ネット診察室へようこそ。
Dr.TAKAKOです。
まだまだ寒さの厳しい季節が続きます。
カイロや湯たんぽ、ヒーターが手放せません。
そんな季節に注意して頂きたいのが『低温やけど』です。
低温やけどはその名の通り比較的低めの温度や熱で起こるやけどのこと。
暖房器具など通常なら快適に感じる温度でも、長時間当たったままになっていると低温やけどになってしまう場合があるのです。
全体的な赤い部分は紅斑という状態で「1度熱傷(ねっしょう:やけどのこと)」
中央の部分は、水疱、いわゆる水ぶくれの状態で「2度熱傷」です。
1度より2度、2度より2度の方がダメージは深くなります。
通常、この2度熱傷の部分は、深いダメージのことが多くいずれは「潰瘍」といって、皮膚がなくなってしまった状態になります。
治療は、外用薬が主体となりますが治癒までには、1ヶ月、またはそれ以上かかる場合もあります。
低温やけどの原因はカイロや湯たんぽなど肌に直接接するものだけではありません。
冒頭でもお話しましたが、ヒーターなどの暖房器具に長時間当たっていて起こる場合も多いので注意が必要。
就寝時、ヒーター前でうとうと寝てしまった・・・なんていう場合も要注意。
通常のやけどの場合には「熱い」という感覚がすぐに働きますが、低温やけどの場合はやけどを起こしていることに気がつかずじわじわと進行していくので気をつけましょう。
まだまだ寒さが続くこれからの季節、うっかり低温やけどにご注意ください。
暖房器具が長時間一カ所に当たったままにしないことが最善最短です。
今日も明日も明後日も、
花嫁美肌で毎日を過ごせますように。
Dr.TAKAKO
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