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9/18~29に出かけた北海道の旅2019の本編です。
旅中に書けなかった内容を補足してまとめます。
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2019年9月27日、
北海道の旅、10日目の出来事です。
◆望岳台の夜明け
北海道を歩く仕上げは十勝岳です。
望岳台のビジターセンターPで朝を迎えます。
4:30に起きますと東の空は雲に覆われていて残念。
しかし、事前情報通りにピークの紅葉が迎えてくれました。
駐車場は60-70台は停められるでしょうか。
やってくる人の98%は、この石のオブジェの前で記念写真を撮って帰っていきます。
大陸の方には石のオブジェは珍しいのでしょうか?
◆十勝岳(2077m)登山計画
十勝岳ははげ山なので熊の心配はなさそうです。
本日の登山MAPです。
望岳台(●)931m→十勝岳(●)2077mの往復の計画です。
余力があれば美瑛岳(●)への縦走も考えたいところです。
そして標高。
往復10kmは摩周岳より短いですが標高差1146mは今回の旅の中で最大です。
さあ行くよ、カミさん。
え?足が痛むの?
ちょっと今日はハードだから無理しないで待ってる?
じゃ留守番よろしく。
ということで単独登頂となりました。
◆いざ十勝岳へ
出発します。
すでに森林限界で大きな木はありません。
ガレ場やザレ場が続きますが登山道わきの紅葉が飽きさせません。
登山道の分岐です。
白銀荘方面から登ってくる人が半分、望岳台が半分でした。
そしてこの先の十勝岳と美瑛岳でまた半々に分かれます。
1/3ほど登りますと避難小屋があります。
噴火した時は逃げ込めば良いのでしょうか。
と思っていますと雷鳴のような大きな音がしました。
な、なんだ!?
写真のように上は曇っています。雷?
そう思って様子見してますと、何度も音が聞こえてきます。
ですが音は単発で長く響きません。なんだか大砲のような。
確か富良野演習場があったような。
山頂方面にかかった雲のすき間からうっすら太陽が見えます。
これは晴れるかなと期待して岩場を登っていきます。
山頂に近づきますと、雪です。
先日降ったものでしょうか・・・
ガスで周囲はわかりませんけど。
そして山頂へ。
何も見えません。しかも寒いです。
すぐ後から単独の男性が3人来ました。
写真を撮り合ってすぐに下山(笑)
皆さん美瑛岳への縦走を考えてたようですが。
6:01望岳台 →6:24吹上温泉分岐 →6:59避難小屋 →8:16スリバチ火口
→9:18山頂、9:43下山開始 →10:58避難小屋 →11:24吹上温泉分岐
→12:08望岳台 (下山時避難小屋以降はペースを落とす)
電波状態:AU携帯は避難小屋~山頂でつながりにくい。ドコモはOK。
寒いし見えないしハードだし。
次は天気のよう時にリベンジしましょうか。
下山しますとちょうどお昼ご飯はできてました。
写真の背景にあるのは防災シェルター。
前回はボロいレストハウスでしたが、今回新築されていました。
ネットで調べますと2016/10/19にオープンしたばかりのようです。
あの御嶽山の噴火災害(2014年)を受けて急ピッチで整備したようです。
◆美瑛の観光地
単独登山でしたので時間が余りました。
少し美瑛を回りましょうか?
ちょうどバスが出て行って空いてたので寄ってみます。
『しらひげの滝』です。
ちょうど紅葉が良い色に。
ここから5分の所にある不動の滝。はずしたなと。写真は無しです。
そして『青い池』。
立派な駐車場が出来てて、車が混み合っていて。。
興ざめしてしまいパスです。
夕方になってきましたので美瑛方面へ行ってみましょうか。
美瑛も観光地化が急速に進んでしましました。
道路と駐車場が整備された展望公園、民間会社の観光農園がひしめいています。
ですが自分はそういった見せるために作った観光地にはあまり興味ありません。
(観光バスに乗った大陸の方々ばかりですし)
営農している農場の様子を切り抜いてみましょうか。
収穫期を迎えた農場は土色の畑が増えていますね。
親子の木です。確か数年前枯れたような報道がありましたが復活してました。
こちらは本数がかなり減ってました。
ちなみに15年前。
立派でした。
美瑛に初めて写真家・前田真三が訪れたのは半世紀も前。
彼の作品により美瑛の美しさが日本中に知れ渡ることになります。
その前田の作品は拓真館に数多く収められています。
拓真館
北海道上川郡美瑛町字拓進
またいずれ。
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