三が日が終わろうとしている。
元旦の朝は毎年恒例で家族と食卓を囲んだ。
お雑煮を頂き、お年玉を渡して、今年はどんな年にしたいかを話した。
そして午後から近くの神社へ初詣に出かけた。
風もなく暖かい日差しで助かった。
その後、家族と義母がいる老健に立ち寄ってから義実家に向かった。
義父と集まった義姉弟らと新年の挨拶をかわして、簡単な新年会をやった。
例年と違いは義母がいない事だ。
お正月位、自宅へ外出をさせようかと話してたのだが、歩行に難がある義母が段差ある自宅で転倒したらまずかろうと断念したのだ。
翌二日はレムの両親がいるサ高住へレムの家族と向かった。
途中待ち合わせた実弟と合流した。
サ高住では持ち込んだお茶と菓子で小さな新年会とした。
レムが用意して事前に両親へ届けておいたお年玉が孫らへと手渡された。
その後、レムの自宅に戻り、実弟と杯を交わして新年会をやった。
このパターンは昨年とおなじだ。
違いは甥っ子が受験直前で実弟の家族が来なかったことだ。
5年前までは両方の実家とも身内フルメンバーがあつまり、盛大にに新年会が行われていた。
しかし様々な事情で人が少なくなって来ている。
たぶん遠くない将来、両親を囲む新年会は消滅する。
そして、今後はレム宅での新年会が本流となるのであろう。
実はその兆候が今年あったのだ。
レム宅の新年会に長女の彼がやってきた。
実弟にも紹介した。
父親のレム的には複雑な思いも無くはないのだが、新年の杯を共に交わしてくれた彼の心意気を嬉しく思った。