【DIY】扇風機の修理 | レムの里山紀行

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昭和と令和の扇風機の故障について

 

■昭和の時代

 

実家にはこんな感じの扇風機がありました。

 

台座の右側の凸部が回転式のつまみになっていて風速を変えられました。

また首振り機構もありました。

タイマーはありませんでしたが、基本的機能は現代と変わりません。

 

この昭和の時代の家電製品のトラブルで多かったのはケーブルの断線でした。

ケーブルの品質が悪く、折り曲げされやすい部分がすぐ断線しました。

例えば、コンセント部分は頻繁に切れるので替えの部品が常備されてたほど。

 

断線はケーブルをクネクネさせると一時的に通電しますので素人でも判断は簡単。

扇風機でいえば、モータに接続されたケーブル部分が首振りを繰り返すうちに断線しました。

 

父が分解して切れたケーブルを取り去り、新しいケーブルをはんだ付けして修理するさまを見て育ちました。

なので、小学校の高学年のころには、自分が勝手に分解して修理することもありました。

 

 

■令和の時代

 

厳密には2017年製なので平成の扇風機です。

ホムセンのPBで、消臭器付きのテーブルファンCZ-37DST。

大陸製でホムセンブランドで¥8000ぐらいだったと思います。

 

購入して3年弱ですが羽が回らなくなりました。

(『設計上の標準使用期間8年』と記載されてます!保証期間は1年ですが)

 

このように操作パネルは光ります。

操作パネル部分までは電気が流れていてその先で通電していない可能性がありそうです。

 

 

またこの扇風機は首の可動範囲がとても広く、

上下は真上にも向きますし左右も180度くらい首を振ります。

そんなに動いたらケーブルが断線するだろうと。

断線でなければモータの故障かな。

 

 

■分解調査開始

 

ネジはモータ前部の4つ、後ろに1つ、上に1つ、底に4つ。

現在にしてはネジが多い。

やはり中華製;

 

 

まずはモータ部分をバラします。

後ろカバーを外します。

 

前カバーも。

前カバーには消臭ユニットが付いてます。

写真でケーブルが付いた黒い部品。

消臭ユニットはコネクターでケーブルが接続されています。

 

稼働する首の部分。

ああ、やぱり。

黒いケーブルカバーが白いボデーにこすりつけられた跡が見えます。

ケーブルに負荷がかかっていたのでしょう。

 

このケーブルカバーはこのようにモータ部へ

黒いケーブルカバーの口から青や赤など4色のケーブルドがモータの中へ向かってます。

 

この構造だとテスターを使って各コードの断線を調べることができません。

 

モーターラベルが付いています。拡大します。

 

Nidec社、型番は43Y709N050ですね。

ネットで調べましたが外販されていません。

個人での交換はできないようです。

 

 

続いて台座の操作パネル部をバラします。

金属の底を止めてるネジ4本を外して、底を取はすしました。

基盤は1枚、なんともスカスカです。

 

基盤のネジ4本を外しました。

HUAZI社、2015/9/19の日付が見えます。

昭和の時代のような回路基板、そこに7つLEDと4つのスイッチが。

ICもずいぶんと旧式に見えます。

 

 

■設計思想の考察

 

左上のヒューズはハンダで固定されています。

ヒューズは切れてません。

でももしヒューズは切れた時は基板交換ってことですか?

 

黄赤黒のケーブル(消臭ユニット用)はコネクタで基盤へ接続しています。

しかし、青灰桃赤のモータケーブルは基板にハンダで固着されています。

ということは、モーター交換する時は基板も交換するってことですか?

 

現代ではメーカは交換部品は着脱しやすいように設計しますけど。。。やはり中華製。

 

 

ケーブルの断線もしくはモータの故障と予想されますが、

この構成だとモーターユニットと基板ユニットが全取り換えになります。

 

 

修理拠点は国内にあるのでしょうか?

もしなかったら、大陸に送り、分解して電気部品を全部取り払い、新規の電気部品を取り付けて組立て、日本へ送付する?多分新品を買う方が安くなりそう。

 

ホムセンのホームぺージを見ましたが修理についてよくわかりません。

 

ダメ元で、自分でケーブル交換してみますか。

 

 

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