院長が自ら行った最新美容治療体験記

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カンナビノイドについて(3)

カンナビノイド欠乏症

カンナビノイドが欠乏すると内因性カンアビノイドが機能しなくなり、種々の疾患の原因になることが分かっています。

 

カンナビノイドオイルが効果を発揮する病気や症状

カンナビノイドは内因性カンナビノイド・システムの受容体と結合することにより、私たちの感覚や考え方を調和および調整するのに役立ちます。この作用を用いて海外では癌、不眠症、さまざまな疼痛、嘔吐、関節炎、てんかん、糖尿病、虚血性心疾患、認知症、自閉症スペクトラム、うつ病、不安障害、統合失調症、炎症性腸疾患、多発性硬化症などの自己免疫疾患といった比較的ポピュラーなものから、原因不明の希少疾患まで多くの病気にカンナビノイドオイルの利用が試みられています。

 

最も研究が進んでいるカンアビノイドのひとつカンナビジオール(CBD)は抗痙攣作用、抗炎症作用、細胞障害の抑制と改善作用、抗不安作用、降圧作用、特定の癌における細胞死を誘導する作用などが知られています。

 

当院で取り扱っているCBDオイル

CBDソフトジェル

1カプセルあたり50mgのCBDを配合

10%フルスペクトラムCBDオイル

 

これらのCBDオイルを摂取することでカンナビノイド欠乏症を改善させます。

 

カンナビノイドについて(1)についてはこちら

カンナビノイドについて(2)についてはこちら

 

 

カンナビノイドについて(2)

内因性カンナビノイド・システムとは

1988年にセントルイス大学のアリン・ハウレットはカンナビノイドがどこに作用するかを調べ、これが後にカンナビノイド受容体(CB1)と判明し、1993年にはケンブリッジ大学のショーン・マンローがCB1に類似したCB2を発見しています。

受容体とは生物の体にあって外界や体内からの何らかの刺激を受け取り、情報(感覚)として利用できるように変換する仕組みを持った構造です。

この受容体にカンナビノイドが結合することで内因性カンアビノイドが機能し、人体でいろいろな有用な働きを呈します。

 

カンナビノイド受容体の分布は?

CB1受容体は主に脳、脊髄、中枢神経系の神経細胞に、中でも小脳、大脳基底核、および海馬に非常に豊富で、記憶処理、運動調節、疼痛感覚、気分、および睡眠に役割を果たすことがわかっています。

またCB1受容体は脳以外にも精巣、輸精管、子宮、肺、小腸、血管平滑筋細胞など様々な臓器と細胞に存在します。

CB2受容体は主に免疫系の細胞とその関連構造に見られ、活性化されると炎症と戦う反応を刺激し、痛みを軽減し、組織への損傷を最小限に抑えることができます。

 

カンナビノイド受容体の分布を示します。

 

内因性カンナビノイドシステムにおいてカンナビノイドが欠乏すると上記受容体への刺激が減少し、種々の病気や症状を生じることになります。

つまりカンナビノイド欠乏症がいろいろな病態の原因になっている場合があるということです。

 

対応する具体的な病態については次回に続きます。

 

カンナビノイドについて(1)についてはこちら

 

 

当院は厚生労働省指定オンライン診療研修を修了しています。#オンライン診療

カンナビノイドについて(1)

カンナビノイド(CBD)は一年草の麻に含まれる成分で104種類の生理活性物質の総称です。

最近の研究で人の体内には内因性カンナビノイド・システムという身体の体調を調節する機能があることが分かってきました。つまり人体内にもカンナビノイドがあり、これが足らなくなったりすると病気や体調不良の原因になり、癌,認知症、糖尿病(2型)、心臓病、自己免疫疾患や、統合失調症、自閉症スペクトラムなどの精神疾患に影響している可能性があると言われています。

たとえば、同じような内因性物質にはビタミンやホルモンなどがあり、これが減少し病気になった場合、合成した薬として補うことで治療に使われています。

これと同じようなシステムが内因性カンナビノイド・システムです。

 

というと最近芸能人が大麻で逮捕されたこともあり、

危険なものという印象がありますが、麻の歴史は古くから人類の生活に役立つものとして使用されてきました。

まず麻は5世紀の中医学の書にまふん(麻蕡)として五臓(肝・心・脾・腎・肺)を調節し、寒気を取る薬剤として記載されています。

現在でも麻子(まし)という生薬成分を配合した麻子仁丸という漢方薬が便秘の薬として使用されています。

一方、麻の負の歴史は大麻です。麻は花と葉に精神作用がある成分(THC)が含まれ、これを麻薬取締法で大麻として規制しているため、麻に悪いイメージを持っている方が多いのも事実です。

 

医療としての麻はすでに欧米では多発性硬化症とてんかんの治療にカンナビノイドを使用した薬が利用されていて、日本でも臨床試験が始まっています。

植物エキスとしての麻は、麻の種子と茎には麻薬成分の禁止成分のTHCは含まれておらず、生理活性物質であるカンナビジオールだけでなく、カンナビノイドが104種類含まれ、その効果は下記の様になっています。

①    体内にある複数の臓器に効果を与える

→内因性カンナビノイド・システムの働きを助ける

②    活性成分の皮膚吸収を改善する

→麻に含まれるテルペノイドがカンナビノイドの皮膚への吸収を高める

③    細菌の防御機能に打ち勝つ

→抗菌剤が効かなくなる耐性菌の出現の予防

 

 

本邦ではTHCは禁止されていますが、このTHCを含まない麻の茎から作られたCBDオイルは栄養補助食品として認められています。

そして医療としては、当院をはじめ全国の医療機関でカンナンビノイドの欠乏から来る諸症状の改善にCBDオイルが用いられ、効果を上げています。

 

実際どのような症状に効果があるかは次回に続きます。

 

院内消毒のHealth Bright Evolution と共に行っている当院の新型コロナ...

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