畝の構造も工夫しました。
赤玉土を大量に使い、水はけに気を付けます。
また板囲い畝にして、高目の畝構造にして水を抜けやすくしました。
(20/5/29)
もう10月も終盤ですのが、
定植が遅かったので10/25に試し掘りをしますと、
最初の大きく1本目が空振り。。。
こりゃ失敗か!全滅か?と板を外して一気に全部掘り出すカミさん。
取りあえず、全滅は避けられたようです。
ということで板囲い畝は全部掘ってしまいました。
不作です。例年より小さい。
定植時期が遅かったのもありますが。
で問題は身割れしているものが多い。
やっぱり水分過多!?
ちょっと調べてみましょう。
ファーム近くの気象台の降水量と平均気温。
6月259mm(平年145mm)、23.7℃(平年21.7℃)
7月227mm(平年162mm)、24.1℃(平年25.3℃)
8月 63mm(平年193mm)、29.6℃(平年26.8℃)
9月163mm(平年208mm)、24.2℃(平年22.8℃)
10月166mm(平年126mm/26日)、17.7℃(平年17.0℃)
ああ、やっぱり。
芋がそだつ8~9月は、例年以上に暑く乾燥していました。
そしてここにきて雨がぐっと増えて、水分過多で割れたようです。
採算割れが現実のものに。
ただ原因ははっきりしました。
(来年はもっと水分が抜ける構造を考える?)
サツマイモは第2段(第1段の2週間後にに挿した)と第3段(第1段と3週間後)があります。
こちらは霜が降るギリギリまで放置してみましょうか。
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