続き。


朦朧とする意識の中で、わらわらと人が集まってくる気配を感じた。


助産師さんが電話で


「じゃあ先生、15分後で!」


と言っているのが聞こえる。


何が始まるか分からないけど、15分も待てないよーーーーゲローゲロー


でも15分後には何かしら動きがあって、状況が変わるのか!?楽になれる!?


と、思ったけどその15分の間も容赦なく陣痛はくるし、はい、おへそみていきんでーーー!!と 変わりなくいきまされた笑い泣き


そしてついに、大好きなU先生登場ー笑い泣き(嬉し泣き)

助けてー

帝王切開してー

(前回帝王切開してくれた先生なので)


と、思ったら会陰切開&吸引分娩でいくことを説明される。


もう、いいです、いいです、なんでもいいんでやってください笑い泣き笑い泣き


「じゃあちょっと麻酔するよー」


チクーッ


「いたーーーーーい」


「切るよー」


ジョキジョキ


「いたーーーあーーーーい!!!!」


「吸引するのにカップいれるからねー。ちょっと痛いよー」


ギュムギュム


「いーーたーーいーーーーーーー笑い泣き笑い泣き笑い泣き


もうね、陣痛の痛みで切られるの分からなかった、とか嘘やん…って思いました。

普通に全部感覚あったし、むちゃくちゃ痛かった。


で、助産師さんが


「じゃあ痛いの来たら、全力で力いれてみよう!そしたらもう出るからね!」


やるしかない。

これで終わるなら、もう痛くてもなんでもやるしかなーい!!


と覚悟を決めて、全力でいきんだ。


2回くらい目玉飛び出るんじゃないかってほどいきむと、メリメリッとお股から何かが出てくる感じがして、陣痛の波が終わった。


終わったーーーチーンチーンチーン


終わったよーーーーーーチーンチーンチーン


その時点では感動とか全然なくて、ただ放心状態だった…。


あ、赤ちゃん泣いた…。


その後、胎盤がずるっと出る感じがあった。


看護師さんがお腹を押すたびに、血なのか羊水の残りなのかがビシャビシャ出る感じがあって、これ大丈夫?と思った滝汗


で、呆然とする中、さらにお股をチクチク縫われる。

これも地味に痛かった…。 


「あーーーいたーいーー」


「あと少しだよ」


「いたたたたーーー」


「これで最後だよ」


「いたーいーーー」


「もう終わるよ」


って!!全然終わらないんだもん!笑い泣き


体感では、30分くらい縫われてました。

どんだけ切れてるの…滝汗



すべての処置が終わると、ようやく赤ちゃんとご対面ラブ

そう!これがやりたかったの!

陣痛でヘトヘトのママの横に、しわしわの赤ちゃん!

1人目の時は、帝王切開で、そんな余裕はまったくなく…写真もとれなかったショボーン

だから、今回は絶対にやりたかった。

赤ちゃんが横に置かれると、自然と涙が。

嬉しいとか感動!とか分からないけど、どんどん涙が出てきてとまらなかった。

とにかく終わったんだ~、っていう安心感と、やっと会えたね、っていう気持ちでいっぱいだった。


旦那と3人で記念写真。

私はひどい顔をしていたけど、大満足でした。笑









後から確認すると、最終的に吸引&鉗子分娩になったとのこと。

赤ちゃんのこめかみあたりに赤い跡が付いてるけど、消えるから心配ない、と説明されました。

男の先生が3人で代わる代わる引っ張って、ようやく産まれて来てくれた。


私は約2リットルくらい出血して、産まれた直後は顔面蒼白だったみたい。


その日の夜、鉄剤注射したけどあまり良くならず、結局2パック輸血しました。


輸血はリスクもあるけど、効果がすごかった!


ガタガタ震えるし、足がザワザワするし、横になってるのにハァハァ息切れする感じだったのに、翌朝には全部なくなってた!

