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親問題で生活フォローと並行して大変だったのが
原生林ような庭を持つ実家を片付けることでした。
ある時、どうせ誰も住まないし、毎週往復4時間かけて郷里に通うなら、
庭を開墾し菜園化してしまおうと考えました。
題して『実家菜園化プロジェクト』 (ブログのサブタイトルです)
備忘録のために『ファーム開拓史』シリーズをまとめています。
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原生林のような実家の敷地の樹木の伐採の第1弾は2014年の夏でした。
2015年の夏からは、敷地のの整備を本格化させ、廃屋の解体に着手。
そして残った樹木の伐採や、用土の精製を重ね、耕作エリアを広げていきました。
最初の1年は作業量がとても多く大変でした。
それから約4年が過ぎましたが、未だ小規模ながら開拓作業は続いています。
当初は手作業でしたが、段々と道具が増えて作業が楽になりました。
そんな道具の変遷をまとめてみます。
初期はノコギリや鍬、スコップといった初歩的な道具しかありませんでした。
解体業者の頂いた鍬や鋤。
このようなもので、耕し始めたのです。
土中のガラを掘り出しつつ、腐葉土などの資材をすき込む作業。
園芸用の小さな笊、テミ、バケツ、鍬、シャベル、こんな貧弱な装備でした。
その後様子を義父に話すと、翌週には大きな笊が用意されていました。
この笊は義父のお手製。
アミアミの部分はなんとアイロン台の中身。
それを木枠で囲んでいます。
また右上の銀色の筒状のモノは、くるくる回転し、笊を載せて振るうときに使います。
この銀色の筒はなんと空気入れを改造したもの。
この大笊の登場で用土の精製作業の効率が格段にアップしました。
そして、たこ足。掘り返した土をたたき固める道具です。
時代劇でお城や砦を普請する際にも登場します。
『カーチャンのためなら、エーンヤコーラ』と掛け声をかけたくなります。
これは『水盛管』と言います。水平や傾斜を測る道具です。
古くは戦国時代にお城の水平を測るのにも使われていたようです。
先日の記事では、埋設したU字溝の水の流れが悪いと書きました。
後日、この水盛管を使って再工事する事になります。
この水盛管は義父に頂いたものです。
ファームや母屋などの改修に活躍している工具類です。
上記は2015年の夏に義父から頂いた一式です。
この後、義父が浸かっていた電動ドライバ3台、電動ドリル2台、グラインダー1台、卓上ボール盤1台、ほぞ溝加工機1台も形見分け等でファームに持ち込んでいます。
塗装道具一式も義父から。
コンクリート工事用のトロ舟、左官鍬、こて
これも義父からお借りして、そのまま頂くことになりました。
義父の本業は農業指導員でしたが、DIYはプロ並みで道具のそろえ方が半端ありませんでした。
その道具を受け継いでいます。(義実家にはまだまだお宝道具が眠っていてます)
区割りや支柱を立てる時の道具です。
どちらも自作です。
左の糸巻(紐撒き)は紐を撒いた金属の支柱を義父から頂き、そこに木製の糸巻部分を作ってみました。
右は地面に支柱を差す穴を開ける穴あけ器です。義父から頂きました。
ファームの開拓のために購入したチェーンソー。
義父のエンジン式のチェーンソーもありましたが、
ご近所に迷惑にならないように電動式を購入しました。
樹木の伐採や伐根に活躍しました。
今は車用に買ったポータブル電源がありますのでどこででも使えます。
草払い機も購入。やはり電動です。
そして耕運機。
これはエンジン式。ホンダのビアンタです。
燃料はカセットガス式で扱いが簡単です。
電動式だとパワー的な課題があるとのアドバイスもあってエンジンを選びました。
これだけの道具があると、山林を切り開き、別荘(小屋だけど)を建てられる気がしてます。
老後に山小屋を自作して楽しんでもよいかもしれません。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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