《あしあと》急峻な土地に根付く棚田 | レムの里山紀行

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時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

GWに旅した四国の写真を整理している。

やはり端末で撮影した写真とは写りが違う。

旅を思い出しつつまとめてみようと思う。

 

 

棚田はこれまでに三重や石川、新潟などで有名所をいくつか見たことがある。

 

それらと比べ四国の棚田は違っていた。

 

四国は山間の急峻な地形が特徴的で、

そこに作られた棚田の多くは石積みを組んで高低差が大きい棚田となっていた。

 

 

「棚田」といえば「急傾斜の山間地の階段状水田」を指す。


 

農水省の定義では傾斜度が20分の1(水平距離を20メートル進んで1メートル高差が変わる傾斜)よりも大きいの水田を「棚田」としてしている。

 

 

機械化の度合いや農業文化についての規定はない。

 

 

農水省が行った調査では、全水田面積の約8%が棚田であって、かなり一般的らしい。

 

だが、この当時でも棚田の1割強が耕作放棄されていた。

 


また農水省は棚田百選として134か所を認定している。

このうち6か所が四国にある。

今回訪れた『神在居』(高知県)や『奥内』(愛媛県)がそれである。

 

 


ただ実際に現地に行ってみると『神在居』は棚田のど真ん中を国道が走り抜けていて残念な状態だった。

 

(神在居の棚田。写真御真ん中のトンネルが国道)

 

そういえば能登の白米千枚田も国道が棚田を分断していてた。


一方で、景観的に人気がある星峠(新潟県)は、農水省の棚田百選に入っていない。

 

どうも農水省の棚田百選の選定は何かありそうだ。


ちなみに星峠ではこのGWに写真を撮りに行った男性の車が夜間棚田に転落する事故があったそうだ。

自分も気をつけねば。

 

 

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