院長が自ら行った最新美容治療体験記 -201ページ目

韓国学会その2

3月15日に行われた韓国の学会は春と秋行われるシンポジウム形式の学会でした。
この学会は国内の学会で国際学会ではありませんので、使用する言語はハングル語です。
私はハングル語はアンニョンハセヨくらいしかできませんので、
当然何を言っているか分かりません。
しかしスライドは英語のものもあるためある程度理解できました。
院長のオバジ・ニューダーム・システム体験記  Return!-ネームタグ
午前中の3題は幹細胞由来の成長因子を使用した若返り治療についてです。
ヒトの脂肪幹細胞や植物の幹細胞由来の成長因子を使用して
シミやシワ、ニキビ跡、発毛の治療を行います。
ダーマローラー、メソセラピーやフラクショナルレーザーを用いて
皮膚にこれらの薬剤を注入します。
これにより成長因子がコラーゲンを合成したり、
メラニンを薄くしたり、毛母細胞の分裂を促進します。
ちょうど当院でも各種成長因子をダーマローラーとメソダームを用いて注入する
新しい発毛治療を始めた矢先でしたのでとても参考になりました。
休憩時間は機械展示を見て回りました。
機械展示は日本と全く同じでたくさんの業者が展示をしていて、
日本でおなじみの海外メーカーのレーザーや韓国製で同じ機能を装備した後発の機器を興味深く見学しました。
その時午前中のセミナーで発表された植物の幹細胞由来の成長因子業者のブースがあり、
ちょうど日本語の分かる方が見えたので詳しく話を聞きました。
B-TCES(ビューティーセス)と名付けられた治療システムです。
院長のオバジ・ニューダーム・システム体験記  Return!-B-TCES
簡単に説明すると
動物は成長が止まると老化が始まりますが
植物は動物とは違い一生の間、成長エネルギーが持続するため
生涯成長を繰り返す性質を持っています。
植物性であるB-TCESは皮膚細胞の活性化を効果的に促進し、
この作用によって皮膚の抗加齢能力が高まります。
B-TCESに使用された活性成分はすべて植物性の成長因子であるためとても安全です。
分子量が小さく、活性化された高い純度のポリペプチド(Polypeptide)であるため
優れた皮膚への吸収力を持っています。

多血小板(PRP)療法は皮膚に注射された血小板が吸収される課程で、
種々の成長因子を生じることでシワやたるみを改善します。
B-TCESは成長因子そのものを皮膚に注入しますので、直接働くことになります。

韓国の学会展示の日本と違うところはその場で購入が可能で、カードでも決済できました。
さっそく興味を持ったB-TCESの4種類の成長因子のキットを3セット購入してきました。
まずスタッフやモニターの方で試して良い結果が出れば、
日本ではまだ行われていないこの治療を当院に導入しようと思います。
ご期待下さい。

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オバジ・ニューダームシステム再開後1週間

やはりスタンダードは連日剥けます。
19日の木曜から今日まで顔に触ると小さな白い皮がぽろぽろと取れます。
今日はコンピュータに向かい4月の学会発表の準備をしていますが、
顔を無意識に触っていて気づいたらズボンには白い粉がいっぱいついていました。
口の周りはこわばっていて大きな口を開けにくい状態です。

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オバジ再開5日目

今日は朝から顔が突っ張っていたのですが、午後からやはり皮がむけてきました。
午後診中は自分の顔を見る暇がありませんでしたが、
診察が終わったあとスタッフから今日はすごいですねと言われ
鏡を見ると顔の表面は白く浮いたうす皮がボロボロと剥がれている状態でした。
土曜日ぐらいまでむけそうな勢いです...
この状態を30倍に拡大できるマイクロスコープで見てみました。

マイクロスコープで見た皮膚の表面(30倍)
反射光で見た写真で、主に凹凸が分かるのですが
皮膚表面は不整で、剥がれた落屑が所々にみえます。
茶色の点は毛穴です。
院長のオバジ・ニューダーム・システム体験記  Return!-09.03.19-2

マイクロスコープで見た皮膚の表面(30倍)
上の写真と全く同じ部位です。
透過光で見た写真で、主に色の変化が分かるのですが
赤くなった皮膚の表面に、剥がれた落屑が白くみえます。
院長のオバジ・ニューダーム・システム体験記  Return!-09.03.19-1

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韓国学会その1

今回の韓国訪問の目的は当院に導入したデュアルイエローレーザーを実際使用している韓国のドクターとの情報交換と、年に2回春と秋に行われる韓国皮膚科学会スプリングシンポジウムに参加することです。
14日の土曜日に3人の韓国のドクターにお会いしました。
韓国においては、デュアルイエローレーザーはプラスイエローレーザーという名称で100台以上が皮膚科、形成外科医を中心に使用されています。
その中でも早くからたくさんの症例をデュアルイエローレーザーで治療しているドクター3人と肝斑治療について意見交換しました。
そこで驚いたのが、どの先生も治療に用いるパラメータ(照射の強さや治療間隔など)が異なっているにもかかわらず非常によい結果を出していることでした。
共通するのは先生自身がデュアルイエローレーザーの特性をとらえ、最も効果の出るパラメータを考えて治療していることです。
この訪問は今後当院でのデュアルイエローレーザー治療に大変参考になりました。

Dr.Lee(まだ新しいきれいなクリニックでした。赤ら顔がデュアルイエローレーザー1回で改善した症例は驚きでした。)
院長のオバジ・ニューダーム・システム体験記  Return!-Dr.Lee
Dr.Kim(彼は病院の皮膚科医で、15日の学会でデュアルイエローレーザーの発表があります)
院長のオバジ・ニューダーム・システム体験記  Return!-Dr.Kim
Dr.Kan(皮膚科医でありながら韓国で3つのクリニックを展開していて、3人の中でも非常に早い時期からデュアルイエローレーザーを使用しています。多くの患者さんの診察の合間での会談でした)
院長のオバジ・ニューダーム・システム体験記  Return!-Dr.Kan

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オバジ・ニューダームシステム再開

更新が遅くなりましたが、3月15日の帰国後、
オバジ・ニューダームシステムをスタンダードで再開しました。
スタンダードは朝はエクスフォーダムを、夜はトレチノインを毎日使用します。

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