篆刻作品「燵(たつ)」を彫りました【制作の記録と裏話】 | 音型(おんけい)が彫る

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雨垂れ石を穿つ音型

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今回は、

国字「燵(たつ)」を篆刻しました。


「炬燵・火燵(こたつ)」に使われる字で、

“火であたためる” という意味を持つ、

冬らしい一文字です。

 


■ 「燵」という字について

燵(たつ)は、

こたつに使われる字として知られています。


調べてみると、

こたつにも
据え・切り・大和・電気・掘り・敷き・置き…
など、

いろんな種類があるらしいですが、
正直、

うちにはこたつはありません。

 

理由はひとつ。
 

「あると動かなくなる」(実証済み)。
 

たぶん日本中の冬あるあるです。

 

寒いときは、

風呂か布団に入る派。


最近は薪ストーブが気になっていて、
もし小屋を作ってそこで使えたら…と妄想するだけでワクワクします。

 


■ 今回の彫りで意識したこと

画数多めの字なので、

今回は 白文 で彫りました。

 

布字の段階で薄々気づいていたのですが、
“しんにょう” の位置と全体バランスが本当に難しい。

 

布字では一応まとまった形に見えるんだけど、
実際に石に落として彫り始めると、


やっぱり “布字通りにはいかない” のが篆刻の面白さですね。

 

それでも、

印面にきちんとおさまったので、
最終的には「なんとでもなるだろう」という気持ちで進めました。

 


■ 彫ってみて思ったこと

しんにょうの流れをどう扱うかが、

今回の一番の悩みどころ。


彫っている間ずっと、

線の太さや間の取り方を調整しながら進めました。

 

でも、
布字では想像できなかった線の表情が現れるところこそ、

篆刻の醍醐味。


難しさも含めて、

今回の制作はとても楽しかったです。

 


■ 最後に

冬を象徴するような一文字「燵」。


こたつのぬくもりを想像しながら彫るのも、

なかなか良い時間でした。

 

動画では、
彫り始めと印影を載せていますので、
ぜひあわせて楽しんでいただけたら嬉しいです。


・作品情報

生成AIさんにイメージを作ってもらいました。


旅館ぽいな。
でも、旅館ってこたつあったっけ・・・( *´艸`)