韓国学会その2 | 院長が自ら行った最新美容治療体験記

韓国学会その2

3月15日に行われた韓国の学会は春と秋行われるシンポジウム形式の学会でした。
この学会は国内の学会で国際学会ではありませんので、使用する言語はハングル語です。
私はハングル語はアンニョンハセヨくらいしかできませんので、
当然何を言っているか分かりません。
しかしスライドは英語のものもあるためある程度理解できました。
院長のオバジ・ニューダーム・システム体験記  Return!-ネームタグ
午前中の3題は幹細胞由来の成長因子を使用した若返り治療についてです。
ヒトの脂肪幹細胞や植物の幹細胞由来の成長因子を使用して
シミやシワ、ニキビ跡、発毛の治療を行います。
ダーマローラー、メソセラピーやフラクショナルレーザーを用いて
皮膚にこれらの薬剤を注入します。
これにより成長因子がコラーゲンを合成したり、
メラニンを薄くしたり、毛母細胞の分裂を促進します。
ちょうど当院でも各種成長因子をダーマローラーとメソダームを用いて注入する
新しい発毛治療を始めた矢先でしたのでとても参考になりました。
休憩時間は機械展示を見て回りました。
機械展示は日本と全く同じでたくさんの業者が展示をしていて、
日本でおなじみの海外メーカーのレーザーや韓国製で同じ機能を装備した後発の機器を興味深く見学しました。
その時午前中のセミナーで発表された植物の幹細胞由来の成長因子業者のブースがあり、
ちょうど日本語の分かる方が見えたので詳しく話を聞きました。
B-TCES(ビューティーセス)と名付けられた治療システムです。
院長のオバジ・ニューダーム・システム体験記  Return!-B-TCES
簡単に説明すると
動物は成長が止まると老化が始まりますが
植物は動物とは違い一生の間、成長エネルギーが持続するため
生涯成長を繰り返す性質を持っています。
植物性であるB-TCESは皮膚細胞の活性化を効果的に促進し、
この作用によって皮膚の抗加齢能力が高まります。
B-TCESに使用された活性成分はすべて植物性の成長因子であるためとても安全です。
分子量が小さく、活性化された高い純度のポリペプチド(Polypeptide)であるため
優れた皮膚への吸収力を持っています。

多血小板(PRP)療法は皮膚に注射された血小板が吸収される課程で、
種々の成長因子を生じることでシワやたるみを改善します。
B-TCESは成長因子そのものを皮膚に注入しますので、直接働くことになります。

韓国の学会展示の日本と違うところはその場で購入が可能で、カードでも決済できました。
さっそく興味を持ったB-TCESの4種類の成長因子のキットを3セット購入してきました。
まずスタッフやモニターの方で試して良い結果が出れば、
日本ではまだ行われていないこの治療を当院に導入しようと思います。
ご期待下さい。

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