成人式と熟年式 | レムの里山紀行

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今日は成人式。

 

我が家の3人の子は成人式は終わているが、お子さんが成人式を迎えた知人も多い。

 

毎年の事だが、新成人らの志をうかがえる報道と、成人とは思えない困った行動の報道があった。

 

同じ人生の節目をどのように捉え、次の人生フェーズをどう過ごそうと考えているのか、同じ新成人でも多種多様である。

 

 

さて、一生のうち節目は何回あるのだろうか?

 

 

人によってとらえ方は違うが、レムは節目は大きく3つあって、人生は4部構成になっているのではないかと思っている。

 

第1部が親の保護のもと、社会に出るまでの準備を行う期間。

 

第2部は社会に出て家庭をもって子供を育てる期間。

 

第3部は子供が独立したくさんの経験を元に人生を成熟させる期間。まさに熟年。

 

第4部は衰えと向かい合い人生を終える準備をする期間。

 

この4部構成の人生はいわゆる「起承転結」にも相当しそうである。

 

 

以前は第1部と第2部の節目として成人式があったはずだが、進学率が高まっている現代において、成人式の時期は第1部の終わりが近づきつつあることを周知し、新成人に自立に向けた自覚を促すセレモニーにも思える。

 

よって現代では、第1部と第2部の節目はおおよそ23歳から20代後半であろうか。

 

そして第2部と第3部の節目は40代後半から50代にかけて、さらに第3部と第4部の節目は70代に到来し、第4部の終幕は80代以降。

 

 

レムの人生に当てはめると、第1部から第3部は四半世紀の25年ずつで、第4部が5~10年程度と捉えるのがレムにとってはちょうど良さそうである。

 

アラフィフのレムは熟年としての第3部へ差し掛かっていて、例えばこの春には次女が就職して親元を離れるタイミングである。

 

人生のハーフタイム、熟年式の到来である。

 

また、レムの両親は75~80歳の間に衰えが進んだ時期でもあり、同じ遺伝子のレムもその頃に熟年でなく、第4部真っ只中だと予想する。

 

 

などと成人式の報道を見ながら夢想した。

 

今夜はカミさんと、熟年式を祝おうかと思う。