なんだ、この学問と思った。
高齢者ってなんとなく65歳以上だろうなと思っていたが、
これは国連が60年前に高齢化率の基準年齢を65歳以上としたことによるらしい。
当時の日本の平均年齢は男63.6歳、女67.5歳だったというから、まあ妥当な基準だったのであろう。ところが、みなさんご存知のように最近は男80.8歳、女87.1歳に伸びてるもんだから、65~74歳は準高齢者、75歳以上を高齢者とすべき、、、などと老年学会が提言したという報道があった。この記事を読まれた方も多いだろう。
レムが、へ!?と思ったのは「老年学会」という組織。
学会を名乗るのだから、ちゃんと学問があるの?と思い、調べてみた。
あった。
老年学とは最初は心理学から派生した学問であり、老化について様々な研究をさす。
たとえば、高齢者の健康と福祉や、衣食住、年金などに加え、最近は社会参加とかQOLや成年後見などもテーマとしているようだ。
そして老年学会には、老年医学会や老年歯科医学会などの医学分野の他、老年社会科学会とかケアマネジメント学会や老年看護学会なども加盟してるらしい。
いや~レムは高齢の4人の親の介護問題に直面して四苦八苦してるのだが、こういった問題を学問ととらえて細分化された分野を研究する学会があることに驚いた。
研究材料はいくらでも提供するから、研究ペースを早めてもっと成果を上げてもらいたいな。