人の血液ってすごいなぁ。

献血してくれた人、ありがとう。





今回、出血が増えたことと、分娩台乗ってからの進みが遅かったことについて、後日助産師さんから説明がありました。

(というか、雑談の中で聞いた)


・陣痛開始~子宮口全開までがとても早かった。

・本来なら、もっとゆっくり時間をかけて開いていくんだけど、促進剤が効きすぎるタイプだったのかもしれない。

・それで、体が陣痛のスピードに付いていけずに出血が増えてしまった。


・分娩台乗ってから、陣痛が少し遠退いてしまった。

・これは何が悪かったという話ではない。


(私がもっと覚悟していきめばよかった?根性たりなかったかな…とこぼすと)


・全然!陣痛が弱かっただけ。これはもう、どうしようもない。すごく頑張ってた!(と誉めてくれた笑い泣き)


・通常、分娩台乗ってからどんなに長くても2時間。でも、2時間はゆうに超えてたし、なんなら3時間かかったので、本当にヘトヘトだったね。

(そんなにアレに乗ってたんだ…。足がブルブルするわけだw)



これでとりあえず出産レポは終わりです。

あとは、次の記事でTOLACについて思うことを書いておこうかな。












7月14日(水)41週5日


続き。


どんどん強くなる陣痛の痛みの中、集中できない要因が1つあった。


…トイレいきたい。


これ、最後まで悩まされた。


陣痛がくると、膀胱が圧迫されるのか、ものすごくオシッコしたくなってしまって。


まだ動けた頃は、陣痛の合間にシャッってトイレにいくんだけど、行っても出ない笑い泣き

なのに、尿意は消えない笑い泣き笑い泣き


そのうち、段々ベッドから降りるのもつらくなり、陣痛がくるとお股を押さえながら叫ぶというなんとも情けない姿で耐える羽目にw


だんだん手が痺れてきて、でもこれ離したらモレてしまう…!と若干パニックに滝汗


「オシッコでちゃうーーー」

「早く導尿してーーーー」

(ナースコール連打)

「導尿まだですか!?!?💢」


って看護師さんにキレてしまった(ごめんなさい)


で、導尿してもらったんだけど、多分そんなに出なかったっぽい。

(音がしなかったので)

でも、看護師さんは


「ちゃんと取れましたからねー!沢山出ましたよ!!」


と言ってくれた笑い泣き

いま思えば、本当に優しい。

安心させてくれようとしてたんだと思う。


でも、結局尿意は消えなくて、その後もずっとお股を押さえながら叫んでたけど。

(そのうち、もうモレてもいいやと思って押さえるのやめたけど、別に何も出なかった)




陣痛室で看護師さんが子宮口を確認。

これ、陣痛中何度もされたんだけど地味につらかった。


私は基本的に、横向きになってベッドの柵を掴んで痛みを逃してて。

さらにその体勢で旦那が腰を全力で押してくれると、ほんの少し痛みがマシになる。

(痛みレベル500→496くらいw)


それなのに、子宮口を確認するときは仰向けにならなくてはいけなくてゲロー


どこにも掴まれないし、腰は押してもらえないし、内診自体も最強に痛かった。




13:00

看護師さんが内診して、どこかに連絡。


「こじろうさん、子宮口ほぼ全開、あと外周(?)だけです」


みたいなことを言ってるのが聞こえた。


「分娩室いきます」


…ついに!!


めちゃくちゃ怖かったけど、早く解放されたくて少し嬉しくもあった。


「車椅子くるからね。…歩いていけそうなら歩いていってもいいよ」


この時、もう本当ーに陣痛がつらくて、車椅子にが来るのも待てなかったし、自分でコントロールできない乗り物に乗るのも嫌だった。


ので、陣痛の合間に鬼の形相で歩いて分娩室まで行った!

歩いた方が、赤ちゃん降りてくると思ったし。



そしていよいよ分娩台へ。


すぐにK先生が来てくれて、内診される。


「うん、いいね。破水させとこう」


と言って、また激痛グリグリゲローゲローゲロー


お股からドロッと何か出る感覚があった。


K先生は看護師さんが


「あれ、先生見てくれるのー?」


と、聞くと


「いや、今から外来だから無理!笑」


と言って去っていった…



で、ここからが長かった…。



人工破膜(破水)が13時。


出産が16時。


子宮口全開から出産まで、実に3時間もかかったのでした…。


これは、後から助産師さんに「長かった!」と言われました笑い泣き




分娩台に足をかけて、痛みが来たタイミングで、おへそを見ながら声は出さずに 息を止めて大きいうんちを出す感じでいきんでみて!


