2015年3月に親が住まなくなった実家の庭の空きスペースに初めてジャガイモを定植してから3年になる。
最初の畑は10㎡もなかったが、樹木の伐採や旧屋解体、粗大ごみの破棄によって開拓を進めたことで、
今では約2アール(200㎡)の菜園が出来上がりつつある。
せっかくの家庭菜園なので無農薬・有機栽培を試みている。
当初は腐葉土などの有機肥料を購入していたが、
今は有機肥料づくりも色々と試している。
即効タイプと遅効タイプ、それと中間タイプを意識して試行錯誤中だ。
①即効タイプはいわゆるボカシ肥。
諸説ある中、米ぬか7+油粕3+EM菌2の配合に水を加え、ビニール袋で1か月から半年発酵させている。
米ぬかは、親戚から購入している玄米を精米した時に得られるものなので無料。
これにホームセンターで購入した油粕とEM菌を使う。
ご存知のように、油粕は窒素成分の比率か高く、米ぬかはリン成分が高い。
葉肥えが前者、実肥えが後者。適切な配合比率は食物によって異なる。
だがそんな何種類も作っていられない。ざっくり平均的に上記としている。
(先々、定年したら比率をいじってみるつもり)
先週袋詰めしたボカシ、総量12Kg。
②中間タイプは、もみ殻を主体に発酵させたもの。
発効促進に米ぬかとEM菌を適当に混ぜ込み、こんな木枠内に仕込む。
だがまだ実験中。
③遅効タイプは、落ち葉や藁など適当に配合して発酵させたもの。
16年秋に仕込んだ落ち葉、と16年秋に仕込んだ中間タイプのもみ殻を17年秋に一緒にして半年たったのがこれ。
先週、袋詰めした。更に発酵を加速させる。
今月末~の夏野菜に使っていく。
そして来年春に使用する予定で遅効タイプの仕込みを行った。
昨年秋に落ち葉をあまり集められなかったので、藁ロールを農協から買ってきた。
2ロールで1080円。ブロックの枠組みの中に入れる。
わずかな落ち葉、米ぬか、EM菌も混ぜ込む。
これで藁ロール一つ。約250Lの枠がいっぱいになってしまった。
もう一つの藁ロールをどうしよかと考えた。
結局ビニール袋を筒状にした中に藁を入れてぐるぐるとひもで縛り立たせた。
そして藁の上にEM菌をばらまき、水をたっぷり含ませた。
藁が飛んで行かないように、上部は半開きにしてある。
さてうまくいくか?これも実験。
④その他
野菜くずをコンポストで発酵させたものも庭すみで作っている。
あとは、固体状の発酵油粕を緊急用に用意している。
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