先日、「親の看取りは終わったのですが気がつくと、自分が看取られる番になりました。」とコメントを頂きました。
老いた親を看取り、気づくとご自身も高齢の仲間入りをしていたとのことだと思います。
あ、自分も注意しなければと思った次第です。
菜園や旅や山登りなどやりたいことがてんこ盛りですから。
介護が必要な期間については、様々な計算の仕方や統計があります。
例えば平均寿命(男81歳8/女87歳)と健康寿命(男72歳/女74歳)の差分で男は9年、女は12年と言う人もいます。
健康寿命とは健康不安が生活に影響するようになったと本人が感じる年齢です。
必ずしも介護には結び付く訳ではありませんが、子にしてみれば親の健康が心配になる頃と捉らえてよいでしょう。
親が健康寿命に差し掛かるアラフォー~アラフィフ世代。
今この世代が生まれたの1975年頃で、統計によりますと第一子誕生は男29歳/女26歳のご夫婦で、第二子はその二年後でした。
子と親の年齢差はおおよ男30歳/女27歳になります。
ここから計算してみます。
子が生まれ43年が経過し、子が43歳、父が72歳、母が69歳になり、子は健康寿命に達した父の健康と生活への気遣いが始まります。
そして5年後、子が48歳、母が74歳で健康寿命となります。
さらに4年後、子が52歳、父が81歳で天寿を全うし、
さらに9年後、子が61歳、母が87で天寿を全うします。
子が親の健康と生活を気遣う期間=不自由な時間は18年にもなります。
そして両親を看取って61となった子は男であれば11年後、72歳に健康寿命に達し、生活に支障を感じる=不自由な時間が訪れます。
つまり自由になる時間は11年しかありません。
2000万問題みたいに国が語る平均像はこんな所でしょう。
実際は人それぞれで、同居してもっと時間を失う人もいれば、兄弟に押し付けて時間を儲ける人もいます。
健康に気をつけて健康寿命を延ばす人もいるでしょう。
61歳と言えばサラリーマンであれば仕事の区切りがついたタイミングです。
少し前までは自由を手に入れたシニアが人生を謳歌できたようですが自分らは65歳まで年金はありませんので働きます。
すると完全自由な時間は7年に減ります(泣)
健康寿命を延ばさなければ~と焦ります。
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