って言われるんだけど、実はこの時いきみたい感じは全然なくて。


うんちが出そうな感じある?


と何度も聞かれたけど、それもなかった。


(でも、ある、と答えれば分娩台にいけると分かっていたので、あるかも、と答えてしまった笑い泣き)


謂われるがままに、下半身に渾身の力を込めてみるんだけど、全然出てくる気配がない…。


1回の陣痛中に2回~3回いきめるんだけど、2回いきむともう足がしびれて全然力が入らない。


そのうち、陣痛が来ていて痛いのか、来ていないけど痛いのか分からなくなって、どのタイミングでいきめば良いのか分からなくなってしまった。


この時点で、疲労困憊。

もう帝王切開にして…と本気で思った。

でも、なまじ帝王切開の経験があるから、ここから切り替えるにしても、①麻酔医に連絡、②

硬膜外麻酔、③手術台に移動、などなど色々手順があるだろうことは容易に想像がついた。


…そんなに待てない笑い泣き笑い泣き


それに、ここまで痛い思いをして、結局帝王切開!?という気持ちもあったし、今回帝王切開になれば、既往2回となり、万が一次の妊娠があったとしても、もはやTOLACは適応外。


このまま下から産むしかないのか。


(でも3人目あったとしても、もう陣痛は経験したくない!どうせ帝王切開になるなら、今回も帝王切開でいいじゃないか!?)


とか、朦朧とする意識の中で言われるがままにいきみながらも、色々考えたのでした。



次へ



7月14日(水)41週5日


深夜2時過ぎ。

中々寝付けなくてウトウトしていた。

なんだかお腹が少し痛い。

前駆陣痛かな?と思ったけど、念のため陣痛アプリで間隔を測る。

この時点で10分間隔。

うーん

しばらく測っていたけど、収まらない。

少し間隔が短くなったような気もする。

うん、とりあえず起きて準備しよう。


病院に行くなら長女を実家に預けなければいけないので、荷物を準備する。

その間にも規則的にお腹がキューッとなる。

これは本物かも…!

陣痛アプリで計測しはじめて1時間経っていたので、病院に電話。

陣痛の間隔などを伝えると、準備して来て下さいと言われる。


いよいよ…!


実家に電話して、親を起こす。

別室で寝ている旦那を起こす。

最後に熟睡している長女を抱っこして、実家へ。


寝ぼけていたけど、すぐまた寝たみたい。


私と旦那は病院へ。


到着すると、すぐに看護師さんが車椅子を持ってきてくれた。

でも、まだこの時点では歩けそうだったので、歩いて病棟までいくことに。


2年前、長女を出産したときと同じ病棟!

懐かしい!


5:00

さっそく、NSTを装着してもらう。


陣痛は7~10分置きくらい。


痛みの強さはまだそこまでではない。


陣痛が来ていても、旦那と話ができるくらい。


看護師さんが時々様子を見にきて、NSTのグラフを見てくれる。


「うーん。すぐ産まれるって感じではないけど…お母さんの気持ちとしてはどう?帰りたい?帰りたくない?」


「帰りたくないです」(食い気味即答)


「そっか。笑   じゃあ、7時になったら他の先生が来てミーティングになるから、それまで待てる?」


「大丈夫です!」


「あと、7時になったら下のコンビニに行って、2人分の朝ごはんを買ってきてください。食べないと、もたないからね!」


(↑この時まで、旦那は自分は病棟内で待てないと思ってたらしく、近くで待機していようかな、などと発言して自爆炎上していた。妻が陣痛で苦しんでるのに自分は優雅に喫茶店にでもいるつもりだったのか!?なんのためについてきた!?)


