ショーで夢みる車たち その3 | レムの里山紀行

レムの里山紀行

時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

キャンカーの概要はネットでもわかります。
いろんなビルダーさんのホームページを見て回りましたが、
どれも似たような感じがしてます。
ビルダーさんってコンセプトでキャンカーを作っているのかを知りたくて
ジャパンキャンカーショーに行ってきました。
 
■謎の段差
 
20社40製品ほどを見て歩いたのですが、時々天井や床に怪しい段差があることに気づきました。
 
ToyFactory社 TOY’s BOX470です。
天井に嵌めモノがありました。
ほぼシンクの上方です。

 
そしてTRAYOIS社 のY200NHも天井に。

ほぼシンクの上方です。
 
煮炊きした時の湯気を受けるところかなと思い、よく作られてるなあと感心したのですが。。。
 
リンエイ社 プライベートの天井はちょっと違ってました。

湯気を受ける構造とは思えません。何かの蓋みたいです。
 
そこで営業に聞いてみました。
『キャンカー(8ナンバー特殊車両)の構成要件として、シンクの前の位置は160センチの高さが必要なんです。車検の時は天井のカバーを外して凹形状にします』
 
『しかも審査官によっては非常に厳しめにみるので床側にも凹形状を作ってあります』

ほんとだ。床を外すと2cmほど凹んでます。
 
天井や床の段差の凹部は8ナンバーの基準をクリアするための、
もっというと法規制をすり抜けるための苦肉の策だったのです。
 
 
■床下収納庫で基準クリア?
更にこちらRV BIGFOOT社 スウィングN 4.7。
 
床下収納庫がシンクの前に設置されています。

営業さんいわく、
『こちらのベース車はハイエースの標準ルーフ。
 車内の高さはベース車で134cmですが、
 床下収納庫があるのでシンクの前は160cmを確保してます。
 これで8ナンバーの構成要件をクリアしてます』
 
車の下をのぞき込みますと

ありゃ、箱がついてます。
 
床下収納庫も法規制をすり抜けるための苦肉の策でした!?
 
  
 
ビルダーさんの小技にはびっくりです。
 
では、ビルダーさんの大技はどうなのでしょうか?
次回は開発技術力あたりを。
 
 
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