前回はサイドバーを取り付けた話をしました。
今回はこのバーを用いて車内キャンプ、もとえ、車中泊の快適性をアップさせます。
①でお話ししたように自分の車中泊はキャンプ設営の技を車内に持ち込み、
”設置の容易性”を重視した”吊す”方法を基本としています。
バーを設置したことで、アシストグリップよりも吊す場所の自由度があがりました。
これによりサイドテーブルを前後に拡張して吊すことができました。
後ろに伸びたサイドテーブルの先に、サイドテーブルに接続するリアテーブルも設置できそうです。
リアテーブルを作りましょう。
車のリア部分、サードシートの後ろです。
段ボールを使って型紙を起こします。
テーブルの大きさを決めるために、角尺を使って寸法も考えます。
型紙から板材に形状を書き写します。
板材はファルカタ材1200*300、重さを重視しT10、¥1280。
複雑な曲面はジグソーの出撃です。
曲面を切るのはまだ数回です。
一気に切りました。
車にあてがってみます。
ばっちりです。
バリだってますのでグラインダーで仕上げます。
穴を開けてキャンプ用のロープを通します。
リアテーブルを3rdシートのベルトの取り付け部にS字フックで取り付けます。
さらにサイドテーブルと接続します。
全景はこんな感じです。
リアドアを開けて下から撮っています。
左側から後ろにL字状のテーブルとなっています。
サイドテーブルもリアテーブルも『脚』がありません。
空中に浮遊している状態です。
脚がないことで、フラットにした2nd&3rdシートが1520×1900のセミダブルベッドの広さになっています。
就寝時に荷物をL字のテーブルの上に置くか、サイドバーから吊るすことで、セミダブルサイズのままに寝ることができます。
走っている時にブランコ状態にならないの?と指摘されそうです。
大丈夫なんですよ。
リアテーブルをサイドバーから吊らず、シートベルトの取り付け部から短く吊ったのは前後Gのブランコを回避するためです。
さらに昼間はこのように、寝袋がリアテーブルの下に入ります。
これで前後Gに耐えられます。
(想像できれば物理脳をお持ちです)
サイドテーブルはカーブの時に横揺れそうですが、
前後のGよりも小さいためにちょっと軽く固定しておけば大丈夫。
上の写真をもう一度ご覧ください。
2ndのシートベルトと、下部のフックに紐で固定しています。
これで横揺れは防げます。
ビルダー製でも自作でもキャンカーは下から構造物を組み上げる手法を取りますが、
自分は発想を転換して、天井(サイドバー)から構造物を吊り下げる方式を考え出しました。
そしてフックで引っ掛けているだけなので、設置や撤収は2~3分で十分です。
板3枚なので収納場所も取りませんし。
見た目はさておき、機能美はまあまあでしょう。
サイドバーの活用が上手く行くと、もっとバーが欲しくなります。
次回は3本目のバーを紹介します。
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