陣痛がきてると、次の波がくるまでのインターバルが唯一の休憩時間で、時間の流れがとても早く感じた。

すぐに7時になり、旦那が軽食を買ってきてくれたので、陣痛の合間に食べる。

赤飯おにぎり半分と、小さいサンドイッチ2切れ。

これが出産前最後の食事だった。


前日に診てくれたK先生の内診。

これがまた激痛ゲローゲロー

ついでに主治医のM先生にも内診グリグリされた。(多分グリグリの練習させられてた)


陣痛は大体6分間隔くらいになっていて、波が来ると夫に全力で腰を押してもらわないとしんどくなっていた。


でも、陣痛が3分間隔くらいにならないと、まだまだ出産までは遠いとのことで…。


ついに、促進剤を少し使うことに。

促進剤は内服薬で、1時間に1錠ずつ使用する。

TOLACの場合、促進剤を使いすぎると陣痛が強くなりすぎて子宮破裂のリスクが高まるので、様子を見てあまり陣痛が強まるようなら服用を中止して調整していくようだった。

あとは、点滴で入れる促進剤も使えるように、左手にルートを取っておいてもらう。


そこから、地獄が始まったゲローゲローゲロー


午前11時少し前くらいまでは、陣痛の合間にスマホを見る余裕があったけど、そこから先はほぼ記憶がない…ガーン


徐々に強くなる陣痛。


息を吐くことに集中して、痛みを逃していたけど、段々声が出てしまうようになる。


「あーーーーー!!!(息を吐く)」→吸う

「あーーーーーーーーーー!!!!」→吸う

×6回くらい


で、痛みのピークが過ぎ、少し息がしやすくなる…。


インターバルは放心状態で、次の陣痛に備えるチーン


その間、旦那は必死に私の腰を押していてくれたけど、時々遅いのね真顔


「いたーーーーい」


と言った瞬間に押して欲しいのに、ベッドからちょっと離れたところにいたりして、2秒くらい遅いの!

その2秒が耐えられなくて、


「遅いぃ!!!はやく!!!」


と叫んでたww



長くなったので次へ



7月13日(火)41週4日


予定日を12日過ぎても出てくる気配のないベビー。

この日の検診までに産まれていなければ、入院&誘発の予定をたてることになっていた。


いつもは若い先生だけど、今日は産科の部長K先生に診てもらう。


その前にNSTしたんだけど、その時の看護師さんが、「今日の先生ね、ボソボソ~っとしゃべるから、聞こえなかったら、え!?なんですか?って聞き返すといいよ!そしたらちょっと大きい声でしゃべってくれると思うから

ウインク」って。笑

身内をすごいサバサバディスってて笑えた。


確かにめちゃくちゃボソボソ喋る先生だったけど、看護師さんの事前情報があったので集中して耳をすませて聞いた。笑


ベビーは元気で、羊水の量も問題なし。

子宮口は1~3センチ開いてるけど、まだすぐ産まれる感じではない…。

「42週入るなら、やっぱり帝王切開ですか?」

と聞くと、

「赤ちゃんも元気だし、すぐに切らなければならない状況ではないね。もう少し様子を見て、来週の月曜日あたりで入院して少し陣痛誘発してみましょうか。トーラック希望だから、そんなに沢山は使えないけど。それでも出てこなければ、帝王切開も考えなくてはいけないけれど、多分誘発すれば何かしら動きはあるからね。」


とのこと。


私は41週中に出すものだとばかり思っていたので、明日にも入院かなと覚悟していたけど、思わぬ猶予をもらった気分。

月曜日っていうと、まだあと6日もある。


ところで、この日の内診グリグリは、激痛だった!!!

K先生、しゃべりかたはおっとり、ボソボソなのに、内診はほんっとに容赦ないゲローゲローゲロー

叫んだし、腰が逃げてしまった。

結果、出血。

(でもこの内診グリグリが、翌日に繋がることになったのでした…。)


帰る前に、助産師さんが次回の説明に来てくれて、

「結構刺激してもらったみたいだね!痛かったでしょニヤリあの先生の内診、すごく効くからきっともうすぐ出てくるよ!私も41週までいったけど中々産まれなくて、違う病院だったけどK先生に内診して欲しい~って思ったもん!」


と励ましてくれた。


この日はそれで帰宅。

日中は特に変化なく過ごした。


そしてその日の深夜…待ちに待った痛みが!