サルサバーではお馴染みの、Marc Anthony(マーク・アンソニー)。
でも初心者の方には、「誰それ?」って感じで知らない人も多いかもしません。
かくゆう僕も、サルサの世界にハマるまで、よく知りませんでした。
おそらく、同じラテン音楽の歌手としては、マーク・アンソニーの元妻である、ジェニファー・ロペスの方が有名で、知っている人も多いのではないかと思います。
しかし、サルサ界ではジェニファー・ロペスの曲はあまりかからないけど、マーク・アンソニーの曲は、一晩で1曲は必ずかかるし、場合によっては何曲もかかることがあるくらいの大人気のアーティストなんです。
そんなマーク・アンソニーを、マーク・アンソニーのことをまだよく知らない方のために、熱く彼のことを紹介したいと思います♪
まず、分かりやすくマーク・アンソニーの偉業を数字で紹介しますと、マーク・アンソニーは、2017年までの間に、2度のグラミー賞、5度のラテン・グラミー賞を受賞し、1,200万枚以上ものアルバムを売り上げている、売れっ子アーティストです。
そして、2000年、2002年と2013年には、ソロシンガーとしてトロピカル・ラテン・アルバムの部門の年間最多アルバム売上歌手として、ギネスブックにも認定されている、ラテン界の王様といっても過言ではない男性アーティストなのです!!
他にも、色々と輝かしい経歴の紹介を続けたいところですが、マークアンソニーのすごさはなんといっても、その卓越した歌唱力にあります。
『百聞は一見にしかず』ならぬ、『百読は一聴にしかず』なので、グダグダ綴るよりも、まずは大ヒットした彼の曲を紹介したいと思います!
時系列順で紹介するか、僕の好み順で紹介するか、売れた順で紹介するか悩ましいところですが、彼の最新アルバムの中から、最近サルサバーでよくかかっている曲を紹介したいと思います。
Marc Anthony - Vivir Mi Vida
2017年現在において、おそらく最も頻繁にかかる曲だと思います。
今すぐ聴けない人は是非このブログをブックマークして家で見てみてくださいね!
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この曲は元々は、ハレド(Khaled)というアルジェリアの歌手が2012年にフランスでリリースした「C’est la vie」という曲をカバーしたものです。
「C’est la vie」はアラビア語の曲で、サビがフランス語で歌われています。
この曲はフランス、ベルギー、オランダ、スイスや北欧、東欧などのヨーロッパを中心に大ヒットして約460万枚販売され、2013年にはシングルがベルギーでプラチナシングルとして認定されています。
そんな大ヒット曲のカバーをサルサバージョンにアレンジしてリリースされたのが「Vivir Mi Vida」なのですが、こちらはアメリカやコロンビア、スペイン、メキシコなどのラテン地域で原曲以上に大ヒットしました。
「Vivir Mi Vida」は、2013年にラテングラミー賞を受賞した上、約1年間ずーっとビルボードのラテンチャートでトップ5入りを記録し、サルサとしては史上最高だそうです。
(出展:Wikipedia)
Vivir Mi Vidaが収録されているアルバム「Marc Anthony - 3.0」は、その前のアルバム「Valio La Pena」がリリースされてから、大分長い間ブランクがあった後、2013年に10年振りにリリースされた待望のサルサ・アルバムです。
10年ぶりのリリースであったにも関わらず、マークアンソニーの歌唱力、人気っぷりはまったく衰えていなくて、瞬く間にラテン界で大ヒットの旋風を巻き起こしました。
アルバムの「Marc Anthony - 3.0」は、Marc Anthonyの新アルバムということで、僕は視聴もせずに買ってしまったのですが、他にも良い曲がたっくさん入っていて、超お得な1枚でした。
間違いなく大当たりな一枚です。
今回は、現在大ヒットしているのがカバー曲でしたが、当然、オリジナルで大ヒットを飛ばした曲も非常に多く持っています。
また、過去の曲にも遡りながら、マーク・アンソニーの他の名曲を色々と紹介していきますね!
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